宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

春蘭の花付き株

2010年01月23日 | 古典園芸

写真:雪割草

温室に「雪割草」を入れていたのですが、ちょっと目を離していたらこのところの気温で冬至芽が動き出してしまいました。
既に冬至芽が割れてしまっています。(@_@;)
この「雪割草」は別に交配をかける訳でもないので咲いてしまってもいいのですが、流石にちょっと早すぎるのであわてて暖房も無く直射も当たらない奥の部屋に持ってきました。
ここは普通は「春蘭の花芽付き」を置いて、ゆっくりと咲かせる為の所なのですが「雪割草」の開花を遅らせる為に低温の部屋に置いたというわけです。(^_^;)
寄せ植えしてある「黄エビネ」の冬至芽さえ緩み始めていたのにはびっくりのパパさんなのでしたぁ~。(~_~;)




写真:『御蔵大王』(ニオイエビネ)

これは伊豆諸島特産の「ニオイエビネ」の登録種で、『御蔵大王』という品種です。
一般に「ニオイエビネ」は薄紫色の花弁と白の舌(リップ)を持ち、花型はやや痩せ気味なのです。
そんな中から、花弁の色が鮮やかだったり花型が良い株が選抜されて登録されるのです。
むろんそんな連中は高価になります。
っていう事でなかなか銘品を入手できなかったのですが、まだ小さいのですがこの株をお買い得で入手できました。
この品種は原産地が伊豆諸島のため結構寒がりやさんなので、ちゃんと温室に入れています。
大事にしたせいか新芽もちゃんと出てくれました。
しかも奴に出てくれました!(2本出る事です)(^_^)v
ただそのせいで、各々の芽がすこし小さいのが痛し痒しなパパさんなのでしたぁ~。(*^_^*)



写真:花芽つきの株達

ここは普段使っていない奥の部屋です。
暖房もかけておらず直射も入らない所なので、春蘭の花が咲く春になるまでじっくりと置いておくのです。
とは言っても全ての花芽付き株をそうするわけではなく、品種によって置き場所を微妙に変えているのです。
この辺は各趣味家の“企業秘密”のようですネ。(*^^)v
もちろん駆け出しの私は先輩方の見よう見まねですが、段々と各品種の持ち味を出して咲いてくれる様になって来ました。
コメント (2)
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