宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

定義如来

2014年06月07日 | 雑感

写真:定義如来 山門

正式には極楽山 西方寺ですが、正式名称で呼ばれることはまれで、通常は定義如来と呼ばれます。
当寺には、平重盛の重臣である肥後守・平貞能(たいらのさだよし)が、壇ノ浦の戦い後に当地に隠れ住んだとされる平家落人伝説が残っています。
貞能が安徳天皇と平氏一門の冥福を祈って阿弥陀如来を安置し、また改名して「定義」(さだよし)と名乗りました。
この「定義」を「じょうぎ」と読んで当地では阿弥陀如来を定義如来と称し、当地もまた「定義(じょうげ)と呼ばれるようになったとの事です。
“じょうぎ”と発音すべきところを“じょうげ”とするのは仙台弁の発音特性だからだそうで、国土地理院でも“じょうげ”とふってあるそうです。

この山門の奥に“貞能堂”と呼ばれる、墓所に建てられた旧御廟の鞘堂が有ります。
平成11年の本堂完成に伴って移されたのですが、以前はご本尊もここに祭られていたのでした。








写真:定義如来(極楽山 西方寺)本堂

ここは平成11年に完成された本堂です。
非常に立派になりましたね。

実は横浜から義姉さんが来仙したのでした。
来仙当日はカミさんと二人で秋保温泉で一泊し、翌朝チェックアウトの時間に私が迎えに行ったのでした。
その日は小雨が降るあいにくの天気でしたので、足元の悪い“磊々峡”や“秋保大滝”はスルーして、平地の定義如来まで来たのでした。(^^)
ここに来たら雨もほとんど止んでくれて、ゆっくりと見て歩く事が出来ました。
庭園も見て回ったのですが花菖蒲が見事に…、あれ? 時期的にちょっと早いなぁ、と思ったらアヤメだったのです。
池の傍に植え込んであったのでてっきり花菖蒲と思っちゃったパパさんです。f(^^;)
でもたくさんの花で結構な見応えでした。
コメント
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