
写真:レトロ リグ
御覧の通りにオペデスクの正面をレトロなリグで揃えてみました。
一番最初にKWM-2を何とか使えるようにしたのでした。
これは我が家に来た時はかなりボロボロになっていて結構手こずったのでしたが、何とか部品を入手して動くようになってくれたのです。
どうしてKWM-2(コリンズ全般にですが)の部品って高いんでしょうかねぇ。
一部は米国から送って貰ったものも有ったりして、ショップから完動品を買っても同じ位じゃぁないかなぁ等と思った事も有りますが、自分で弄り回したのはいい経験でした。
KWM-2は修理調整の資料が多くて収集するのもそれほど難航しなかったし、WEBでも色々なヒントが得られたので私程度のスキルでもなんとか修理を終える事が出来ました。
次は100Bラインです。
昨年でしたか、何故かトランシーバーではなくセパレートスタイルでオンエアしたくなったのです。
今回手に入れたのがKWM-2でしたので本当はSラインでとも思ったのでしたが、結構なお値段。(^^;)
そこで仕方なく^^;国産で探してみたのでした。
で思い出したのが100Bラインです。
実は私の開局時のリグが、送信機はFL-20B(10W機)だったものの所謂100Bラインだったのです。
と言う事で探してみたのです。
FR-100B(受信機)はすぐ入手でき、修理調整も済ませて取り敢えず受信が出来るようになったのです。
ところが送信機のFL-20Bが全く見つかりません。
と言う事で100Bラインの名の元となったFL-100Bを探したのですがこれまた難航したのでした。
しかし、なんとか不動のFL-100Bを2台入手して2個一で何とか動くようになってくれたのでした。
次に難航したのがFL-100BとFR-100Bを繋ぐケーブルでした。
と言う事で泥縄でしたが100Bラインの資料を集めてやっとこれも完成したのでした。(^^メ)
当初はこのご時世に60年近くも前の真空管式のリグが実用に成るか…と思っていたのですが流石はコリンズ。
KWM-2は電源を入れて20分も経てばロングラグチューはともかくとして通常のQSOならば殆どQRHは問題無いレベル。
実は心配していたのが、同じく50年物の100Bライン。
しかし、これも電源を入れて30分程以上も経てばショートQSOならば問題のないレベルに収まっています。
これにはちょっとビックリ。
我が国の技術レベルも素晴らしかったのですね。
さて、最後に上段に置いてあるIC-71です。
これはまだ完成していません。
実は“送受信共にOK”との触れ込みだったのですが…。orz
残念ながら終段が機能していませんし受信の方も相当感度が低下しています。
まあ微弱ですが送信しているし、感度は悪いながら受信もしています。
はい、勘違いした私が悪いんです。(-。-)
このリグは今年の楽しみで弄ってやりましょうかと。(*^^)v