写真:水晶寒蘭 青々花
これは大陸産の寒蘭です。
有名なのには杭州寒蘭と言う一群が有りますが、これは某蘭商が我が国に広める際に名付けたとの事で所謂“種名”とは違うようです。
これに対して同じく大陸産の寒蘭なのですが流入経路が違うものが有り、これらを水晶寒蘭と呼び始めたようですが今では厳密な区分は無いようですね。
いずれにしても支那大陸産の寒蘭と言う事で、舌(洋ランで言うリップ)は白くすっきりとしています。
さて、この株は“青々花”と言って、花自身は通常の青花なのですが花茎や子房には雑色がなく緑一色のものなのです。
一般に寒蘭は11月を中心とした初冬に咲くのが普通なのですが、この株は大陸の暖かな地方の産のようで、台湾寒蘭と同じような時期に咲いてくれるのです。
さて今年も正月を前に開花し始めたのですが、どうにも花弁が弱くよれる傾向が有ります。
そこを修正しながら、まずまず見られるように咲かせてお正月を楽しむのです。
(*^^*)
実は昨年株分けをしたので今年は期待していなかったのですが、今年も何とか花を見せてくれました。♪
写真の花はクリームがかって見えていますがこれはフラッシュを焚いたのでこんな感じに映ってしまいました。
(^^;)
本物はきれいな翠色をしています。