宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

春の花たち

2022年03月12日 | 植物系

220311nakafutigoyuri

写真:チゴユリ「無銘 萌黄中透け」

小さなユリの仲間のチゴユリ。

これはそれの葉に斑模様が入った個体です。
これは私の住まいする地区の林の中に自生していたものです。
地植えの株は15~20cmほどに育つのですが、鉢に植えて有る連中は一回り小型に成っています。
どうしてでしょうか?
まあ栽培が下手なのだと諦めています。
(^^;

この葉芸は緑色の葉の中央部が萌黄色に成っているのですが、あまりコントラストが良くありません。
その代わりに柔らかな印象と成って見えて、それなりに鑑賞できています。



 
 
220311nankinkozakura
 
写真:日本桜草『南京小桜』
 
これはいわゆる古典園芸の一部門で、自生している桜草の中から花の形や色の変化した株を選抜し、或いは交配して楽しむ“日本桜草”の品種です。
この『南京小桜』は江戸中期に作出されて、最古参の日本桜草ともいわれています。
 
最近の花は大きく艶やかに成っていますが、この『南京小桜』は名前の通りに小さなかなですが可愛いので愛倍しているのです。
やっと土を切って芽が出てきたところなので開花にはもう少しかかりそうですね。
 
 
 
 
 
220311yukiwarisou
 
写真:ユキワリソウ
 
この時期に成ると地植えの株はまだまだ花を見るのは先に成りますが、室内越冬のユキワリソウ達がそろそろ咲き始めてきます。
古典園芸趣味の私はユキワリソウはそこまで力を入れてはいないものの、春を告げてくれる花の一つとして楽しんでいるのです。
種で増やして花を見る事が容易なので愛好家の方達が新種を作出しようと頑張っておられるようです。
そんな最先端の花には手が届かないので、選抜漏れの株や既に増えて価格が安くなったものを少しばかり育てている私です。
それでもそんな株からの実生が出来るので毎年我が家の新花が咲きます。
でも…トンビにタカはなかなか生まれません。
(^^メ)
 
 
 
 
 
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写真:日本春蘭『紅明』
 
日本春蘭とは各地に産する春蘭の中から花の色や形が変化したもの或いは葉に斑模様が入ったものを選抜したものを言います。
しかし最近は日本春蘭と支那春蘭との交配品種などの人工種や半島春蘭をも“日本春蘭”として流通させるに及んで、春蘭界からは足を洗ってしまいました。
それでも数は春蘭・寒蘭等で80鉢程に縮小したものの、気に入った花を残して愛でているのです。
 
この品種は私が春蘭を始めた頃には相当な価格でしたが、普及し始めた頃に成って頑張って買った品種なのです。
春蘭で気に入って栽培している品種にもう一つ『福の光』と言う品種が有りますが、これは今では全くの入門種と成っていますが、花容は他の追従を許さぬ程のものを持っている…と感じて大事にしています。
コメント
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