写真:日本桜草『南京小桜』蕾
写真:日本桜草『南京小桜』開花
蕾は3月13日、開花は3月18日の状態です。
通常ではもう少し遅い開花なのですが、早めに花を見たいという事で幾鉢かを室内で育ててみました。
と言う事で、期待通りに今満開と成ってくれています。♪
とは言っても小苗なので輪数は少ないですが。
(^^;)
“日本桜草”は我が国に産するサクラソウの中から花色や花型が変化した個体を選抜して楽しむ事から始まり、今ではそんな花々を掛け合わせて新たな品種を作成しているのです。
ただし種としては我が国のサクラソウ限定と言う事で、雑種を認めてはいないようです。
この辺は日本春蘭界が新たな商品を探すあまりに雑種の作成や許容に走ってしまった事とは違っています。
さて、この『南京小桜』という品種は江戸時代からの最古の品種の一つと言われてます。
大きさは標準的なサクラソウよりも一回り小さく、花弁の縁には白く覆輪をかける可愛らしい花です。
現代の日本桜草は花も大きく見ごたえがあり、印象としては艶やかで豪華さを感じるようになってきていますが、私は品種改良があまり進んでいない初期の形の花が好みなのです。
この辺は、もう一つの好きな花である花菖蒲でも言えることで、代表品種たる肥後系よりは長井系が好きだというひねくれジサマな私です。
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