宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

頌春

2019年02月14日 | 古典園芸

写真:大葉恵蘭『金鳳錦』

最初の一輪が開花してから10日ほどで満開と成りました。
株もまだ小さいので輪数はこんなものでしょうか。
でもきっちり今年も咲いてくれたので嬉しいのです。

しかし実の所、なかなか本芸(恵蘭なので、葉に入る斑模様を鑑賞するのが本筋なのです)を見せてくれないのが悩みな私。
(^^;)






写真:春寒蘭(台湾産)『頌春』

春寒蘭とは、春に咲く春蘭と秋に咲く寒蘭との自然交雑と言われています。
花期が違うのになんで?と思われると思いますが他の花等と同様に稀に狂い咲きをするので、そのようなチャンスに受粉したものと考えられています。

この『頌春』は台湾産で、台湾春蘭と台湾寒蘭の交雑と言われています。
さて国産の春寒蘭はなかなか明るい色のものが少ないのですが、この種はかなり鮮やかな色で人気が有ったのですが、台湾産の蘭の人気が落ちているうえに春寒蘭自身の人気も無くなっているので今ではあまり見ることが出来なくなりました。
実はこの『頌春』をベテランは良く“こうしゅん”と発音します。
無論本来は“しょうしゅん”と発音すべきなのですが、何故か蘭界では“こうしゅん”と呼ぶ方が…。
(^^メ)

我家の『頌春』は去年株分けしたばかりなので花が付くとは思っていませんでしたが、なんと今年も花を付けてくれたのでびっくり。
力の無い木(なぜか東洋蘭界では木と称します)についた花なので1輪しかなく且つ形も悪いのですが、今年をきっちりと育ててあげれば来年の花は期待できそう。
( ^ω^ )
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