METライブビューイング
METライブビューイング 2012-2013
9/24(火)、見ました。素晴らしかった ♪ 上映時間:3時間18分
16世紀、北イタリアのマントヴァが、20世紀初期のラスベガスに置き換えられた演出です。
派手なスーツのかっこいいゴロツキどもの中に 何故か場違いのセーター姿のリゴレット。
だからと言って彼らと違う高潔な人物ではなく、同じ穴の狢です。
世間知らずの夢見がちな娘をそんな環境に連れてくれば、困ったことになるのは目に見えている。
そして事件が起こり リゴレットは復讐を企てますが。
刑事コロンボみたいなコート姿のリゴレットも イマイチ。(^^ゞ
パンフレットにあった黒い服の渋いリゴレットの舞台姿を期待したのに・・・。
でも、ホントはそんなことはどうでもいいのです。
私が好きなのは、アリアや2重唱、何よりも緊迫した4重唱です。
歌手たちがインタビューで話していたように、演出も時代設定も関係ない。
甘く美しい声のデューク。
存在感のあったスパラフチーレ。
魅惑的なマッダレーナ。
悲劇へまっ逆さまのリゴレット父娘。
素晴らしい歌と演奏の舞台、十分楽しめました ♪
MET2013 「リゴレット」の雰囲気を You Tubeでみましょう。
《リゴレット》先行映像1/METライブビューイング
《リゴレット》先行映像2/METライブビューイング
《リゴレット》先行映像3/METライブビューイング
METライブビューイング《リゴレット》メイキング映像
指揮:ミケーレ・マリオッティ 演出:マイケル・メイヤー
出演:
リゴレット ジェリコ・ルチッチ(バリトン)
ジルダ ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)
マントヴァ公爵(デューク) ピョートル・ベチャワ(テノール)
スパラフチーレ ステファン・コツァン(バス)
マッダレーナ オクサナ・ヴォルコヴァ(メゾソプラノ)
モンテローネ ロバート・ャ}コフ(バス)
解説: R.フレミング
インタビュー:ルチッチ、メイヤー、ベチャワ、ダムラウ
A.ルイス & J.マッツィ & D.クロフォード
美術 C.ジョーンズ & 衣装 S.ヒルファティー
上映時間 :3時間18分 [ MET上演日 2013年2月16日 ]
参考
・ METライブビューイング 最新情報 「リゴレット」
・ 【METライブビューイング】ヴェルディ:「リゴレット」 Impression