「木島櫻谷-京都日本画の俊英-」 画三昧(えざんまい)に生くる。
泉屋博古館分館 特別展 1月11日(土)~2月16日(日)
出品数 約50件 期間中展示替有り
2/6 寒い午後、行きました。
六本木1丁目の駅を上がると、泉屋ギャラーと博古館分館のある庭園に出ます。
白梅の花が咲いています。
木立の奥が、博古館分館
めも:2014/02/06 CX2 で撮影
中はこじんまりとした2つのギャラリー。
左の部屋は、若い頃から晩年まで、大きな屏風や小品が飾られています。
正面の「しぐれ」 鹿の群れが柔らかい色合いで描かれていて、今にも動き出しそう。
猫や栗鼠、ライオン、写生の技がさり気なくいかされて自然な雰囲気。
右の部屋は、華やかな金地に描かれた花の絵。
チケットにも使われている「柳桜図」の美しいこと。
木島櫻谷は、描き方も年とともに変化していて、それを見るのも面白い。
白い菊の花の ぼってりとした質感。
すすきの根元近くの秋の草花のたおやかな風情。
どれも、惹きつけてやみません。
会場を、何度も行き来して ゆっくり堪能しました。
→ 木島櫻谷(このしまおうこく) Wikipedia