WTA Challenger/Pune

女子テニスファンにはきっと、・・・WTA Challenger・・・という大会は初耳の人も多いだろうねぇ。levieも伊達さんのブログを読んで始めて知ったんだけど、今年から新設された大会なんだそう。女子テニスはランキングが100位以内の選手が主に出場するWTAツアーと、100位以下の選手が100位圏内入りを目指して戦うITFツアーがあるという感じでいいのかな??WTA Challengerというのはその中間に値する大会で、WTAツアーを終えた後にポイントを稼げる重要な大会になっていきそう。昨年まではそれはITF大会が担っていて、伊達さんがフランスの大会で優勝してランキングを大きく押し戻した事を覚えている人もいると思うけど、100位以下の、主にITFを主戦場にしている選手には、土壇場でポイントを大きく伸ばせるかもしれない大会とも言える。で、伊達さんは先週は台北の大会に出場して準々決勝まで進み、今週はインドのPUNEの大会に出場して、今夜決勝戦です!!

昨年優勝したフランスのPoitiersでは1回で負けてしまったけど、そこで昨年得て、今年失った分のポイントをもしかしたら取り戻せるかも～!!さて、インドではWTAの大会はない事もあって、伊達さんも初めてのインドなんだそう。台湾からインドへはけっこうな長旅だったようで、食事や水にも注意して大会に臨んでいたそうです。
インドといえば、随分前に亡くなった叔父が時計工場の工場長としてデカン高原のど真ん中辺りにあるバンガロール（今はベンガロールという表記みたい）へ単身赴任していた事を思い出すな～。
その当時はまだインドは階級制度が厳しくて、調味料が貴重な品だった事や、車には象の糞を塗りたくられたり～という話を聞いたけど、富士山のカレンダーとか、舞妓さんの写真とか、塩や胡椒をレストランやホテルであげると、VIP並みの優遇を受けられたって言ってたな～。←まだ発展途上国といわれていた時代
そのインドは、今や工業の発展が著しい事でも知られるようになっているよね～。
でPuneは、地図上ではムンバイに近い所にあって、デカン高原に位置するマハラシュトラ州で2番目に大きな都市なんだって。←プーネと読むのかと思っていたら、プネーと読むんだそう

って話はまぁいいや（爆）えぇ～と、伊達さんのWTAランキングは11/5付けで146位だけど、せめてオーストラリアオープンにダイレクトインが可能かもしれないランキングには戻したいところだと思う。予選から勝ち上がるのは体力的にはかなりキッツいもんねぇ。←体力の回復は若い世代には適わないし
下位大会のITFだって若くて伸び盛りの選手が大勢いるんだから、その中で勝ち続ける事もある意味ではストレスになるだろうなぁ。けど、それでも五分で十分渡り合える試合が出来る事が凄い。

さて、1回戦は11/5付けランキングが574位のインドの Rishika Sunkaraで、6-0、6-3で危なげなく勝ち上がって、2回戦は199位の中国の Yi-Miao Zhouに 6-4、4-6、6-2で競り勝った感じなのかな??
そして3回戦は日本人同士の対戦で、ランキングが104位から97位に上がった土居美咲を相手に6-1、6-4で封じ込めた感じだったのかな??土居選手の試合はまともに見た事がないのでどんな試合をするのかは解らないけど、来年はもっと上位に食い込んでいくかもしれないなぁ。←要チェックかも
そして昨日の準決勝は、いつの間にかランキングが154位に下がっていたタイのTamarine Tanasugarnでした。タナスガーンといえば、一昨年の大阪のHPオープンだったかな??決勝で当たって惜しくも負けているんだけど、伊達さんの現役復帰後はなぜか分が悪い相手なんだよねぇ。昨夜はライブスコアをドキドキしながらスマフォで見ていたんだけど、なんとか6-4、5-7、6-4で一矢報いたという感じかも。

そして、現地時間で確か18：30頃～、なので日本時間で今夜遅くに決勝戦だったと思うけど、相手はランキングが156位のウクライナの18歳の若手：Elina Svitolinaだそう。伊達さんとはランキングが拮抗してて、実力はおそらく五分と五分だと思われる。もしも伊達さんが優勝したら、ランキングは110位くらいに戻せるから、今後の弾みにもなると思うし、全豪オープンのダイレクトエントリーがギリギリで可能になるかもしれないから。準優勝だったら120位くらいかな??そこだと予選からのスタートになるだろうから厳しくなるだろうしなぁ。
体力的には不利かもしれないけど、経験地では余裕で勝っているんだし、チャンスは必ずあるだろうし、できれば優勝して欲しいなぁ。