きのう何食べた？:第2話

先週金曜夜(AM0:12)からテレ東で始まった…きのう何食べた？…の第2話を見終えたぁ。ふっふっふっ…、期待通りの面白さにホッとしたけど、初回の逸話(話の挿入)は、1巻～5巻に収録されているシチュエーションを部分的に拾って綴ったモノだったね～。コミックスの実写ドラマ化は…、主要キャスト、及び、脇を固めるキャストの配役によっては原作の雰囲気をぶち壊してしまう事も少なくないけど、第1話を見た限りではけっこう忠実に再現されていると思った(微笑)西島さんの感情をあまり顔には出さない真っ直ぐさはやや固すぎる台詞回しのようにも思ったけど、ホントにシロさんッポイ(ポッ←なぜ??)内野さんは初回ではまだ弾けきれていないようにも思えたけど、ケンジ役を楽しんで演じて下さっているいるように見えたな～(微笑)そして昨夜の第2話、楽しみにしていた…スイカ…の逸話←佳代子さんとの出会い→がついに出た～(笑)原作を知らない人には大袈裟に映ったかもしれないけど、ホントに原作通りで爆笑しながら見れた～(微笑)なんか、出演してる皆さんが、原作の雰囲気や登場人物の絵柄の表情まで汲み取って演じてくれているようで、本当に嬉しい～。1話のチョイ役で出ていたスーパーのレジ係りの女性もそのまんまな感じだったし、シロさんの職場、ケンジの職場の人も、けっこうピタッと原作の人物像にはまっている感じだったし、こりゃぁ1話たりとも見逃せない‼(微笑)

しかしぃ、すっごい上手に原作の1つ1つのシーンを繋げてるなぁ…。原作では違う話(回)の1コマだったりするから…え～!?ここでそれ??…って言うまさかな挿入が随所にあるんだけど凄く新鮮(微笑)昨夜は真っ直ぐで生真面目でやや堅物クールなシロさん:西島さんと、感受性が強くて正直でおおらかな優しい性質のケンジ:内野さんの～、性格的な対比も見事に映像化されていたと思う。
それにしても内野さん…、“仁”や“臨場”での男臭い硬質な雰囲気が全く無いこの役柄でも全然遜色無く演じているのはちょっと凄いかも(ポッ←バカ)…きのう何食べた?…を初めて見る人には、2人の関係はアンバランスで常にシロさんが優位にあるように見えてしまうかもしれないし、倦怠期の恋人同士で脆いモノにも見えるかもしれないけど、2人の距離感は接近しすぎず離れすぎず、互いを尊重しつつ自分の領分を保つ、その微妙で絶妙な心の間合いで成り立っているとも言えると思うなぁ。恋人同士の男女間、長年連れ添う夫婦間で、そんな間合いを取れている人って意外と少ないんじゃないかな??って思う。

この漫画の凄い所は、現実の日常生活を丁寧に切り取っているところかな…。ドラマ映像でも今の所はかなり丁寧に作り込んでいると思う。原作ではゲイ友になった小日向と航が時々出てくるんだけど、ちょっと前にテレ東のオフィシャルを見たら配役には入ってなかったから、ドラマ化ではあえて外したのかと思っていたら…、次回の第3話から登場する事が解って一安心。それならより現実の日常感が際立っていく事間違いなし。ゲイのマイノリティな側面、シロさんとケンジの職場の人間模様とか、シロさんと両親の関係性なんかも描きやすくなるだろうな。小日向役には、もしも登場するなら宇梶剛士さんがピッタリかな～って思っていたんだけど、発表された配役は山本耕史さんだった。ん～、ちょっと原作のイメージからは遠い気もするなぁ。相方の航くんに溺愛気味に接する、やや気が弱い年上彼氏役をどんな目線と表情で演じてくれるか…、かな。目力って消せるのかなぁ??まぁ見てのお楽しみかな(微笑)

昨夜はシロさんのスイカを食べるシーンが爆笑モノだったけど、イチゴを煮てジャムを作るシーンも良かったな～。原作では料理するシーンとレシピが必ずあるんだけど、映像で調理シーンが見れるのもいいなぁ。そして主演2人が、日常を逃避するように美味しそうに食してホッコリするトコにも味があるんだよねぇ(微笑)これまでに掲載されたレシピを再現してみた事はまだないけど、ドラマで再現されて美味しそうに食べるシーンを見たら、作ってみたくなるかもしれないなぁ。←ちょっとコミックスをチェックしてみるかな
さて、初回の視聴率はAM0:00を過ぎてからの放送にも関わらず3％を越えていたそう。口コミで評判が上がれば倍以上の数字を取れるかもしれないな～。今はタイムシフトで見る人も多いだろうから、相当な視聴率を見込めるかもしれない。その動向も気になるな～(微笑)

あっ、シロさんの性癖にどう接していいかを悩む両親役は、梶芽子さんと志賀廣太郎さんだったんだけど、志賀さんは体調不良で降板されて、その代役は田山涼成さんになったそう…。さっきネット配信記事を読んだんだけど、脳の緊急手術をしたそうで…、脳梗塞の一歩手前だったとか…。小脳出血を起こしたlevie母とは疾患の質が違うし、TVドラマでお見かけするだけで知人でもなんでもないけど、なんかあまり他人事には思えないなぁ…。身体に麻痺が残らない事を祈りたい…。きっと途中降板はさぞかし無念だと思うけど、代役の田山さんにとっても複雑な思いがあるかもしれないなぁ…。でもきっと、スタッフや出演陣の皆さんが、そんな心の襞も汲み取って、素晴らしい内容に気持ちを注いでくれると思う。
早く回復して再び何かのドラマでお目にかかれますように…。