偽装の夫婦＆エンジェルハート

TVドラマ化の発表があってから楽しみにしていた・・・エンジェルハート・・・が10/11の日曜日～、番宣で見て面白そうだな～と思っていた・・・偽装の夫婦・・・が10/7の水曜日～始まった。エンジェルハートは主演の冴羽獠役の上川隆也がけっこうはまっている感じだったかな。1話で色々な情報を説明するには無理があるから、大きく省いたり複数のエピソードをくっつけるのは仕方がないと思うけど、しょっぱなで占い師の麗泉が早々と、全く違う形で登場したのはやり過ぎじゃないかなぁ??今後の展開もこの調子で大きく壊されるとコミックスのファンからは総スカンを食らうんじゃないかと思う。香瑩（シャンイン）役の三吉彩花は100歩譲ってまぁいいとして、槇村香役の相武紗季は個人的には違和感があるんだよなぁ。若すぎる気もするしイメージが全然違うし。野上冴子役の高島礼子もちょっとイメージとは遠いいんだよねぇ。劉信宏（リュウシンホン）役の三浦翔平は～まぁいっか（微笑）ファルコン/海坊主役のブラザートムは意外にいいかも。ってわけで、既に漫画とは別物として、それなりに楽しめればいいかって感じになってしまっている。

主要等人物としては、中華料理店の陳侍従長がクレジットされていないのがちょっと残念だな。もしかしたらポッと出するかもしれないけど、シャンインとシンホンが属していた暗殺部隊にも大きく関わる人物だけに、キャストに入っていないのは後々で痛い事になるかもなぁ。
コミックスの初期のエピソードもたくさんあるから、どれとどれをどう繋げて描くのかは楽しみではあるけど、不安材料の方がちょっと大きいかな。シャンインの過去とか、移植された心臓：香との脳内交流のようなものも交えるんだろうから、映像化はけっこうデリケートで苦労も多くなるだろうし～、エンジェルハートの原作を読んだ事がない人には理解できない部分も出てくるかもしれないな。

エンジェルハートの2話以降は、あまり期待せず、単に見届けるような感じになっちゃうかなぁ??
コミックスと比較するのも変だしなぁ。できればミキにも登場して欲しいし、カメレオンのエピも一つくらいは見てみたいと思ってたけど、そこまでは期待できそうにないなぁ。できればコアなファンの期待を裏切らないような～展開で、新宿の街を余す所なく映し出して欲しいなぁ。

さて、偽装の夫婦、脚本が遊川和彦で、かつての天海祐希主演の・・・女王の教室・・・をちょっと彷彿させるような～感じもあり、・・・家政婦のミタ・・・っポイ雰囲気もチラホラある感じ??二面性の仮面がちょっと面白くもある内容にはなっているかな～。陽村超治役の沢村一樹の二面性はまだイマイチな感じ（微笑）
なんか、突如エキセントリックになって発する・・・おねぇ言葉・・・がしっくりこないんだよねぇ。まぁ仕方がない所ではあるんだろうけど、まだ殻を壊しきっていない印象だな～。そもそも、おねぇ言葉にしなくてもいいと思うんだけど、それじゃ視聴者にゲイ役というのが伝わらないからそうしているのだろうか??
佇まいとか、雰囲気で、そっちの人って解る人には解るモノではないのだろうか??と思うんだけど・・・。
まっ、どうせなら、極端にオーバーアクションした方が面白くはなるって事かな??

こちらの助演陣は、キムラ緑子、佐藤二朗、坂井真紀、内田有紀、っと、曲者個性派を揃えているから、主演二人とのカラーの対比も面白くなってるね～。母親役の富司純子もコメディエンヌな演技でアクの強さを出しているけど、なんだか裏がありそうな感じだなぁ。←本当は死期が近くないんじゃないの??
いろんな意味で二転三転がありそうで、楽しみなコメディドラマになっていると思う。
3話目で結婚書類を役所に提出するみたいで、その後のドタバタ展開に期待かな～。
何と言っても、不適な安い微笑みの裏にある、心の中の本音の腐れ加減が面白い。そんな所が面白いと思ってしまう自分の心の腐れ加減がまた・・・、アウトデラックスだったりするよなぁ（苦笑）

あぁそうか、このドラマ、本音を言う事の大事さも内包しているって事になるわけか（爆）そうだよなぁ、正直に本音をぶつけて初めて、本物の関係性になるんだもんなぁ（微笑）