Medibank International Sydney

ニュージーランドのオークランドで1/4から開催されていた・・・ASB Classic・・・でも、快進撃を続けていたクルム伊達公子さんの勢いを止めたのは、昨年のバリの大会に続いてまたしても、一緒に練習もしている若い伸び盛りのYanina Wickmayer：ヤニナ・ウィックマイヤーだった。伊達さんが自身のブログでも書いていたと思うけど・・・合わせにくい・・・みたいで、これはもう天敵ですねぇ。たぶんヤニナはトップ10に食い込む勢いがある巧いプレーヤーで、なかなか自分のペースに持っていけなかったって事なんだろうと思うけど、もしも切り崩し方が見えてきたら、伊達さんのランキングは、間違いなくトップ30、いやトップ20を射程距離に捉えて上がって行くだろうなぁ。けっこうタフな試合をこなしているようなので、怪我やスタミナも心配ですが、大事を取って休む時は休んで、ここ一番の大きな大会で実力を見せつけて欲しいと思います!!

さて、伊達さんは、・・・ASB Classic・・・の準々決勝で退敗したその日、すぐに飛行機でオーストラリアのシドニーに飛んで、翌日の1/8から予選が始まった・・・Medibank International Sydney・・・に参戦してます。確か時差2時間って書かれてたと思うけど、休む間もなく試合というのはホントに大変な事だよなぁ。身体が鈍り過ぎているlevieにはその大変さは想像すら出来ない（爆）

・・・Medibank International Sydney・・・はWTAのプレミア大会で、本戦は、ランキングが30位くらいの選手まではストレートインで、本戦には予選勝ち上がりが6枠ありました。
世界ランク69位の伊達さんは、予選は第10シードだったんだけど、伊達さんよりもランキングが上の選手9人を含めた48人で、本戦出場6枠を争う、かなりシビアなものかな～。
当然、トップ30の選手に勝つ事だってあるだろうし、100位の選手に負ける事もありうるんだし、予選は、実力が拮抗している選手同士のタフな戦いと言えるかもしれないなぁ。

さて、予選の結果を先に書いておくと、見事に突破して、明日から本戦に出場です!!
予選の1回戦は、世界ランク82位のクロアチアのPetra Martic：ペトラ・マーティクで、第1セットは6-7で取られたものの、第2セットは6-3、第3セットは6-2で逆転勝ち。
予選の2回戦は、世界ランク94位の台湾の Kai-Chen Chang：カイチェン・チャンで、第1セットは3-6で取られちゃったけど、第2セットは6-2、第3セットは7-5で、こちらも逆転勝ち。
そして本日の予選3回戦は、世界ランク95位のオーストラリアのAnastasia Rodionova：アナスタシア・ロディオノワで、第1セットは2-6で取られ、第2セットは6-3、第3セットも6-3で逆転!!

台湾のカイチェン選手との第3セットはヒヤヒヤだったぁ～。放送を見たわけじゃなくて、いつものようにライブスコアの動向を、ドキドキしながら見守っていたんだけどね（笑）今日の試合は、第2セットからはいい調子でスコアを伸ばして行ったので、危なげなかったと思う。
明日の本戦1回戦は、世界ランクが20位のロシアのNadia Petrova：ナディア・ペトロワだけど、オークランドの2回戦では、世界ランク19位のフランスのVirginie Razzano：ビルジニ・ラザノに3-6、6-3、6-2で逆転勝ちしてるから、絶対にチャンスはあると思います。
第6コートだったかなぁ、4番目に試合が組まれているから、早くて16時、遅いとしたら17時～18時に試合が始まると思います。一応、Medibank International SydneyのDraw表インフォのページを貼っておきますね。ライブスコアを見ながらドキドキして応援しませんか（微笑）

あっ、そういえば、シュティフィ・グラフのサイトを見たら、ハンソルで伊達さんが優勝した事を書いてました。2008年に東京で伊達さんとエキシビジョン・マッチをした事も書いてたな～。
あの試合の後に、伊達さんは復帰を決意したみたいで、グラフとナブラチロワには現役復帰報告をして、何かを相談していたのかもしれないねぇ。そのページも一応貼っておくので、興味のある方はどうぞ→CONGRATULATIONS TO KIMIKO DATE KRUMM←当然英語です