日々Change。今日の怒りも、恐れも、悲しみも、明日は夢と希望と喜びに。

少々高くても、日本の商品を買いましょう。力を合わせて日本の復興のために。

凄い発言力やな。説得力やな。

2011-10-26 16:58:47 | 自分が思う事、言いたい事!
中1が書いた作文「原発はいるか、いらないか」
君を日本の内閣総理大臣に任命する。桃旗


こんなこと…ね。この中の動画の話を聞いてると東電に殺意が湧いてきます。
池田香代子さんのブログ「原発てんでんこ?」必読です!

どうなんだ。どうなってるんだ。 
東電社員は本当に日本人なのか、人間なのか。

北杜夫さん。どくとるマンボウ天国旅行記、読めたら良いな。

2011-10-26 01:58:19 | 読書・映画・テレビ
北杜夫さんが亡くなった。

読書が苦手な僕に本への興味を持たせてくれた功労者。
僕が最初に好きになった作家だったと思う。と言うより唯一読んでいた作家。
今も続いているが、好きになると続け様にその作家の本を読みたくなる。
どくとるマンボウシリーズは沢山読ませてもらった。

本について語ると、
本には無縁のような家庭で育った。
後年父が自分がはまっている精神修行の先生の本を読んでいたことはあるが、
両親とも当時、本を読んでいるのは見たこともない。
◯◯画報とかアサヒ◯◯と言うような、写真が載った大きなサイズの雑誌は
あったような気がする。

漫画ではあるが週刊マガジン、週刊サンデーを読み出したのが小学6年生のころ。
両誌ともこの頃創刊した筈だ。当時は月刊だったかも知れない。
お小遣いのなかった僕には買えず、友人の買ったものを読ませてもらっていた。
当時は回し読みの方が多かったと思う。
僕の兄弟は男の子5人で、駄菓子をのぞけば、4番目の僕は初めから
ものを買ってもらうと言う発想自体思い浮かぶこともなかった。
貧しいと言うことはないが、(実際、小さくても縫製工場をやっていたから)
長男次男のお下がり的な発想しか、親にもなかったんだろう。

そんな漫画をちょっと読んでいた時代に、図書館で借りた(強制的だったと思う)
小説としては海底2万マイル(海底二万海里だった?)を読んだのが最初かな。
正確に言えば、途中で投げ出さずに最後まで読んだ最初の小説。
 たしかこの表紙の本だったと思う。

その後、中学低学年のころにおそらく長男が買ってもらったのか記憶にないが、
「世界の旅」(??)と言うタイトルだったと思う。
8巻ぐらいの立派な全集が知らぬ間に棚に飾ってあった。
どうしてこんな文字ばかりの本を、僕が読み出したのかはわからないが。
夢中で読んだ。おそらく旅行記で僕の好奇心にはまったのだろう。

当時では知ることのない、海外の紀行を色々な作家が書いたものだったと思う。
(何年か前、懐かしくて、実家の倉の2階にあったのを記憶していたので探したが、
兄が処分したようだった。古本屋でも見つからない)

その中に、北杜夫の旅行記があった。「どくとるマンボウ航海記」。
実は、その全集を読んだ以外は本はあまり読まなかった。
どくとるマンボウシリーズを読み出したのは高校生になってからである。
名前も好きだったが、本に紹介されている顔も優しそうで品があって好きだった。
おまけに斎藤茂吉の子供で、精神科医の医者。渡航経験する冒険心も含めて、
ミーハーな僕は海外のあこがれと一緒に、北杜夫に憧れた。

 当時の表紙と違うなあ。

二十歳頃以降、北杜夫さんの本を読んだこともないけれど、
感傷的な気持ちでいっぱいだ。
初めて夢中で読んだときの気持ちは忘れません。
天国の旅行記をいつか読ませてください。
                       合掌