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嶺北ビーフ知ってますか? 仁淀川(高知)の妻の実家に行く。

2012-08-27 08:03:23 | グルメ
昨日、日曜日、朝11時に妻と高知に向かって出発した。

今回の実家行には私にとって一つ楽しみがある。
嶺北ビーフを食べること。
数年前実家の近くに何か面白いものはないかと探していて
嶺北ビーフ(土佐牛)を知った。

和牛は、日本固有の肉用牛で、品種ては黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種の4種類がある。それぞれにルーツや改良過程が違う、中でも黒毛和種はほぼ全国的に飼育されている。他の品種は地域や頭数が限られ、地方特定品種と呼ばれている。

褐毛和種は熊本系と高知系に分かれ、前者は北海道や熊本県で飼われている。後者は高知県のみで飼われ、土佐褐毛牛(とさかつもうぎゅう)、土佐赤牛などと呼ばれている。

特徴は、皮下脂肪が薄く可食部分が多い、霜降りが適度に入りヘルシーで、赤肉部分に旨味がありのどごしの風味がよい。ということらしい。


特にこの和牛4種の中でも、土佐赤牛が一番少なく
希少種なのだ、これは食べてみたい。
と言っても松阪牛にしろ値段が高くそう食べられない。
それに、都会の高級店に卸され、地元ではあまり売られていないという。

ついでにいろいろ見ていたら、実家から30分ほどの
道の駅に唯一、嶺北ビーフを使った牛丼を出している店がある。
牛丼なら安い、850円とある。
他にもカレーライス、肉うどんにも使われているらしい。
他に肉はインター近くのスーパーで唯一、売られているとか。

1年近く前、この情報を得てやっと今回食べられるチャンスが巡ってきた。

車はすいていて快調に中国道、山陽道を進んでいく。
瀬戸大橋でもお天気がよく、きれいな瀬戸内海が見渡せ、
先日ウオーキングで見たばかりの讃岐富士が近づいてくる。

四国に入っても車は快調に進む。
お昼に牛丼を食べるのに我慢しているが、
出発が2時間近く遅れてお昼の時間を大きくオーバーしている。
何か軽く食べるものはないか。
休憩に入った豊浜SAで讃岐うどんの試食があった。
ちょうど小腹を満たすのにいい分量、ありがたい。
それにだしの味がおいしい!

とっても、幸せな気持ちで先を急いだ。
いつもなら、高速は仁淀川近くのインターで降りるのだが、
高知に入ったすぐの大豊ICでおりる。

インターで降りたすぐ前にショッピングプラザおおとよ」があった。
肉売り場を見てみると嶺北ビーフがない。
店員に聞くともう置いていないという。高くて売れないのか。

がっかりして、牛丼を食べに道の駅に向かう。
まさか牛丼も販売していないのでは?と気をもむ。

途中に嶺北ビーフ販売の看板が?あれれ?
私の情報が古いのか、結構売っている所があるではないか。

インターから15分ほどで、「道の駅 土佐さめうら」に着いた。
立派な木製の「与作」と言う看板が出ている。
お店もきれいで、木を使った装飾が特徴のようだ。

待ちに待った牛丼。(例によって写真を撮り忘れたのでHPより)
味は?う~ん、うま味たっぷりの油が感じられる、柔らかーいお肉。
ただ……、牛丼用とはいえ、量はそこそこあるのだが、
薄い、とにかく薄い。



言わなくても汁だくで、薄いがゆえに汁の味が勝って…。
味付けが…、僕には少し甘さが強すぎる。
それでも嶺北ビーフのうまさは感じる。

その道の駅で嶺北ビーフの焼肉用の肉が売られていた。
やっぱり、結構なお値段がするので買うのはやめた。
この四国の山間でこの値段のお肉が売れるのか。
スーパーのの販売を辞めた理由が僕の行動でもわかる。

4時過ぎに僕には久しぶりの妻の実家に着いた。
さ~、シャワーしてビール飲も!

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