先日のブログ(山野井泰史、妙子、木本哲。オルカに挑む。)の続き
僕は50代に山のクラブに初めて入った。
一通りの練習をしたけれど、その中でもクライミング。
僕の中には相反するものがある。
高いところは大好き、でも、結構高所恐怖症気味。
高いところから見るのは大好き。だから、
飛行機も必ず窓側席をゲットする。
ニューヨークでも真っ先に行ったのがエンパイアステートビル。
高所の吊り橋なども歩いて見たがる。
でも、それは僕が見て安全が保障されている場合に限って。
ビルの屋上も好きだけど、柵の格子の幅が広かったり、
吊り橋などの足場や横の隙間が広かったり、
ガラス貼りで安全と解っていても、
このガラスが割れたらなど、イメージでも恐怖感を感じてしまうと、
途端に震えだし、立っていられない。
僕を知る山の仲間は意外と思うかもしれないが、
(ながく、クライミングの練習には参加しないから)
クライミングを嫌いと思っているが、実は嫌いではない。
だがやはり、クライミングの場合は不安が先に立つ。
それでも、関西でクライミングをする有名な岩には
一時期、ほぼ、すべてチャレンジして登っている。
一度、クライミングの得意の人と二人で行った時に、
簡単な(している人にとっては)オーバーハング気味の岩に
チャレンジして落ちた。
ほんの少しの距離だが、結構トラウマになった。
体重も重いこともあり、
体を持ち上げるのには筋力がないのも問題だ。
そして、誰にも話していないが、僕がやらなくなったのには
やっぱり無理だと思った、もっと大きな理由がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/3b/7cd21ee7e829c3431c5c474e615bab67.jpg)
プラスティックのブロック。
最初のデザイン会社に勤めた時に、
会社ではこのおもちゃを入れるパッケージのデザインをしていた。
新人だった僕はブロックの完成品を写真に撮って載せるためや、
販売店(百貨店など)で店に飾る完成品のサンプルを毎日作らされた。
例えばこんな感じ
僕は初めて自分の指先が、
固く尖ったものを触るのが大嫌いであることを知った。
そういえば、六角ボルトのネジを回すのがすごく苦手だった。
話を聞いて、そんな遊びみたいなことを仕事でできるなんて
すごくうらやましいと友達には言われたが、
僕にはすごく苦痛な仕事で嫌でたまらなかった。
そして、クライミングはまさにこの指先がすべてなのである。
これが僕をクライミングを敬遠させる最大の理由。
簡単に血がにじんでくるのである。
あまりしないから、余計に指先の皮が軟らかく、痛点が敏感なのだろう。
これが「カチ」
※他のHPから借用させていただきました。すみません。
この指先の感覚、痛くてものすご~く苦痛だ。
このブログの山野井夫妻の本を読んでいると
凍傷で切断した指の根元の皮膚から血が出たり、
裂けたりして、グリップした岩肌に血の跡が・・・とある。
この鍛えた人たちでさえ、指先が傷だらけなのだ。
自分の体重をこの指先ひとつで支えるわけだから、当然なのだ。
ちょっと、感動した。
クライミングをまたやってみたい、でもやはり僕には無理だ。
ちなみにクライミングで岩をグリップする方法はこんなにあるのだ。
カチ(クリンプ)
狭いホールドに4指を立てて、親指を上に添えるように持つ方法。上の写真がカチ持ちです。
パーミング
指のかけることのできない、丸いのっぺりとしたホールドを、手のひら全体の摩擦を得るように押さえつけて保持する方法。 こういう持ち方をするホールドをスローパーとも言います。
ラップ
ノブホールド(ドアノブのような出っ張り部分のあるホールド)を手で包むように持つ方法。
ポケット
穴状のホールドに指をかけ、ひっかけるように持つ方法。多く指をひっかけた方が、力も多くかけられる。
ジャミング
岩の割れ目のような部分に、手を差し込み、ねじったり広げたりして保持する方法。人工壁では、稀なケース。
ガバ
丸くて大きめのホールドで且つ、つかみ易いホールド(主にジャグ・ホールド)をガバっと覆うようにひっかけて持つ方法。
ピンチグリップ
親指と4本の指ではさむように持つ方法。
アンダークリング
下向きのホールドを持つ方法。手のひらを自分の方向に向け、親指はホールドの外に。足をあげ、体が上がるにつれて安定していく。
サイドプル
横向きのホールドを、ブラ下がらずに横に引くようにして保持する方法。
ガストン
斜め内側を向いているホールドを、肩を入れて斜めから押し上げるように保持する方法。
オープンハンド(タンデュ)
指を伸ばし気味にし、指先でかけるように持つ方法。親指をホールドの側面に当てることができる場合は、より安定する(これをセミアーケとも言う)。
※他のHPから借用させていただきました。すみません。
僕は50代に山のクラブに初めて入った。
一通りの練習をしたけれど、その中でもクライミング。
僕の中には相反するものがある。
高いところは大好き、でも、結構高所恐怖症気味。
高いところから見るのは大好き。だから、
飛行機も必ず窓側席をゲットする。
ニューヨークでも真っ先に行ったのがエンパイアステートビル。
高所の吊り橋なども歩いて見たがる。
でも、それは僕が見て安全が保障されている場合に限って。
ビルの屋上も好きだけど、柵の格子の幅が広かったり、
吊り橋などの足場や横の隙間が広かったり、
ガラス貼りで安全と解っていても、
このガラスが割れたらなど、イメージでも恐怖感を感じてしまうと、
途端に震えだし、立っていられない。
僕を知る山の仲間は意外と思うかもしれないが、
(ながく、クライミングの練習には参加しないから)
クライミングを嫌いと思っているが、実は嫌いではない。
だがやはり、クライミングの場合は不安が先に立つ。
それでも、関西でクライミングをする有名な岩には
一時期、ほぼ、すべてチャレンジして登っている。
一度、クライミングの得意の人と二人で行った時に、
簡単な(している人にとっては)オーバーハング気味の岩に
チャレンジして落ちた。
ほんの少しの距離だが、結構トラウマになった。
体重も重いこともあり、
体を持ち上げるのには筋力がないのも問題だ。
そして、誰にも話していないが、僕がやらなくなったのには
やっぱり無理だと思った、もっと大きな理由がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/3b/7cd21ee7e829c3431c5c474e615bab67.jpg)
プラスティックのブロック。
最初のデザイン会社に勤めた時に、
会社ではこのおもちゃを入れるパッケージのデザインをしていた。
新人だった僕はブロックの完成品を写真に撮って載せるためや、
販売店(百貨店など)で店に飾る完成品のサンプルを毎日作らされた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/a2/817e6d0fd55128afecd81bf23be17272.jpg)
僕は初めて自分の指先が、
固く尖ったものを触るのが大嫌いであることを知った。
そういえば、六角ボルトのネジを回すのがすごく苦手だった。
話を聞いて、そんな遊びみたいなことを仕事でできるなんて
すごくうらやましいと友達には言われたが、
僕にはすごく苦痛な仕事で嫌でたまらなかった。
そして、クライミングはまさにこの指先がすべてなのである。
これが僕をクライミングを敬遠させる最大の理由。
簡単に血がにじんでくるのである。
あまりしないから、余計に指先の皮が軟らかく、痛点が敏感なのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/a5/f7e70876f1dbea7d6bbc18744adf2d16.jpg)
※他のHPから借用させていただきました。すみません。
この指先の感覚、痛くてものすご~く苦痛だ。
このブログの山野井夫妻の本を読んでいると
凍傷で切断した指の根元の皮膚から血が出たり、
裂けたりして、グリップした岩肌に血の跡が・・・とある。
この鍛えた人たちでさえ、指先が傷だらけなのだ。
自分の体重をこの指先ひとつで支えるわけだから、当然なのだ。
ちょっと、感動した。
クライミングをまたやってみたい、でもやはり僕には無理だ。
ちなみにクライミングで岩をグリップする方法はこんなにあるのだ。
カチ(クリンプ)
狭いホールドに4指を立てて、親指を上に添えるように持つ方法。上の写真がカチ持ちです。
パーミング
指のかけることのできない、丸いのっぺりとしたホールドを、手のひら全体の摩擦を得るように押さえつけて保持する方法。 こういう持ち方をするホールドをスローパーとも言います。
ラップ
ノブホールド(ドアノブのような出っ張り部分のあるホールド)を手で包むように持つ方法。
ポケット
穴状のホールドに指をかけ、ひっかけるように持つ方法。多く指をひっかけた方が、力も多くかけられる。
ジャミング
岩の割れ目のような部分に、手を差し込み、ねじったり広げたりして保持する方法。人工壁では、稀なケース。
ガバ
丸くて大きめのホールドで且つ、つかみ易いホールド(主にジャグ・ホールド)をガバっと覆うようにひっかけて持つ方法。
ピンチグリップ
親指と4本の指ではさむように持つ方法。
アンダークリング
下向きのホールドを持つ方法。手のひらを自分の方向に向け、親指はホールドの外に。足をあげ、体が上がるにつれて安定していく。
サイドプル
横向きのホールドを、ブラ下がらずに横に引くようにして保持する方法。
ガストン
斜め内側を向いているホールドを、肩を入れて斜めから押し上げるように保持する方法。
オープンハンド(タンデュ)
指を伸ばし気味にし、指先でかけるように持つ方法。親指をホールドの側面に当てることができる場合は、より安定する(これをセミアーケとも言う)。
※他のHPから借用させていただきました。すみません。