真っ青な空の下、筑後草野駅で出迎えてくれたのは・・・
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こちら、どうも無人駅の草野駅の駅長さんらしい。
ひとしきりおしゃべり!?したあと、もう私たちが行ってしまうとあきらめたら
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駅からでてきて見送ってくれました。
さて先日の友人からの情報、母もテレビで見たらしく、
それならと、母と叔母を誘っていってまいりました。
久留米、草野町のお雛さま祭り。
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おきあげ雛はそれはそれは楽しくて、お雛さまというより物語です。
歌舞伎や浄瑠璃に出てくる、たとえば、由良之介、弁慶に義経、常盤、といった
有名人たちがね、今にも動き出しそうにポーズを決めているのです。
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お雛さまのお写真はとれませんでしたが、
この青空!ここは須佐能袁(すさのう)神社。
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楼門もどこかしこ、とっても素晴らしい神社です。県の文化財。
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桜も少し咲いていました。
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その向かいは専念寺、ここはその見事な美術構成で「九州の日光」と。
鎌倉時代。阿弥陀如来は国の重要文化財。庭は小堀遠州。
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と、どうもこの町、只者ではないぞと思うわけですが。
時間の流れが違う、という言い方をよくしますが、まさにそう。
そしてその本当の意味も知りました。
時間の流れが違うというのは、のんびりしてるという意味に思っていましたが
もっともっと大切なことがありました。
時間がゆっくり流れるというのは、そこに暮らす方々が
ていねいに豊かに暮らしているのだとつくづく感じました。
お雛まつりは、個人のおうちも会場になっていますので
土日祝のみの公開、ということになっていましたが、
実際、生活なさっているところに多くの観光客を迎えられるのですから
どんなにかお気づかいもあろうかと、
時にはいやな思いもなさることもあると思うのですが・・・。
とにかくどちらのお宅も、本当にご親切で自然で・・・
ご主人がご説明してくださっていたら、お嬢さまも出ていらして
お庭のお花のこととかお話して下さる、
その百年どころではないたたずまいの中で
みなさんが、まるで本当のお客さんのように迎えてくださるのです。
道を歩いていても、「ここ、ご覧になってくださいね」と、
話しかけてくださいました。
歴史資料館でも本当に丁寧に、楽しく詳しくお話をいただいて
どこに行ってもうっとりするような豊かな時間を過ごしました。
その成り立ちや、当時の草野町、久留米藩の背景、
いろんなお話を伺いました。
歴史資料館は「草野銀行本店」を改修したもの。
「あさちゃん」の銀行と同じ時代。当時の病院の建物を生かしたもの、
いたるところに、大切に守られた暮らしがありました。
お食事は「お食事処なかの」さんでいただきましたが、
そのご主人もとてもやわらかな物腰の美しい方でした。
みなさんがそうなのですよ。
それはその歴史の中に暮らす皆さんの丁寧なやさしさでした。
ゆっくり時間を過ごす豊かさがあふれていて、その穏やかさに圧倒されました。
町そのものが、博物館ではなく、いまも呼吸している歴史です。
時間を豊かに過ごすということはこういうことだったのですね。
ため息が出るような一日、お会いしたみなさんに心からお礼を申し上げます。
草野町の皆さん、ほんとうにありがとうございました。
それから、つばき館!
ここもご説明の方が本当にお花が好きという気持ちがあふれていました。
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何百もの種類の椿、もうびっくりぽんの愛らしさ、美しさです。
もっともっとお伺いできるところはあったのですが、もう時間です。
でも本当に充実!駅に戻ったら、ちゃんと、駅長さん、待っててくれてるし・・・
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お雛まつりは4月10日まで。
これからは桜もきれいです。ご興味のある方、どうぞ、素晴らしい町、
大好きな町になりました。
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こちら、どうも無人駅の草野駅の駅長さんらしい。
ひとしきりおしゃべり!?したあと、もう私たちが行ってしまうとあきらめたら
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駅からでてきて見送ってくれました。
さて先日の友人からの情報、母もテレビで見たらしく、
それならと、母と叔母を誘っていってまいりました。
久留米、草野町のお雛さま祭り。
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おきあげ雛はそれはそれは楽しくて、お雛さまというより物語です。
歌舞伎や浄瑠璃に出てくる、たとえば、由良之介、弁慶に義経、常盤、といった
有名人たちがね、今にも動き出しそうにポーズを決めているのです。
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お雛さまのお写真はとれませんでしたが、
この青空!ここは須佐能袁(すさのう)神社。
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楼門もどこかしこ、とっても素晴らしい神社です。県の文化財。
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桜も少し咲いていました。
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その向かいは専念寺、ここはその見事な美術構成で「九州の日光」と。
鎌倉時代。阿弥陀如来は国の重要文化財。庭は小堀遠州。
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と、どうもこの町、只者ではないぞと思うわけですが。
時間の流れが違う、という言い方をよくしますが、まさにそう。
そしてその本当の意味も知りました。
時間の流れが違うというのは、のんびりしてるという意味に思っていましたが
もっともっと大切なことがありました。
時間がゆっくり流れるというのは、そこに暮らす方々が
ていねいに豊かに暮らしているのだとつくづく感じました。
お雛まつりは、個人のおうちも会場になっていますので
土日祝のみの公開、ということになっていましたが、
実際、生活なさっているところに多くの観光客を迎えられるのですから
どんなにかお気づかいもあろうかと、
時にはいやな思いもなさることもあると思うのですが・・・。
とにかくどちらのお宅も、本当にご親切で自然で・・・
ご主人がご説明してくださっていたら、お嬢さまも出ていらして
お庭のお花のこととかお話して下さる、
その百年どころではないたたずまいの中で
みなさんが、まるで本当のお客さんのように迎えてくださるのです。
道を歩いていても、「ここ、ご覧になってくださいね」と、
話しかけてくださいました。
歴史資料館でも本当に丁寧に、楽しく詳しくお話をいただいて
どこに行ってもうっとりするような豊かな時間を過ごしました。
その成り立ちや、当時の草野町、久留米藩の背景、
いろんなお話を伺いました。
歴史資料館は「草野銀行本店」を改修したもの。
「あさちゃん」の銀行と同じ時代。当時の病院の建物を生かしたもの、
いたるところに、大切に守られた暮らしがありました。
お食事は「お食事処なかの」さんでいただきましたが、
そのご主人もとてもやわらかな物腰の美しい方でした。
みなさんがそうなのですよ。
それはその歴史の中に暮らす皆さんの丁寧なやさしさでした。
ゆっくり時間を過ごす豊かさがあふれていて、その穏やかさに圧倒されました。
町そのものが、博物館ではなく、いまも呼吸している歴史です。
時間を豊かに過ごすということはこういうことだったのですね。
ため息が出るような一日、お会いしたみなさんに心からお礼を申し上げます。
草野町の皆さん、ほんとうにありがとうございました。
それから、つばき館!
ここもご説明の方が本当にお花が好きという気持ちがあふれていました。
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何百もの種類の椿、もうびっくりぽんの愛らしさ、美しさです。
もっともっとお伺いできるところはあったのですが、もう時間です。
でも本当に充実!駅に戻ったら、ちゃんと、駅長さん、待っててくれてるし・・・
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お雛まつりは4月10日まで。
これからは桜もきれいです。ご興味のある方、どうぞ、素晴らしい町、
大好きな町になりました。
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