先日の星めぐりの歌は、みなさんお好きな方が多くて
このところ、レッスンでもよくやってます。
そして必ず、賢治の話になります。
で、花巻ではこの曲が流れてるらしい、とか
農業高校の先生だったよね、とか、いろいろ。
そして歌詞の話。
星めぐりの歌
あかいめだまの さそり
ひろげた鷲(わし)の つばさ
あをいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。
ひろげた鷲(わし)の つばさ
あをいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。
オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす
つゆとしもとを おとす
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち。
大ぐまのあしを きたに
五つのばした ところ。
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて。
五つのばした ところ。
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて。
調べたら、たくさん解説がありました。
ざっくり(笑)いうと・・・
「あかいめだまの さそり」
さそり座は知ってる!
赤色の恒星アンタレスがあかいめだま
ってこういうのはさっぱりわかりませんが(笑)
「ひろげた鷲(わし)の つばさ」
わし座。1等星のアルタイルは、彦星のことって、ふ~ん(笑)。
わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブ、こと座のベガの
三つを結んた三角形は「夏の大三角」というのだそう。
なんか、これ、ほんとに空を見上げたら楽しそうな気がしてきた(笑)
「あをいめだまの 小いぬ」
青いプロキオンのこいぬ座。
こちらは、こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウス、
オリオン座のベテルギウスの三つを結んだ三角形で「冬の大三角」と。
「ひかりのへびの とぐろ」
へび座、とぐろはへび座のわし星雲のことらしい。
「オリオンは高く うたひ」
これは私もわかります、オリオン座のことですね。
オリオン座が見えるのは夏の終わりから秋にかけて、
だから、
「つゆ(露)としも(霜)とを おとす」ってわけかぁ。
「アンドロメダの くもは」
これもわかる!アンドロメダ星雲とかって言ってた気がする!
「さかなのくちの かたち」
これは長い楕円形に見えるアンドロメダ銀河の形を
口をぽっかりあけたおさかなにみえたのかもって。
「大ぐまのあしを きたに」
これも、知ってます(^^;北斗七星だ、おおぐま座ね。
「いつつのばしたところ」
「小熊のひたいの うへは」
こぐま座
このあたりから次の
「そらのめぐりの めあて」って
これって北極星に到達ってことですよね☆
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こどものころ、北極星は確かに目印だった。
糸島で暮らしたこどものころは
星空が見えてたので、そういえば、見上げて
あれが何で・・・そう、そう、北斗七星は必ず、
ひとさし指を空に伸ばしてなぞってたなぁ。
星が見えない街、なんていうと
それこそ歌詞みたいだけど
ほんとに、星が見えない街に30年以上も暮らしてしまって
また、ちょっと騒ぎが(-_-)大きくなってきたので
糸島に帰るのはしばらくお預けになりました。
でも今度帰ったときは
この歌の通りに・・・あ、夏のほうね、
夜空を見上げて、指でなぞってみたいなぁと
思ったのでした。
その前に、はやく、梅雨明けほしいっ!!!
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