Penny Lane Music

福岡市中央区赤坂
ピアノ・ボーカル・ギターなど大人のためのポピュラー音楽教室

叢雲

2013-09-30 18:59:43 | つれづれ
「月に叢雲 花に風」

先日、ここでコーラスクラスの課題曲のお話をしました。
さだまさしさんの「一期一会」の歌詞もご紹介しました。

その二番の歌詞の中で
「月にむら雲 花に風」というくだりがあります。
先日のレッスンの時、むら雲って?という話題になり
調べてみると「叢雲」と書いて
まさにそのままの慣用句があることが判明。

みんなで「へーさすがさださんねー」と。
その時ホワイトボードに書いた「叢雲」の文字、
何となくその「叢」の字にとても身近な記憶がありそうで
思い出すまでそのままにしとこ、と思って消さずに残していました。

「あー叢雲、ですなぁ、なんでしたかなぁ
 月に叢雲、花に・・・なんでしたかなぁ・・・」

さすが千綿さんです。ホワイトボードを見るなり。
叢雲って読まれた上にそのくだりが出てくる・・・。

「いやぁ、時代劇とかの台詞であったごたあ気がします、
 刀かまえてこう・・・月に叢雲花に風、
 邪魔するごたぁことでしょ」

いやいやいやいや、さすがです。

辞書を引くと
「月に叢雲花に風とは、
 よいことには邪魔が はいりやすく、長続きしないものだというたとえ」

そのさださんの歌でも・・・

♪喜びと悲しみの違いなんてささやかなもので
 月に叢雲 花に風 夏の淡雪 冬の花火♪

ほんの少しのずれが生じて喜びも悲しみになる・・
ってことはきっと、それはまた逆もある・・・とまぁ・・・
なんとでも解釈はポジティブに。

うんうん、時代劇、悪役もいいそうやし正義の味方もいいそう。
もちょこっちょでうまくいくとやったとに、君が現れるもんだから
ってかんじですね(^_^;)

お月さまの九月 長月も今日で終わり、残念ながら雨模様。
まさに月に叢雲。

喜びと悲しみの違いが些細なもの、かぁ・・・
うまくいくもいかないも
好きも嫌いも、ほんとや、たいした違いではない気がしてくる。

つまるところ、気の持ちよう、とは昔の方もよくいう話で。
天気予報は明日からまた暑さが戻るなんて言ってるけど
暦は10月、神無月、あ!そうや、今年はまさに神無月。
神さまは大忙し、なんか大イベントで集結なさる年だとか。
ふーん、明日からこの界隈のお神さま、お留守なんかいな。
いやいや見習いのお神さまが頑張って、そうか、新人戦かぁ。

話が脱線。
いやそういうわけで、暑いなんて気にしない・・・でおこう。
なんたって10月、秋の美しい紅葉の便りもきこえてきて
個人的に申し上げますと、いよいよ大好きな冬に向かっていくのですから。

美しい豊かな季節、到来です。
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