久しぶりに「しろくま園」のカラオケ会におじゃましてきました。
今課題の楽曲は、話題の「麦の唄」と季節がら「花」です。
キーや寸法などいろいろあるので楽譜を作っていくのですが・・・
「花」の歌詞を入れながら、なんだかしみじみと情景を思い浮かべて
ふうん、へぇ~、こんなにきれいなようすを歌っていたんだなぁ・・・と。
子供のころに意味もわからず覚えた曲は、
大人になってもなんとなく口ずさんでいるから、
あらためて考えると、思わぬ感動になったりします。
「花」 瀧廉太郎 墨田区民愛唱歌 すみだ少年少女合唱団
花 作詞 武島羽衣/作曲 滝廉太郎
春のうららの すみだ川 のぼりくだりの船人が
櫂のしずくも 花と散る ながめも何に たとうべき
見ずやあけぼの 露あびて われにもの言う 桜木を
見ずや夕ぐれ 手をのべて われさしまねく 青柳を
錦おりなす 長堤に 暮るればのぼる おぼろ月
げに一刻も 千金の ながめを何に たとうべき
明治33年11月「歌曲集四季」
櫂のしずくとひらひら花吹雪、
・・・ほんとやん、この美しい眺めを何にたとえられるねえって
げに一刻の千金のながめ、・・・っていい表現やなぁ。
はぁ、あぁーそっかぁ~・・・なんてぶつぶつ言いながら
なかなか楽しい楽譜作りでした。
さてこちらは広重の絵ですが、
いやいや、この歌はさすがにこんなに古い時代じゃないけど(^_^;)
向島から隅田川の対岸の真崎と水神の森を望んだ風景、だそうです。
今の隅田川風景よりはこっちの方がイメージだと思いますので・・・。
梅の季節、もうまもなく桜の開花予想なんてニュースが飛び込んでくるころ、
近くのお花屋さんにも、チューリップ、春のお花が並んでいます。
春のうらら・・・春の足音が遠くからきこえてきそうです。
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