Penny Lane Music

福岡市中央区赤坂
ピアノ・ボーカル・ギターなど大人のためのポピュラー音楽教室

情報処理能力

2018-07-13 23:50:48 | レッスンエピソード
なんだかえらいタイトルですが(^_^;)、
ピアノと脳の働き、という話題でオンエアしてましたので
それをふまえて、もう少しあのテレビのお話を現実的な大人の場合ということで。
ご出演の小学生の男の子と年配の紳士はあまりに飛びぬけていらっしゃいましたので(^_^;)

ピアノは脳にとてもとても刺激的!というのはもう最近では
脳学者の先生方がこぞって出版されてますのですっかり有名です。
では、もっと現実的に実際、練習するときにどんなことか・・・って。

ピアノはよく子供たちが発表会で暗譜で演奏していますが、
大人の教室ではそれはしないほうがよい、と少なくともペニーレインではほぼ禁止(^_^;)
生徒のみなさんはもうすでにきっと耳にタコですね。

こどもたちは音を聴くというトレーニングをしてそれを前提として暗譜してます。
だから、「丸覚え」ではないんですね。
大人になって始めるとちょっとそのトレーニングは大変です。
でもね、大人には理屈とか、そう少なくともこどもたちよりも目からの情報が
たくさん処理できるのです。

そこで、この今日のタイトル、情報処理能力を高める!ってことです。
いつもみなさんに「楽譜にたくさん書きこんで!」と言ってます。
指番号、矢印やもちろんドレミもOK!、たくさん書いて楽譜の中に
潜んでる「手がかり」を表に出してしまいましょう。
でもって、そのたくさん書きこんだ「情報」をいかに同時に処理できるか・・・
最初は書いてるものが全部目に入らないけど、慣れてくると少しずつ、
目に入ってきて、情報処理能力が高まります。

楽譜はいつでも思いだせる大事なアイテム、
自分だけがわかればいい、自分にしか分からなくてもいいから
いろんな書き方で、いつかまた弾きたくなった時に思い出せるように書き込んでください。

それは楽譜を理解することにもつながります。
大人にとって楽譜が一番です。


じゃ、楽譜をよく読めるようになるために・・・・
好きな曲をどんどん弾く、というのがもちろん一番。

でも数年続けて来ると、もう少しちゃんと楽譜が読めるようになりたい願望が出てきます。

そんなときお勧めはやっぱりクラシックのテキスト、
このあたり、よく使います。ブルぐミュラー、ツェルニーは5指の練習曲、バッハの小品集。



でも、これそのままじゃなくて、これにね、コードネーム書き込みましょう!
ここがね、実践的です。ポピュラーならでは。


練習しないで上手になる方法はないけど
効率よく練習して、短い時間で結果を出すことはできるし、
それが何より、上達に繋がります。上手な練習!これが大事ですね。



長くなりましたが、それでもざっくりなお話です。
でもテレビみてたら、ちょっと書きたくなりまして(^_^;)
ご興味がある方はまたレッスンの時に・・・。


というわけで今日は長々、お付き合いいただきありがとうございました。



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2 コメント

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ごもっとも (ふかふか)
2018-07-23 23:09:13
あー,先生の言ってること,その通りなんですけどね~
なかなかその通り,できない

返信する
そうそう! ( 田中)
2018-07-24 13:16:05
その通りできたら世の中みんなすごいよ(^_^;)
なかなかできないからね、近づくってのが目標よね。きっとこういうのってゴールはないね。
返信する

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