Penny Lane Music

福岡市中央区赤坂
ピアノ・ボーカル・ギターなど大人のためのポピュラー音楽教室

あの日のこと 2011.03.11

2021-03-11 21:41:13 | つれづれ

福岡というこんなに遠くにいても、10年経って
また多くの被災者の方々の言葉を聞いたり
映像を見ると、何をどう思ったり行動したりしたらいいのか
考える前に心が重くなり涙になります。
こんなに遠くにいても。
だから被災者の方々がどんな思いで今日をお過ごしなのか・・・
言葉になりません。

10年前、あの恐ろしい映像を見て
言葉を失って、眠るのが怖くなった
きっと日本中の人がみんなそんな夜になったと思う。
あの映像を上空のヘリから撮影した若き記者は
恐ろしさを見下ろしていた自分のことを
ずっと引きずってしまって2年後退社、
今、東北にお住まいで、
あの日と向き合って生きる人生を選ばれたのだと聞きました。
大スクープと言われたこと、見下ろして撮影した自分、
そのことに折り合いをつけるためにはそれしかなかったのでしょうね。
でも彼の映像が世界中にその悲劇を知らせて
世界中の人々がその事実に手を差し伸べることになったのも事実。
だって私たちがあの映像を忘れられないからこそ
今もこうして重くなるような思いを持ち続けることができる。
アーティストとして活動を始めたその彼は、
きっとその繊細に感じる心で美しい足跡を刻んでいかれることと思います。

多くの方々があの日を境にその日までとはまったく違う地図を与えられて
思わぬ方向に歩きだしたり、今も歩くことができずにいたり
まだ何も終わっていないということだけが確かで・・・
こうして、平穏に過ごしている私は
いったい、何をどうしたらいいのかと思うだけで。

もうしっかり目標をもって頑張ってる方も多くいらっしゃると思います。
まだまだ気持ちの整理がつかなくて遠くを見つめたままの方も
多くいらっしゃると思います。
でもやっぱり歩くしかないような気がします。
ゆっくりでも立ち止まりながらでも歩き進むしかないような気がします。
被災者のみなさんへ、心ばかりですが
でも心を込めてエールを。
10年前に書いたきり、10年間、ほぼ、触れることが
出来なかったことを今日は書きました。
10年前、リンクした世界中の愛のこもった映像と一緒に。
心を込めてエールを。
#Pray for japan 日本語訳slideshow By Project MESH Soclal translation

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