数ヵ月前に知り合いになったご近所のMさんのお宅に初めておじゃましたのは
“宴席付き”の町の会合が終了して帰宅する際
方向が同じで歩きながらのクルマ談義の中で
通称「ハコスカ」と呼ばれる日産スカイラインを持っていることを聞きつけ
ぜひ、とお願いして見せて頂くためでした。
お宅の外観は拝見していて、軽と外車を持っていること
そして、外車は普段ほとんど使われることなく
L字型車庫の奥の方に隠すように停められていることは知っているのですが
その他、いったいどこに保管しておく場所があるのでしょう?
お伺いしてよ~く分かりました
外観からは比較的大きな部屋に見える部分が実は車庫、と言うよりも
「旧車の部屋」と言う方が当たっている20畳ほどのスペースで
床はコンクリートの打ちっ放し、北側の壁がそっくり開いて車庫につながる造りでした。
ここにガレージジャッキで方向を変えながら
奥から昭和12年製、37年製ダットサン
ハコスカ(愛のスカイライン)、ポルシェ911の4台が詰め込まれているのです。
残念ながらナンバーは付いていなく
1年に1度、エンジンをかけて楽しむに程度にとどまっていると言おっしゃるから
次回のその時にはぜひ呼んでくださいとお願いしてきました。
もっとも、奥様にとってのこの部屋はあくまで物置らしく
周りには普段使われないモノがびっしりと置かれていますので
世の中の常のように、この趣味が女性には理解し難く
「邪魔ねぇ」の一言で片づけられているのでした