保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

未だに中耳炎の症状が続いています…。

2011年09月18日 | 病気一般の話題

滲出性中耳炎の症状

中耳に浸出液がたまっている状態のため
ドライブして急速に高地に移動したときなどに感じる
耳が詰まったような違和感に似た症状が出現します。

大人の場合にはその他、自分の話す声が耳に響くように感じたり
あるいは耳の中で水の音がしたり、
洞窟内に入ったときのような反響音がしたり
軽度の難聴を感じたりする症状が継続的に現れます。

 原因

①急性中耳炎の治療が不完全で、中耳腔に水性~粘性の貯留液が残存する。

耳管が開いている上咽頭にあるリンパ組織(アデノイドや耳管扁桃)が大きく耳管を圧迫したり
アデノイドや扁桃の慢性炎症が耳管を介して中耳の炎症を反復して起こす。

③加齢により耳管機能が低下した人やもともと耳管の狭い人
また、カゼ気味のときに飛行機やダイビングなどで
急激な気圧の変化を受け中耳腔の空気圧の調節がうまく出来ない場合など。

 そして…

滲出性中耳炎は小児と老人によく見られます。

小児の場合、耳管が太く短く直線的なため、カゼなどの際、のど・鼻の炎症が中耳に侵入しやすいのと
アデノイドや扁桃腺が生理的に大きいため炎症を繰り返しやすく、耳管を圧迫しやすくなっているためです。

とくに幼稚園から小学校低学年の小児にかなり高率に認められますが
耳痛がないうえに、子供ですから難聴や耳閉感などの症状を訴えないため見逃されがちです。

テレビの音を大きくする、後ろから呼んでも返事をしないなどの様子に気付いたら要注意で
専門医の診察を受ける必要があります。

 一方、老人の場合は
年齢的に耳管の機能が低下して滲出性中耳炎を起こしやすいといわれています。

 つまり、耳管の機能低下や耳管の開閉をする筋肉も弱くなっているため
中耳の換気がうまくいかずに滲出液が溜まってしまうのです。

そして、高齢者(老人)の滲出性中耳炎で注意すべきは
これによる難聴だけでなく老人性難聴もあることが多いので
このふたつが併存するために、より耳の聞こえが悪くなっていることもある点です。

老人性難聴の治療は難しいですが、滲出性中耳炎による難聴は
治療により聴力回復が期待できますから、老人だからといって諦めず
きちんと難聴の検査を受けてほしいものです。

  

多分、原因と思われる久々に再発した「アレルギー性鼻炎」はようやく治まってきて
常時、食物の味が分かるようになり、鼻をかむ回数も一日数回程度になりました。

顎を大きく開けると、たまに「コキッ」と耳管から空気が通る感じがあり
これで医者が言うように、中耳炎のほうも徐々に回復に向かうはずです…。

 日常的な“軽度の難聴”はどうということはありませんが
物を食べている時にその音が響いてしまって外の音がほとんど伝わらないし
また、頭を傾げた時の「ガサッ、ゴソッ」の音は何とも不快です

痛みがまったくないことが救いですが、この歳から“老人性”でないことを願うばかりです。

コメント
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