毎週火曜日に僕名義のトリオでベースを弾いている、ザック・ローバー君の大学院卒業リサイタルを聴きに、コロンビア大学のすぐ北にあるマンハッタン音楽院へ出かけた。
3つのバンド編成があり、サックス、ベース、ドラムのトリオ、ベースソロ、ベース3本にボーカル、そして最後にサックス2管にピアノトリオのクインテット。約80分休憩無しの長丁場だった。オリジナル曲が中心だったが、ポップスのピーター・ガブリエルの曲や、アイルランド民謡のような曲もあり、幅広いレパートリーだった。こういう予算だとか、知名度なんてまるで気にせず自己表現に没頭できる貴重な体験を、自分も数年前に経験していたことを想い出した。
このリサイタルではドラマーが二人、交代で叩いた。一人目はスティックの振り方が滑らかで音が澄み、テクニックもあるが、演奏そのものは耳を素通りしがちだった。二人目はお世辞にもテクがあるとは言えず、スティックを打面に押し付ける感じなので音は綺麗では無いが、ダイナミクスが豊かだった。出して良いところでドシャメシャっ!と叩いたりして面白かった。もう一回聴くなら二人目だろう。もちろん世の中には一人目が持っている良いもの全て+ダイナミクスバリバリっというドラマーもいる訳ですが。
ザック君とは去年の9月から殆ど毎週のようにビレッジで一緒に演奏してきた。もの凄く安いギャラにも拘らず、嫌な顔をするどころか毎週楽しんでくれている。これからもまた楽しく共演を続けたい。Congratulations for your M.A., Zack!
3つのバンド編成があり、サックス、ベース、ドラムのトリオ、ベースソロ、ベース3本にボーカル、そして最後にサックス2管にピアノトリオのクインテット。約80分休憩無しの長丁場だった。オリジナル曲が中心だったが、ポップスのピーター・ガブリエルの曲や、アイルランド民謡のような曲もあり、幅広いレパートリーだった。こういう予算だとか、知名度なんてまるで気にせず自己表現に没頭できる貴重な体験を、自分も数年前に経験していたことを想い出した。
このリサイタルではドラマーが二人、交代で叩いた。一人目はスティックの振り方が滑らかで音が澄み、テクニックもあるが、演奏そのものは耳を素通りしがちだった。二人目はお世辞にもテクがあるとは言えず、スティックを打面に押し付ける感じなので音は綺麗では無いが、ダイナミクスが豊かだった。出して良いところでドシャメシャっ!と叩いたりして面白かった。もう一回聴くなら二人目だろう。もちろん世の中には一人目が持っている良いもの全て+ダイナミクスバリバリっというドラマーもいる訳ですが。
ザック君とは去年の9月から殆ど毎週のようにビレッジで一緒に演奏してきた。もの凄く安いギャラにも拘らず、嫌な顔をするどころか毎週楽しんでくれている。これからもまた楽しく共演を続けたい。Congratulations for your M.A., Zack!
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