ドラム講師として参加しているNGWでの目玉イベント、パット・メセニーとジョン・パティトゥッチのクリニックを参観。休憩無しで3時間、ドラマーのアントニオ・サンチェスを含め、各人の音楽を始めたきっかけと演奏に対する考えを中心としたQ&Aに大半の時間が費やされた。
残りの時間で演奏したのは、ジャズブルース(曲名忘れました)「オール・ザ・シングス・ユー・アー」「クエスチョン・アンド・アンサー」「ベラ・クルーズ」。ブルースと、スタンダードのオール・ザ・シングス~はジャズクリニックでは定番。その次の曲はメセニーのジャズの代表作。最後の曲はブラジルが生んだ世界的シンガー/ソングライター、ミルトン・ナシメントの名曲"Vera Cruz"。アルバム「アメリカン・ガラージ」などの初期のパット・メセニー・グループファンが今日のこれを聴いたら堪らなかっただろう。演奏を目前で聴きながら、あの独特の長髪を振りかざしながらアコースティックギターがむしゃらにを弾いていた20年以上前の映像が目に浮かんだ。今日はその当時とはうってかわり、抱えたギターに顔を向けて立ったまま殆ど動かずに弾きまくるメセニー。一方まるで昨日買ってもらった玩具に夢中な子供の様に、身体を揺さぶりの、時たま声を出しの、気合い入りまくりでアコースティックベースを弾くパティトゥッチ。対照的な情熱がステージに溢れ出していた。
ただ、「今現在のジャズの95%は聴けた代物ではない」(メセニー、パティトゥッチ)「5歳から(メセニー)或は10歳から(パティトゥッチ)現在にいたるまで、自分が音楽家になることに何も疑いも持たずに過ごしてきた」という発言には、色々な意味で目眩がした。また、曲のエンディングでシンバルに垂直に当てたスティックを引っ掻き擦って出された金切り音には、思わず耳を塞いだ。NGWが全日としては最終日だったせいか、たまたま今日になって先週からの疲れがドッと出てしまったのだろう、普段接しない非凡な人達の振る舞いに少し神経過敏になっていたようです。参観したタイミングが悪かった。それでもこの時に演奏された4曲はどれも心地良く、興味深く、そしてエキサイティングだった。
残りの時間で演奏したのは、ジャズブルース(曲名忘れました)「オール・ザ・シングス・ユー・アー」「クエスチョン・アンド・アンサー」「ベラ・クルーズ」。ブルースと、スタンダードのオール・ザ・シングス~はジャズクリニックでは定番。その次の曲はメセニーのジャズの代表作。最後の曲はブラジルが生んだ世界的シンガー/ソングライター、ミルトン・ナシメントの名曲"Vera Cruz"。アルバム「アメリカン・ガラージ」などの初期のパット・メセニー・グループファンが今日のこれを聴いたら堪らなかっただろう。演奏を目前で聴きながら、あの独特の長髪を振りかざしながらアコースティックギターがむしゃらにを弾いていた20年以上前の映像が目に浮かんだ。今日はその当時とはうってかわり、抱えたギターに顔を向けて立ったまま殆ど動かずに弾きまくるメセニー。一方まるで昨日買ってもらった玩具に夢中な子供の様に、身体を揺さぶりの、時たま声を出しの、気合い入りまくりでアコースティックベースを弾くパティトゥッチ。対照的な情熱がステージに溢れ出していた。
ただ、「今現在のジャズの95%は聴けた代物ではない」(メセニー、パティトゥッチ)「5歳から(メセニー)或は10歳から(パティトゥッチ)現在にいたるまで、自分が音楽家になることに何も疑いも持たずに過ごしてきた」という発言には、色々な意味で目眩がした。また、曲のエンディングでシンバルに垂直に当てたスティックを引っ掻き擦って出された金切り音には、思わず耳を塞いだ。NGWが全日としては最終日だったせいか、たまたま今日になって先週からの疲れがドッと出てしまったのだろう、普段接しない非凡な人達の振る舞いに少し神経過敏になっていたようです。参観したタイミングが悪かった。それでもこの時に演奏された4曲はどれも心地良く、興味深く、そしてエキサイティングだった。