気まぐれ日記

~テディベアと長崎の風景~

茶揉み体験

2020年06月14日 | 料理・グルメ・お土産
日本紅茶の教室に時々参加しています。

茶摘みにも誘っていただいたのですが、
マダニとかの虫が怖くなり断念。
今思えば、何ごとも経験!
参加してみれば良かったなと思います。

さて、先生がとりあえず摘んできて下さった茶葉です。
少し陽に当ててありますが、まだ柔らかい葉っぱです。



これを手に取り、フワッと掌の中に包んで、茎を折らないようにして優しく揉みます。

茎の匂いを葉に移す感じ…
掌の体温で温めて発酵させる感じ…

始めは優しく…
そのうち緑の葉が発酵し茶色に変わってきます。

そしたら、少しずつ力を入れて揉みます。

発酵が進むと粘り気が出てきて、
団子みたいに丸めることができるようになります。

おおよそ発酵できたら、次は火入れをします。
これにより甘みが増すそうです。




フライパンでやりました。

焦がさないように、
でも熱が伝わるように…
優しく混ぜ混ぜ…

熱くなったら時々火を止めながら、
ゆっくり押さえるようにしながら
混ぜ混ぜ…

10分後ぐらいかな⁈
こうなりました。



これを一晩、湿気のない所で乾かします。




焙煎後は茎のあたりがほんの少し柔らかい感じですが、一晩置くとパリパリになります。

さて翌日、いただいたました。





手間ひまかけましたからね、
それは美味しくいただきました。

夫は、
「あれ?緑じゃないね?」
って言ってました。

説明するのも大変なので、
「緑茶じゃなくて紅茶だから。」
とさらりと答えたら、

「うん。でも美味しいね。」
って言いながら、飲んでくれました。

こうして文章にはできましたが、
香りを伝えられないのが残念です。

緑の茶葉が、発酵されて、焙煎されて、乾燥されて、最後はお茶になる。

どの工程も本当にいい香りなんです。