10月4日は長崎くんちの
人数揃い(にいぞろい)でした。
各踊町は諏訪神社にお参りした後、
午後から、町内で稽古の成果を披露します。
リハーサルみたいなものなので、
桟敷席に居ずして、
奉納踊りをひと流れ見ることができます。
各踊町、同じ時間帯にあるので、
残念ながら一箇所に絞らないといけません。
私は椛島町を見に行くことにしました。
早めに行きましたが案の定、
観客がいっぱいで、私の位置では、
前の人の頭や背中で見えませんでした。
でも、超ラッキーなことに、
始まる直前に、椛島町の係の方が、
「後ろの人が見えないので、
前方の方はしゃがんで下さい」って
指示して下さり、
私もちゃんと見れるようになりました。
先ず登場するのは、傘鉾です。
そして、太鼓山(コッコデショ)が、
「ホーエンヤホーランエーエーヨイヤサノサ」の
掛け声で左右にゆらしながら入場。
「飛ばせ!」の力強い掛け声と共に
威勢良く走ります。
3回コッコデショを上下したあと、
太鼓山が宙に舞います。
1回目
2回目
3回目
1t の太鼓山を高く放り上げ、
拍手して、片手でしっかりと受け止めます。
途中、法被を脱いで飛ばし、また演技再開。
「廻れ!」で、3回廻ります。
最後は「アトニセイ!」の掛け声に合わせ、
采振り4人も太鼓山に乗って退場です。
勇壮な掛け声をお聞かせできないのが残念!
すごく心に響く感じなんですよ。
人数揃いで、
ゆっくり椛島町のコッコデショを見れて
大満足でした。
椛島町の皆さん、本番も頑張って下さい!
芸能の構成
コッコデショは、4名の太鼓打ちが座り、屋根に大きな座布団を5枚積み重ねた太鼓山を36名の若者が担ぎ、力強い掛け声と太鼓の音で廻したり、放り上げたりする勇壮な出し物である。まず、「ホーエンヤホーランエーエーヨイヤサノサ」の掛け声で左右にゆらしながら入場する。「アトニセイ」で後に戻り、「トバセ」で走り、「イヤシャントサイタヨナ、ヨヤショ」で3回上下して高く放り上げ、手を叩いて片手で受け止める。「廻れ」で3回廻り高く上げる。これを3回繰り返すのである。