長崎県の五島列島で

(有川港の鯨のモニュメント)



(有川港桟橋より)

(郷土力士 佐田の山関の銅像)
一人暮らしをしている90歳の叔母が
コロナ感染!という知らせが
デイサービスでお世話になっている施設から入りました。
子供もいないし、
叔父も亡くなっていています。

(有川港の鯨のモニュメント)
一人暮らしがコロナに感染すると
誰もお世話してくれないということを
今回つくづく実感しました。
病院には重症でないと入院できない。
日頃お世話になっている
デイサービスもストップ!
ケアマネジャーさんやヘルパーさんも
コロナ感染の利用者の所へは
隔離期間が終了するまでは
シャットアウト!
一番近いのが私ということで、
感染を恐れつつ…
約1週間お世話に行きました。

叔母の集落はかなり過疎化が進んでいて、
食料品店も無くなり、
バスもあまりありません。
1週間分の食料品を買い込んで
いざ出陣!
本人を病院へ連れて行くのでさえ、
コロナ患者だと
タクシーは乗せてくれないのではと言われ
急遽レンタカーも借りました。

(長崎港と有川港を航行する高速船)
幸いにも叔母は微熱がある程度で元気!
発熱外来もその程度なら自宅療養して下さいとのことでした。
それから5日間叔母の家に篭って
お世話をしましたが、
日頃一人暮らしの叔母は
誰かがそばに居てくれるというのが
嬉しかったのでしょう。
コロナだからといくら言っても
私のそばへ来て
ずっとしゃべってばかり。
マスクも最初だけで
いちいち付けるように言わないと
すぐ外します。
そんなこんなで…
多分⁈ 私も感染してしまいました。
一応解熱剤を持って行っていたので
叔母の隔離期間が終わるまで耐えました。

(有川港桟橋より)
周りは高齢者ばかりですから
ケアマネジャーさん達も
コロナ対策には気をつけているようで
隔離期間が終了した翌日でさえ
念の為と防護服、防護マスクでした。
島民の半数近くが高齢者で、
叔母のような一人暮らしも多いそうです。
これから益々進むであろう高齢化社会
心配ですね。
私も帰宅後
とりあえずは5日間自主自宅待機を
しましたが、
家族がいるのはありがたいと
つくづく思いました。

(郷土力士 佐田の山関の銅像)