日本紅茶の教室に時々参加しています。
茶摘みにも誘っていただいたのですが、
マダニとかの虫が怖くなり断念。
今思えば、何ごとも経験!
参加してみれば良かったなと思います。
さて、先生がとりあえず摘んできて下さった茶葉です。
少し陽に当ててありますが、まだ柔らかい葉っぱです。
これを手に取り、フワッと掌の中に包んで、茎を折らないようにして優しく揉みます。
茎の匂いを葉に移す感じ…
掌の体温で温めて発酵させる感じ…
始めは優しく…
そのうち緑の葉が発酵し茶色に変わってきます。
そしたら、少しずつ力を入れて揉みます。
発酵が進むと粘り気が出てきて、
団子みたいに丸めることができるようになります。
おおよそ発酵できたら、次は火入れをします。
これにより甘みが増すそうです。
フライパンでやりました。
焦がさないように、
でも熱が伝わるように…
優しく混ぜ混ぜ…
熱くなったら時々火を止めながら、
ゆっくり押さえるようにしながら
混ぜ混ぜ…
10分後ぐらいかな⁈
こうなりました。
これを一晩、湿気のない所で乾かします。
焙煎後は茎のあたりがほんの少し柔らかい感じですが、一晩置くとパリパリになります。
さて翌日、いただいたました。
手間ひまかけましたからね、
それは美味しくいただきました。
夫は、
「あれ?緑じゃないね?」
って言ってました。
説明するのも大変なので、
「緑茶じゃなくて紅茶だから。」
とさらりと答えたら、
「うん。でも美味しいね。」
って言いながら、飲んでくれました。
こうして文章にはできましたが、
香りを伝えられないのが残念です。
緑の茶葉が、発酵されて、焙煎されて、乾燥されて、最後はお茶になる。
どの工程も本当にいい香りなんです。