気まぐれ日記

~テディベアと長崎の風景~

臼杵の石仏

2024年03月31日 | 国内旅行・おでかけ

杵築市のひいなめぐりの後は、
別府温泉に泊まりました。

夕食は蟹食べ放題だったので、
ひたすら黙々といただきました。

温泉で日頃の疲れを癒し、
翌朝は朝日を見ながらの朝食でした。





さて2日目はまず臼杵市へ。

若い頃からずっと…
仏頭だけの石仏(大日如来像)を
見てみたいと思っていました。


国宝 臼杵石仏

 臼杵石仏は、凝灰岩の岩壁に刻まれた磨崖仏群です。平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫られたといわれていますが、誰がどのような目的で造営したのか、はっきり分かっておらず、今もなお多くの謎に包まれています。

 昭和55年から14年間に及ぶ保存修復工事が行われ、その際に永年頭部のみの姿で親しまれた古園石仏中尊の大日如来像も胴と一体となりました。

 平成7年6月、磨崖仏では全国初、彫刻においても九州で初めて国宝に指定されました。







【ホキ石仏第二群】

九品の弥陀像
 比較的小さな9体の阿弥陀如来像が刻まれている。平安末期頃の作と言われている。



不動明王




あみだ如来坐像





如来三尊像





【ホキ石仏第一群】




阿弥陀如来坐像



地蔵十王像
 中尊に地蔵菩薩をすえ、冥府にあって亡者の罪を裁き救済する十王像を左右に5体ずつ配している。
 


錫杖を持たず、右足を座しひだりあを立てている地蔵菩薩は、古い様式で珍しく、光背の彩色唐草紋も残っている。
鎌倉期の作。


地蔵菩薩半跏像





大日如来坐像






如来三尊像







愛染明王坐像


修復中でした。


【山王山石仏】

 3体の石仏で、中尊には大きな如来坐像を据え、その左右には脇尊としての如来坐像を配す珍しい形式をとっている。



邪気のない童顔が心を和ませてくれる。



「隠れ地蔵」とも呼ばれ、故安井曽太郎画伯が絶賛した像である。



平安後期の作


【古園石仏】



↑右側が、金剛力士立像


大日如来像
 
 私が会いたかった石仏です。


中尊の大日如来像は、切れ長の目に引き締まった口元が極めて端正で気品あふれる表情を作り、各方面から限りない絶賛を受けている。平安後期頃の作。






大日如来像は、以前、落ちた仏頭が仏体下の台座の上に安置され、長く人々に愛され続け、世界的にも有名だったが、保存のための修復に合わせて仏頭も昔日の見事な姿に復位された。

↓復位される前の様子。



私もこのお姿の大日如来像を想像していたので、本来のお姿になられてるのを見て、驚きました。
仏頭を戻す作業は大変だったそうですが、良かったですね。





最後に案内所に寄ってみたら、
書き置きの御朱印がありました。

せっかくなので、いただいて来ました。







ちょうどこの日は
バレンタインデーの日でした。

念願の臼杵の石仏(大日如来像)に
お会いすることができ大満足でした。




コスタ・デリチョーザ初入港& 招商伊敦とダブル入港

2024年03月29日 | 客船・帆船・船

3月27日朝8時、コスタ・デリチョーザが
長崎港に初入港しました。



コスタ・デリチョーザ
(Costa Deliziosa)
初寄港の日   2024年3月27日
船籍     イタリア294
総トン数(t)   92,720
全長(m)       294


この日はとても良いお天気でした。

入港の様子







松が枝埠頭に着岸しました。





この日は招商伊敦(Zhao Shang Yi Dun)も
1時間前に出島埠頭に着岸していました。










W入港ですから、2隻一緒の写真も。





夕方、出島埠頭のある水辺の森公園に
行ってみました。





招商伊敦がもうすぐ出港で、
地元の学校のブラスバンド部による演奏が
行われていました。



その後、離岸、Uターンして出港しました。




W入港ですから、
また2隻一緒の写真をとりました。



すれ違う時に、
どちらも汽笛を鳴らしていました。

お互いのこれからの航海の無事を
願っているのでしょうね。




さて、
この日初入港のコスタ・デリチョーザは
1時間後の出港予定でした。



















今年になって、
客船のW入港が多くなってきました。

これから爽やかな季節になるので、
長崎観光をたくさんの方々に
楽しんでいただけたらいいなと思います。





杵築市城下町ひいなめぐり

2024年03月27日 | 国内旅行・おでかけ

仕事がひと段落した2月に、
義兄夫婦に誘われて
早春旅に出かけました。

まずは、大分県杵築市へ。

【杵築城】



八坂川河口近くの台地にそびえる、
日本一小さいとされるお城。



応永元年(1394)に木付頼直によって
建てられました。




【杵築城下町散策】

江戸時代の風情が今なお残る杵築。 

杵築城を中心に、
南北の高台に武家屋敷群があり、
その谷間に商人の町が挟まれています。
 
このように凹凸のある
”サンドイッチ型”城下町は、
日本唯一杵築だけです。

(酢屋の坂)


(塩屋の坂) 酢屋の坂の向かい側の坂です。


↑坂道を下ると商店が並んでいます↓







城下町散策で武家屋敷に行ってみたら、
ちょうど「ひいなめぐり」開催中でした。

土塀の通りを歩いて、武家屋敷へ。





(大原邸)
早速たくさんの雛人形に迎えられました。





















いろいろなお雛様が飾ってあり、
充分に楽しめました。


また建物も日本家屋の良さがあり、
歴史が感じられて良かったです。














(能見邸)
能見邸の甘味処(台の茶屋)で、
ひな祭り限定スイーツをいただきました。



抹茶と一緒に、贅沢な和菓子の数々。
和風のアフタヌーンティーといった感じでした。






 

(中根邸)

こちらは、商工会女性部による展示で、
現在の人形作家さんによる作品もありました。















愛嬌があり、思わず笑顔にしてくれる
可愛いお人形さん達でした。












城下町散策の予定で
杵築市を訪れましたが、

ちょうど「ひいなめぐり」が開催中で
愛らしいお雛様をたくさん見ることができ
とてもラッキーでした。


この日は別府温泉に泊まりました。
翌日は臼杵市(石仏)と津久見市(河津桜)へ
行きました。




シルバー・ムーン初入港&リビエラとダブル入港

2024年03月25日 | 客船・帆船・船
24日朝、雨の長崎港に
シルバー・ムーンが初入港しました。



船名 Silver Moon
         (シルバー・ムーン)
初寄港の日 2024年3月24日
船籍     バハマ
総トン数(t)  40,791
全長(m)      212.8




3月24日早朝、窓を開けると雨。

この日、最初に長崎港へ入港したのは
リビエラ。

リビエラは3月7日に初入港(3/11up)で、
今回2回目です。





出島埠頭に着岸。


そして初入港のシルバー・ムーン。




そのまま着岸かと思いきや、
先にUターンしておくようです。



タグボードが出ていましたが、
自力でターンしているようでした。






松が枝埠頭に着岸しました。

霧雨で良くみえませんが、
2隻一緒の写真もなんとか写せました。




お昼過ぎに一度雨が止みました。







…がまた雨が降り出し…
残念ながら雨模様の一日でした。







春の長雨でしょうか…


今朝(3/25)は雨混じりの曇り空の中、
クイーン・エリザベスが来港しています。



4月、5月で各2回ずつ来港予定なので、
お天気が良い時にまた写したいと思います。


桜の開花も目前で、
爽やかなお天気が待ち遠しいですね。





長崎ランタンフェスティバル2024

2024年03月23日 | 長崎
2024年のランタンフェスティバル。
2月10日から25日まで開催されました。

今年は皇帝パレードの
皇帝役に福山雅治さん、
皇后役に仲里依紗さんを迎えるとあって

たくさんの観光客や
ファンの方々で盛り上がりました。
期間中、121万人が訪れたそうです。

私もパレード見たかったけど、
残念ながら抽選に漏れました。
すごい倍率でしたからしかたないです。

でもその様子が
テレビでライブ配信されていたので、
ゆっくり見ることはできました。


さて、例年どおりで、
新地中華街にある湊公園に行きました。

まずは、今年のメインオブジェ。



今年は辰年ですから、龍のオブジェです。




以下、湊公園内のオブジェいろいろです。














































中華街通りにもランタンが
たくさん下げられていました。







孔子廟会場では変面ショーを見ました。






最後に湊公園会場の龍踊り!





何度見ても龍踊りはワクワクします。
会場も大盛り上がりでした。

毎年、たくさん並んでいる出店の中から、
胡麻団子を買って帰るのですが、
この日は早い時間だったにもかかわらず
売り切れでした。食べたかったな〜