組み立ても終了いたしましたので、一旦バラバラにばらして塗装の準備を致します。
ばらしたのち、写真の用に竹串に固定しました。
ガンプラステップアップ(1)ではこのままサーフェイサーを吹きつけましたが、今回は金属パーツを使用しましたので、さらに下準備が必要となります。
金属パーツにGSIクレオスのメタルプライマーを塗ります。メタルプライマーにはハケが付いていないので、面相筆など塗装用の筆で塗りました。
何故こんなものを使うかと言うと、単純に金属へプラモ用塗料を塗ると簡単に剥がれてしまうためプラモ用塗料の食いつきを良くするために塗ります。
途中まで忘れていましたが、モノアイの内部は塗装せず金属パーツの光沢を生かすためにマスキングテープを丸めて突っ込んでいます。(左の写真はマスキングテープを剥がした状態)
メタルプライマーを塗布したら、続いてサーフェイサーを全ての部品に吹きつけます。
サーフェイサーを吹いたあとに傷や合わせ目の状態を確認します。
幾つか、紙ヤスリでむしってしまった部品がありましたので、再度ヤスリがけを行なっています。
下地の処理が完了したら、塗装に入ります。
ここからはステップアップ(1)と同じですので、あまり詳しくは解説しません。
今回使用した色は次の通りです。(全てMr.カラー)
- CG23 グリーン(3)
- CG24 グリーン(4)
- GX2 ウィノーブラック
- C35 明灰白色1
- C214 ダークアイアン
グリーン(3)とグリーン(4)はガンダムカラーをそのまま使用しました。
胸や肘、膝などの黒い部分はウィノーブラックをそのまま使用しています。
関節や手は「明灰白色1+ダークアイアン」でダークアイアンを多めに調合し、マシンガンとバズーカは「ウィノーブラック+ダークアイアン」を等量で調合しています。
そうそう、モノアイのマスキングは最後まで外しません。
つづいて、塗装が終わればスミ入れを行ないます。
スミ入れも前回と全く同じでエナメル塗料の「フラットブラック+レッドブラウン」を混ぜて使用しています。
動力パイプのくぼんだところはスミ入れで表現しています。
さて、スミ入れが終わったら、マシンガン、バズーカ、関節及び手は半光沢、他はつや消しのクリアーを吹付けます。半光沢以外は前回と全く一緒です。クリアーの吹きつけはエアブラシよりもGSIクレオスの「Mr.スーパークリア」という缶スプレーを使用した方が楽です。
駆け足でここまで来ましたが大丈夫だったでしょうか?分からなくなった場合は店頭なりブログコメントなりで質問してください。
最後に部品を組み立てますが、モノアイのマスキングはここで外します。
ウェーブの「Hアイズ1ピンク」の中から3mm(カメラアイSSの推奨レンズ径が3mm)のパーツを取り出しアロンパします。
この時、瞬間接着剤を多く塗ってしまうと白く変色することがあるので、適当な紙などに一旦接着剤を垂らして、つまよう枝などの先端でほんの少しだけ掬い取ってレンズの側面に塗布すると良いでしょう。
これでモノアイが完成しました。
塗装するためにバラした部品を組み立てて完成です。
この状態でショーケースに展示しています。
今回の目玉、モノアイとスパイクアーマーのアップ。
キットのものに比べると随分と見栄えが変わりました。当店ではディテールアップ用の部品が他にも多数ありますので、みなさんも記事で紹介したもの以外もお試しください。
これでガンプラステップアップ(2)が終わります。次のガンプラステップアップ(3)では「プロポーションを変更し固定ポーズにチャレンジ」をテーマにしたいと思います。
次のステップアップは少々間を空けます。
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実は次の記事用に工作が完了したものがあるんですが・・・。
やたらと難しくなってしまったんですよね。元々、同じテーマで2、3回やるつもりでしたので、もう少し簡単なものを製作してそちらを先に記事にしようかと思います。
つうことで、フリーダムのフルバースト⇒ゴッドガンダム腕組み⇒エクシアリペアというプランは如何でしょうか?(エクシアリペアはかなり難しいですけど・・・)