かめさんの輪(かめりん)♪

カメ好きです。活動している方をお手伝いしたり、学んだ情報を共有しています。どのカメさんもしあわせにと願っています。

♪2022年 イベント告知♪(カメさんの生体は、ぜひ国内ブリード個体、または里親募集サイトで計画的に・・・☆)

○国内ブリード個体・グッズ(爬虫類メイン)販売イベント 眺めるだけでも楽しい♪ 
○ぶりくら市
○2023年11月5日(日)場所/神戸サンボーホール1F,2F ※2023年はとんぶり市が先です
○とんぶり市 
2022年10月1日(日)場所/ 東京都立産業貿易センター浜松町館 4F5F
【終了しました】◎カメ DE Show!in NAGOYA (KDS名古屋)
日時 2022年3月19日(土) 10:00〜16:00
場所 名古屋市千種区吹上2-6-3 吹上ホール    
第2ファッション展示場
交通 名古屋駅より地下鉄桜通線 吹上駅下車

【終了しました】○第9回 淡水ガメ情報交換会 飼育者さんも楽しく学べる♪
2023年3月(土)(日)※ 調整中





◎カメグッズオンリーのイベント/カメ DE  Show!2020(本家KDS)
2020年11月29日(日) 浅草橋東商卸センター【中止】

『ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)はふつうに飼育、譲渡できます。』

~ご家庭や職場、学校などでミドリガメを飼育されていらっしゃる方へ~
2013年9月、環境省がミドリガメの「特定外来生物」指定を段階的に「検討」する・と発表しました。
「これまでどおりミドリガメが飼えなくなる」と誤解された方もいらしたようですが、

○「指定ではなく法改正の予定で、2023年6月に閣議決定されました」

○「今までどおり飼育できます」
(捨てたりせず、飼育ができなくなれば次の飼い主さんをさがす。)

○「飼育を続けること、譲渡に届出などは不要です」
「販売は禁止されます」
ニュースだけを見て、どうしていいのか不安に思われている飼い主さんも多いと思いますが、
かめはとても頭のよい生き物です。捨てられた悲しみを味わわせるのは、あまりにつらいことです。

飼育を始める前に数十年お世話ができるのか、よく相談 考えて お迎えしたら生涯大切に飼育してあげてください。よろしくお願いします。


2014年1月12日 「クサガメ・のんちゃん♪と暮らす。」 ~管理人ぽちこ
追記・編集:2023.2.1
https://www.youtube.com/watch?v=jSL4ju7Ab18
https://www.youtube.com/watch?v=OT7CdGIpbUA&list=PL9Gx55DGS7x7WRm1bYEINRfnrhRaVlRnn&index=16
↑環境省さん企画のWowキツネザルさんの動画です。法改正についてお話されています。

〇2020.2.23 シンポジウム「明石市・神戸市の アカミミガメは減ったのか?」IN 明石市民会館

2020-02-24 02:17:46 | 知ってみよう・かめ会議・発表会レポート~

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ブログ村にほん

 

いつも ごほうもん ぽちっと コメント あたたかいメッセージなど ほんとうにありがとうございます(^O^)

「ブログ更新されてないですね」と言われて 読んでくださってる人がいた・・・!とあわてて更新している次第で

ございます<(_ _)> ありがとうございます・・・!!

(あと関東のdoshiさんにも共有を約束していたので、、)

 

きょうは ちまたの イベントが中止になる中、カメイベントに参加してまいりましたので、ざっくり

レポートいたします。(明日、、といってももうアップしてるのが24日になっちゃってるので きょうですけど)

 

毎度 つたない内容ですが よろしければ おつきあいのほど、、

すみません、スライド等アップできない都合上 文字だらけ、画像なしのレポートとなりますが、ご了承のほど、、

 

                               

 

花粉マスクをして(最近は布マスク)電車に揺られて 明石の駅に 魚の棚(うおのたな)を横目に

 

目の前には 淡路島と明石海峡大橋 舟が係留されています

 

遠方からお越しの方にも配慮して お昼過ぎからの開催

主催は明石・神戸アカミミガメ対策協議会さま ※ 画像は荒いので 詳しくはスマスイHPを見てくださいね~

まずは 開催にあたって 元須磨水族園館長 現 岡山理科大学の先生 亀崎さんからのご挨拶

続いて同氏の発表

 

ミシシッピアカミミガメ(以下アカミミ)の急速に増える理由は・・・?

現地ではミシシッピワニがいる 日本では天敵に捕食されずに増殖

 

日本の動物はやさしい、、子供がつかまえても 手をケガするような動物が少ない

外来種に追いやられる

 

別の観点から カメのバイオマスは他の生物に比べて多い

(※バイオマス 生物量 しらべてみてね(^O^))

なぜか、、

1. 個体群サイズが大きい =数が多い

2. 種によっては 大きな体サイズ

3. 重複世代と長寿(何世代も同時期に存在する)←ヒトだと親 子 孫 と年があいて存在

4. 低い代謝率

 

直接他の動物を食べなくても、生息する場所の植物を食べることにより 個体群の消滅の原因に

で、明石では、、

 

たとえば 「昔は池で子供は遊んでいた」 人は生き物をつかまえるために たくさんの知能を使う 

こうしたことも必要なのかなと

 

明石にアカミミガメが多い理由、、

昔アメリカから大量に子亀がコンテナで明石に運ばれてきて、輸送中に亡くなったたくさんのカメを捨てていた

運ばれてきて 近くのため池で水をすすぎ、その亡くなったカメを出す際に生き残ったカメたちが

たくさんいたのか そのあたりはアカミミがたくさん泳いでいたとの証言も

 

こうして明石は日本のアカミミ問題の中心となっていった

 2016年 明石市だけでは 防除が進まず 神戸市といっしょに進めることに

(画期的だったそう)

進めてゆくと、、

防除できる(カメが減る)池もあれば、防除してもまた増える池もある

川も なかなか捕っても 元の量に戻る 防除しにくい(しても減らない)

 

なぜ・・・?仮説:上流(神戸)やため池から流れてくるのでは・・・・?

 

2014.秋 神戸市長から 「イシガメを守りたい アカミミガメを減らしてください」→2017年4月 協議会設立

それから3年、、

 

約8000匹 瀬戸川メインに防除 (上流神戸 下流明石)

上流(神戸)→ 減った 下流(明石)減らず  ※アカミミの量

 

標識をつけて 調査したが あまり移動しなかった 

結論:川で防除するなら 市をまたいだ協力が必要

   ため池での防除は成果が出やすい

 

経過:防除が進まなかった川で 周辺のため池で防除が進むと川の個体数も減ってきた

それまでは「あれだけいるアカミミを防除するのは無理」と言われてきたが 見通しがついてきた

→あとは 予算と労力

市民の協力など

 

ちなみに、、海でも生きていられるかどうか、という質問に ひと月くらいは大丈夫ではないか

島に渡っている例や(学生さんいわく、無人島、有人島で捕獲調査されているそう)とある

鮮魚を扱うお店の海水魚水槽内で魚といっしょに2年飼育?されているアカミミさんもいるそうです

 

***********

 

2番目 西海氏(水利組合組合長) 2017~協議会設立 防除開始

誘引わなより浮島わなのほうが アカミミ捕獲率が高く捕獲しやすかった

課題:生態系の復活をまだ感じにくい その後を追いかけられていない (長期で見る必要性)

   クサガメとイシガメの交雑種が見つかっているが 今後どうするのか

取り組み:希少種の保護保全 (オニバス)

     どうすれば希少種を守ってゆけるのかが課題

新たな外来種「ナガエツルノゲイトウ」の繁茂

→ 市民団体への協力を呼びかけ (進行中)

※ 市民団体 19 ため池団体 10 参加

 

******************

3番目 西海氏 (西島水利組合)

8池を管理 ため池協議会は16年前から

●オニバス(絶滅危惧種)の群生地の池もある 普通は 発芽しても なかなか大きく育たない中 立派なサイズのオニバス

●渡り鳥(10数種 カモ サギなど)12~3月 飛来地である

オニバス観察会は 協議会の歴史より以前から 22回実施

12月には レンコン堀り大会開催 (11回)2019年は700名弱参加し 年々増加

 

しかし水草が 減少 → アカミミガメが原因か・・・?

2016年~誘引わな 20個(不定期)  浮島わな 9個 を設置

+地域の子供たち対象の環境学習(調査←という名の?防除)を実施

→ 730匹を防除 (3年ほど 毎年15組ほど参加)

→ カメ減らず 毎年同じくらい捕獲 もしやめたらいったいどうなるのか、、

結果:オニバス ハス 復活 コウノトリ飛来(2018年)

 

************

4番目 田中氏 (清水新田水利組合)

2015年 はじめて亀崎氏に声をかけられ かめとり大会を実施

カメわな作成、勉強会を実施 「明石自然かんきょう塾」

257匹防除

 

*********

5番目 NPO法人グループ わ 藤本氏 石原氏

子供たちは なぜ川で遊ばなくなったのか 4年活動 

環境 生き物調査 2019年~ 志向を変えて活動

(ちょっと内容がうろ覚えで失礼を)

 

*********

6番目 藤田氏 (六甲アイランドまちづくり協議会)

六甲アイランドは 1988年にできた人工島

「カイツブリ繁殖男脅威 アカミミガメ」

野鳥園(1993~)がある(4ヘクタール※ 約甲子園1個分)

人工池で底に防水シートを張って作ったもの

1995年には大震災発生 補修

71種の鳥が観察される 海水の1/3ほどの汽水

問題:カイツブリの営巣地に甲羅干しをする カイツブリは ただ 見ているだけしかできない

ときどきタマゴの数が減っている・・・目撃はしていないが、卵もかめに食べられているのでは・・・?

※ 亀崎氏いわく おおいに考えられるそう

高校の生物部 会の方で 防除を実施 (カメの専門家の方の師事のもと)

 

 

******************

 

最期にパネルディスカッション お題:「豊かな自然を残すには」

コーディネーター:亀崎氏

「昔の人は 子供のころは 川や池で・・」とよく聞くが 文献として 残っていない 

みなさんは 幼少は どんな遊びを?

 

(S.13生まれ) なにも遊ぶことがなかったので 海や池で遊んでいた

       

(S.17生) ヒシ、ジュンサイをとってそのまま食べていた

     水筒の水がなくなり、家にお茶を飲みに帰ろうとしたら 父親が「池の水をのんどけ」というので

     飲んだりもしていた (※「今は?」の質問に 「無理です、、」とのこと)

     そんな むかしのような きれいな水を残せたらいいいな ということです

 

(S.32生)ため池はあるが川はない地域 

      水辺は土手で探検 すでに小学校にプールができはじめた時代で あまり池や川には入らず

     今の水利組合は ため池に入ることより フェンス 看板を作って設置するのが仕事

     ほんとうは 入る機会があってもいいのかなと思っている

     ※ 池干しの時期でもない限り ため池はいきなり深くて上がれないので かなり危険です

(S.16生) 3月くらいから用水路で泳いでいた (四国地方出身とおっしゃっていたような)

      水辺で遊んで 岸辺に手をつくと 手の中に魚がいた、、というのが 今でも強烈に頭に残っている思い出

      もんどりをしかけて ナマズなどとってたべていた 今は明石では売っていないので 食べたくなると  

      今でも地元では 売っているので たまに取り寄せて いただいている

 

亀崎氏:昭和の10年代の味は ひと味ちがう、、

→ では、自然を残すには、、現役世代は忙しいし、シルバー層がやるしかない?

 

事例:散策路から常に町の人が観察されていて関心を持つようになっている (六甲アイランド カイツブリ)

  :人手不足と協議会の高齢化 後任不足→ 草刈りを機械化

  :農地が減り ため池だけがたくさん残されているが つぶすともっと問題が (8池ある地域)

  池の管理費だけで年間300万円 いまはたくわえなどもあって なんとかまかなっている

  改修工事も何千万円とかかるので いろいろと悩みどころ

 

→ いっしょに隣同士 協力し合って 光を見いだせれば、、(協力は可能である、という頼もしい回答で終了)

 

***********

 

そして 会終了 昨今の諸事情につき、懇親会は中止、となり、、

「カメの宴」なるものに参加、、総勢 約70名・・・?

一切の「集い」にかたくなに参加しないまま来ている私ですが、次の神戸はいったいどうなるのか

見えないので えい やっ と 参加させていただきました。。。

(予算もえいやっっ 、、でしたが、、)

 

いいのさ、、節約すれば、、

 

 

魚の棚をとおって、、

 

宴じゃわっしょい♪

わたしの周囲の方は 学生さん2名と生態工房さん、元明石市役所の役員でアカミミガメ防除立ち上げメンバーの方

で、過去には 集いで ぼおーーとしていたら なんかぽっつーーん。。な体験ばかりで 悲しかったので

今回は コーディネーターばりに みなさんに「カメのことについて聞かせてください!!」と お願いして

結果こゆーーーーい 大満足な2時間半を 提供していただいたのでした、、↑ この笑顔です♪

みなさま、貴重なひとときを 本当にありがとうございます!!いい方ばかりでよかった、、

時間が許すのなら、もっと掘り下げてお聞きしたかったです。 ←やりすぎ感は否めません。

そして 明石の海鮮ごはんも おでんも とーーっても美味しくいただいたのでした。

 

ランダムに座ったにも関わらず みんなフィールドワーカー(ひとりは研究)とは、、数年で着実に時代は変わってゆきますね。。

また神戸のカメの会に参加できていることに、本当に感謝します。

また2年後、開催されて参加できるよう 祈りつつ

(年度に一度 関東と 関西交互に開催)

 

内容や 表現を お直しする時間もないので、たぶん このままです 理解しにくいかと思いますが

なんとなしに 参加できなかった方に 伝わっていただければと

(これもスマスイさんが まとめてくださるので大丈夫!!)

 

そして 帰りのホームで 乗車するべき電車がわからず あわあわしている見知らぬおばさんを 見かねた若者に 

親切にホームを教えていただいたばかりか 車中の会話の相手までしていただき ちょうど ぼっち帰宅で 

しょぼんとしていたのに なんか 関西っていいところやな、、と お礼をのべつつも ほっこり 帰途についたのでした

 

                                  

 

 

では告知のお手伝いを 

 

さて、、明日24日が実は「淡水ガメ情報交換会」なのです (いつもは2日間)

なんだかややこしい?ですが、23日はタイトルが交換会ではなく(といってもいつものメンバーが主催がごとくでしたが)

 

場所は23日同様 明石市民会館 中ホール 2F

 

 

明石駅から だいたい歩いて15分くらい 

よるは ぱらぱら降るかも

 

そして!!!参加費 無料!!!!(あ、、資料忘れずもっていかな、、)(あ、、開始時間勘違いしてた、、、)

24日は クッサーの日ですよ!

亀崎氏いわく 「日本で一番最先端の クサガメ会議」!!

 

 

あんたが主役!

ほうほう

 

 

※以下 今回 いただいてきた資料より

 

 

 

 

このへんも スマスイHPに載っています

 

楽しそう、、、、!!!

 

すっかり寝不足になってしまいました、、んが、後悔はしておりません

明日最前列で ふねこがないよう祈りつつ、、(デジャヴ)

 

ではでは♪ 明日のレポートは たぶんスマスイさんにまるなげ~です♪(内容が膨大なので)

ひと月後くらいには おそらく 「亀らく(きらく)」に掲載されます

 

今回も おつきあいいただき ありがとうございます(^O^)

 

も~ちょい 寝てる、、、by みどりーズ男子 くり&ごろ

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第3回 淡水ガメ情報交換会in神戸 に行ってきました^^。(1日目編)

2015-10-28 02:18:47 | 知ってみよう・かめ会議・発表会レポート~
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↑↑ いつも応援 お読みいただき 本当にありがとうございます・・・

「ぶりくら市」の記事に、たくさんご訪問、ポチいただき、本当にありがとうございます
(私の記事に、というよりも、ぶりくら市に人気があるためのランキング、ということが
証明されましたね・・・)感謝、感謝です。
いつも応援ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします・・

その、先週の「ぶりくら市」から、はや一週間。。(はやいですね。。)
秋にしては暖かかったぶりくら市2015。
そして、秋なのか・・・むしろ暑いんですけど?な初日の関西。
(おかげで水替えはラクチンで、かめさんも気持ちよさそう~ほしほしぱくぱく、で安堵しますが。。)
「淡水ガメ情報交換会」は、主催が関西の神戸市立須磨海浜水族園さまと、関東の認定NPO生態工房さまとの
共同企画なので、年度ごとに関西、関東交互で行われます。
今回は「相楽園会館」という会場での、関西では2度目の集いです
※私・ぽちこは関西開催時のみ参加です。

初日はゲスト講師の方をお招きしての講座、2日目はパネル発表と各テーマでの発表となりました。
(第1回分はまとめきれずに、スマスイの担当者さまのまとめにまるなげリンクした私^^;)
今回は、ざっくりと会場に足を運べなかった方のために(できれば次はごいっしょしましょうね、の
お誘いもしておきますよ?)今回も情報をシェアさせていただきたく、ちょこっとレポートいたしますね。(ご了承いただき、ありがとうございます。。)
(とりあえず書いてゆきますが、わかりづらいレポートで失礼いたします。。)

※補足:「淡水ガメ」って?の質問があったので。水に依存するカメの種で、よく
飼育されているミドリガメやクサガメもこの分類に入ります。
日本ではとくに、日本固有種であり、日本にしか生息していない、しかし
保護問題が深刻化している「ニホンイシガメ」にスポットをあてての外来種防除や
外敵からの保護、交雑問題などがいろいろと発表対象になっています。
飼育者にも身近な問題なので、私も一般飼育者(ときど保護ボランティア)として興味があり、またここで
行けない方とできるだけ内容を共有したいので拝聴側で参加させていただいています。

              


前回より、ぐっと会場アクセスも便利に。懇親会も同じ場所で便利☆←参加しなかった。けど
余計なことをしゃべってしまう自分に大反省な状態だったので、きっと不参加で正解。。
(関係者各位さま、すみませんでした。。。)

(↓初日はカメラを忘れていった私。。ガラケー画像です☆)
ガラケーだと、撮影意欲がなくなっちゃうんですよね。。←どうしてがんばれないのか


講師の陳添喜氏。(チェン博士)(奥左)と亀崎元館長(手前)。
~~~~
(引用元:第3回淡水ガメ情報交換会パンフレット)
「台湾の淡水ガメ研究の第一人者 陳添喜 氏

陳博士は、台湾南部しある国立屏東科技術大学 野生動物保全研究所に所属する
淡水ガメの生態・保全学者。台湾に生息する淡水ガメ(特にセマルハコガメやハナガメ)の
生態・保全や、アカミミガメをはじめとした外来ガメによる在来生態系への影響について
研究している他、東南アジアにおけるカメの輸出入についても詳しい。」

(~引用ここまで)




~~~~

・・・前回ぶんのおさらいも書くべきなのですが、アカミミガメ問題というのはすでに
何年も前から全世界で(アメリカでさえも)取り上げられ、国によっては輸入禁止にも。
(日本の場合には協定の都合上、「輸入禁止」が現在は現実的でない)
台湾でも、外来種問題はあり、日本で捕獲されたカメも大量に売られているそうです。

アカミミガメも大量にペットとして流通しており、宗教的な理由で外来種を野外に放すことが
(放生会:ほうじょうえ※奈良の猿沢池参照)問題視されている。
「野生に動物を放す運動」は中国も賛同して行っている(お金もうけのために)そう。
政府は駆除に対して「証拠(駆除の理由)」を求めてくるので消極的。
実際に飛行場で離陸する際に、アカミミガメがひかれるなど経済的にも損害が出ている。

1997年にアカミミガメは台湾での輸入している生物TOP10入り
アカミミガメは、ほかの爬虫類ほど注意がはらわれていない(例:イグアナ)
1985年 14万頭輸入 (ほかの爬虫類も含めた不正確な記録)

2003~2005年にかけて 多くの国がアカミミガメに対して輸入を規制

反して、規制していない台湾に輸入が爆発的に(600万頭)増加(「自由貿易」により規制できない)
→結果、約7割野外に放たれたと推測される。

問題:固有種と競合(えさなどの確保)交雑・病気(病原菌)をもたらす(ヒトにも)
在来の動物にも多くの大きな影響があるのでは・・・?

***
 台湾の淡水ガメは5種 (ハナガメ・ミナミイシガメ・セマルハコガメ・クサガメ・スッポン)←うち1種は絶滅危惧種
野外では10種確認されている(亜種ふくむ)※一か所での調査の結果

「外来種」とされているのはアカミミのみ

 2001~2011年の調査では、15%がアカミミガメ。まだ在来のハナガメが優勢
(アカミミは2番目に数が多い種)
都市部に近く、改変された土地の近くでよく見かける傾向。山のほうではまだそれほどではない。
 個体密度はまだ低い。一方で島でも見つかっている。川で100頭以上、ほかの池では5個体ほど捕獲
 カメの「放生」が定期的に行われている(宗教的な習慣)台湾では一般的

在来がアカミミガメにとって替わっている

土地の改変(開発・護岸工事など)を受けたあとは、常にアカミミガメが増加→適応能力が高い

ハナガメは工事の改変後減少(幼体・メス)

性比は公示後ハナガメはオスが多く、アカミミガメは安定

食性(カメの胃にチューブを挿入、ポンプで押し出して内容物を調べた)カニ・貝・甲虫の羽根
魚肉(おもにテラピア)※外来種
植物も多く食べている

えさにも外来種 ハナガメは昆虫・植物を多く食べている

アカミミ・・・男女同じような食性
ハナガメ・・・男女に違い メスは植物性を好む傾向※補足:食べ物がない・じゅうぶんに捕えられないせいかも。。?

「アカミミガメを駆除してはどうか」、の声も→現在は捕獲して調査、マーキング後、リリース。
愛護団体の存在などがあり、今は駆除が困難。駆除後の処理の問題も。(キロ単位のアカミミガメの処理)

調査以外で何者かがカメを捕っている 通称「カメハンター」・・・外来・在来問わず

カメハンターによって取り去られたカメのニッチを、アカミミガメが埋めてしまうことを危惧している

在来カメ(ハナガメなど)も「カメハンター」によって取り去られ、メスは「持ち腹(※タマゴを持っているので
子ガメが手に入る)」なので取り去られ、オスだけ放生会用にまた販売・使用、放たれ野外に。
アカミミはオス、メスとも売られている(そして放生会に使用されるので、また放たれる・・・)結果、野外にはアカミミガメのオスメス、その繁殖個体、そして在来種は
ハナガメなどはオスばかりになり、貴重な繁殖サイズのメスに複数の♂がむらがる光景も。。

台湾では、すでにアカミミガメを野外から取り除くのは困難なステージに。。
田舎では定着するも低密度。
政府は多くの予算を必要とする防除に消極的。
防除は、アカミミガメの食性を考慮し、同時に駆除(アメザリなどが大量に増加)することが必要
今年度より、ようやくアメリカからの輸入に規制をかけていくことを政府が検討。(しかし中国本土からも入ってきている・・・・!)
国内の取引に関しては、まったく考えていない。「検討中」(自由貿易協定の存在がある)

               


・・・読みづらい部分など、おいおい補足修正させていただきます・・・

・・・この記事にまた続きを書きます。←と思っていましあtが、二日目の記事に続きを書こうと思います。

チェンさん、ありがとうございます。


↓↓お読みいただき、ありがとうございます。ぽちっとよろしくお願いしますです。
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↑↑カメさんの、一般市民も参加できる、こんな濃い集まりがほかにあるでしょうか。。。
がんばりますので、いっしょに内容についてきてくださいね~~





よ~く「知ってみよう・おでかけ編☆」~予告・2月8・9日に行って来ます。

2014-01-23 19:14:39 | 知ってみよう・かめ会議・発表会レポート~

p>ぬくぬく・ほしほし。。。


2月8・9日は「第一回淡水カメ情報交換会

  行ってきます。

またこちらのブログにて、お勉強してきたことをレポート予定です。

参加費3000円(学生さん1000円)。お近くの方も、そうでない方も、がっつりお勉強して

これからをいっしょに考えませんか?

あと2月5日の夕方からスマスイの「サイエンスカフェ第16弾「北米におけるアカミミガメたちの生態」 

こちらだと1000円で参加できますよ。 

がんばって拝聴してきますね~^^。

          

(以下、ケイタイ閲覧の方用にトップモジュールと同じ文章です)


『ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)飼育者さま』へのアンケート告知とおねがい。


2014年・2月1日~2月28日までの一ヶ月・こちらの ブログにて 『ミシシッピアカミミガメ飼育者さま対象のアンケート』を実施いたします。
おひとりでも多くのご参加をお待ちしていますので ぜひ、普段はブログなどを見ていらっしゃらない
アカミミガメ飼育者さまにも お声かけいただき、ご自身が飼育者さまの方もご参加くださいますよう
どうぞよろしくお願いいたします。

クサガメのんちゃん♪と暮らす。 ~管理人 ぽちこ


          



『早まらないで』ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)はふつうに飼育できます。


~ご家庭や職場、学校などでミドリガメを飼育されていらっしゃる方へ~
2013年9月、環境省がミドリガメの「特定外来生物」指定を段階的に「検討」する・と発表しました。
「今すぐにミドリガメが飼えなくなる」と誤解された方もいらしたようですが、

○「指定が実現するとしても、早くても2020年以降になると思われます」

○「仮に指定されても、届出をすれば今までどおり飼育できます」
(捨てたり、手放したりする必要はまったくありません。)

○「届出の手続きなども、簡素化される可能性が高いです」

ニュースだけを見て、どうしていいのか不安に思われている飼い主さんも多いと思いますが、
かめはとても頭のよい生き物です。捨てられた悲しみを味わわせるのは、あまりにつらいことです。

どうか早まってかめを手放したりされないよう、生涯大切に飼育してあげてください。よろしくお願いします。
2014年1月12日 「クサガメ・のんちゃん♪と暮らす。」 ~管理人ぽちこ


~この寒い冬空の下でがんばってるかめさん・いきもの・ちきゅうすべてに、しあわせな未来を願います~