かめさんの輪(かめりん)♪

カメ好きです。活動している方をお手伝いしたり、学んだ情報を共有しています。どのカメさんもしあわせにと願っています。

♪2022年 イベント告知♪(カメさんの生体は、ぜひ国内ブリード個体、または里親募集サイトで計画的に・・・☆)

○国内ブリード個体・グッズ(爬虫類メイン)販売イベント 眺めるだけでも楽しい♪ 
○ぶりくら市
○2023年11月5日(日)場所/神戸サンボーホール1F,2F ※2023年はとんぶり市が先です
○とんぶり市 
2022年10月1日(日)場所/ 東京都立産業貿易センター浜松町館 4F5F
【終了しました】◎カメ DE Show!in NAGOYA (KDS名古屋)
日時 2022年3月19日(土) 10:00〜16:00
場所 名古屋市千種区吹上2-6-3 吹上ホール    
第2ファッション展示場
交通 名古屋駅より地下鉄桜通線 吹上駅下車

【終了しました】○第9回 淡水ガメ情報交換会 飼育者さんも楽しく学べる♪
2023年3月(土)(日)※ 調整中





◎カメグッズオンリーのイベント/カメ DE  Show!2020(本家KDS)
2020年11月29日(日) 浅草橋東商卸センター【中止】

『ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)はふつうに飼育、譲渡できます。』

~ご家庭や職場、学校などでミドリガメを飼育されていらっしゃる方へ~
2013年9月、環境省がミドリガメの「特定外来生物」指定を段階的に「検討」する・と発表しました。
「これまでどおりミドリガメが飼えなくなる」と誤解された方もいらしたようですが、

○「指定ではなく法改正の予定で、2023年6月に閣議決定されました」

○「今までどおり飼育できます」
(捨てたりせず、飼育ができなくなれば次の飼い主さんをさがす。)

○「飼育を続けること、譲渡に届出などは不要です」
「販売は禁止されます」
ニュースだけを見て、どうしていいのか不安に思われている飼い主さんも多いと思いますが、
かめはとても頭のよい生き物です。捨てられた悲しみを味わわせるのは、あまりにつらいことです。

飼育を始める前に数十年お世話ができるのか、よく相談 考えて お迎えしたら生涯大切に飼育してあげてください。よろしくお願いします。


2014年1月12日 「クサガメ・のんちゃん♪と暮らす。」 ~管理人ぽちこ
追記・編集:2023.2.1
https://www.youtube.com/watch?v=jSL4ju7Ab18
https://www.youtube.com/watch?v=OT7CdGIpbUA&list=PL9Gx55DGS7x7WRm1bYEINRfnrhRaVlRnn&index=16
↑環境省さん企画のWowキツネザルさんの動画です。法改正についてお話されています。

フィールドへGO~♪池干し・加古川・峠池~

2014-12-29 20:52:02 | 野外(川・池)のカメ調査レポート
先に告知です。


環境省パブコメ募集・2015.1.11まで

「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト(案)」に対する意見の募集(パブリックコメント)について ←リンク クリック☆



「外来種被害防止行動計画(案)」に対する意見の募集(パブリックコメント)について ←リンク クリック☆





              





12月半ば、今年・今季最後の池干し参加になる・兵庫県は加古川市の峠池におじゃましてきました。

(手前の草は、セイタカアワダチソウですね。今年は植物のこともお勉強しはじめた年でした。)


表面が凍っています。計ったら6~7℃。あれ、終了後だったんですが、人肌であったまっちゃった・・・?(まさかね)

この池は、真ん中の端を境にふたつにわかれていて、今回は手前の池は水を残して・・・


反対側・こちらで池干しを実施しました。(前回と重複しますが、池干し・とは、池の底の

土を乾かして、水質を保ったり、池の周囲の土が崩れたりしないように行われている・農業に

従事されている方の年間行事でした。

今は高齢化や農家の減少などで実施される数も減少しているので、生物多様性・防災・地域のレクリエーション・

外来種駆除などの目的で実施されています。

加古川・明石では、「いなみのため池ミュージアム」さまなどの活動もあり、池干しは地域のイベントとして

このように実施日には現地にのぼりも設置し・活性化に尽力されていらっしゃるようすがうかがえます。


すでに数日前から、池の水は抜かれてだいぶん少なくなっています。


わらわら。。。毎回地元の学生さんが、先生がたに引率されて参加されています。

今回は、高校生の部活動の子たち・大学生の生物部(だったかと。ちがっていたらすみません)

の子たちが参加していました。

大学生は、胴長も持参でじゃぶじゃぶ池に入ってゆきます。

前半はクリーン作戦でおそうじタイム。

ほうきで きれいに落ち葉もとりのぞいてゆきます。池の養分になるから、落ち葉はとらずに

いるのかな?と思っていたのですが、取り除くほうが水質にはいいそうです。


さすがの機動力。たくさんのゴミが集まりました。


いよいよ池干し参加。かめちゃんゲットでにこにこ。みんななれてるのか、「クサガメ臭くさい~~っ」と

笑っています。この子はおうちにクサガメを飼育しているそうです。

(※クサガメ臭とは・・・クサガメ・は「臭亀」と書き、いやなことなどがあったときに

臭腺・と呼ばれる穴からクサガメ独特のニオイを出します。飼育下ではあまりださないのですが

野生下の子は調査などしているときはお約束のニオイ・・・そう言えば、いつものT川ではみんな

慣れてる?せいか、池ほどクサガメ臭を感じていない印象です。。)

残念なことに、この前日あたりに背後の端のしたに張っていた網が取り払われ、もっとたくさんの

魚を学生さんたちに捕ってもらう予定だったのですが、結果あちらに魚が逃げてしまったようで

学生さんたちもカメを捕るのがメインに。


この池は、以前にも調査で数回訪れていたおなじみな場所なのですが、今回は池の周囲を

改修工事されていて、


どのくらいかめなどの生態系に影響が出るのか・・・残念ですが、安全面などを考えると

仕方のないことのようです。

たくさんの会が存在し、地域の方に見守られているのですね


高校生が、緑化に参加中。


毎度おなじみな方も。池干しをハシゴされる日もあるんだとか。

今回は、ため池の役割に注目をされている・漁協の方々も参加されていらっしゃるのが印象的でした。

海に流れ出る養分は、魚にももちろん影響していますよね。

森と海はつながっている・という活動をされていらっしゃる方は、もう10年くらい前に

テレビで拝見して、印象的でした。

(テレビでもっとこういうことをとりあげてほしいんですが・・・残念ながら、わざと

センセーショナルに報道しないと視聴率がかせげない・と ばかりに・・・悲しいですね。)

環境問題・活動が盛り上がって活発な昨今・ふつうに報道してくれればぜんぜん注目して

視るけどなぁ・・・?と思うのは私だけ・・・?

何人くらい参加されていたんでしょう。にぎわっていました。


今回は、カメさんに集中できたので。。。


自分の釣果・ならぬカメさん捕獲数。全7頭はフィールド自己最高。

(いつもはつい、魚を救出しようと←ぱくぱくぼれているのをほうっておけず・・・^^;

カメのお手伝いに来ているにも関わらず・捕獲数1~2頭というさんさんたる結果に。。)

なぜだか、哺乳類にかじられたような・手足のない子がたくさんいました。


アカミミガメ。今回は食すイベントもなく、この子たちはれいとうこ・へ。。。


クサガメたち。調査計測・撮影後、リリースされました。


こういう場所は、粘度が高くって、抜けなくなったりしてこわいです・・(ヘタレなので見守る私。。。)


池の外側で、せっせと魚をすくっていました。


ブルーギルのちいさいのが捕れていました。ブラックバスよりもブルーギルが目立ちます。

新年もまだ池干しはあるのですが、都合が合わないので参加はこれが最後。

またフィールドは、いつものT川の参加が日常になる予定です。


            


冒頭の告知どおりただ今、環境省がカメを含むパブリックコメントを募集しています。(~2015.1.11まで)

そして自身、レポートを作成中なので、アンケートで募集させていただいた結果や

また以前お勉強させていただいたこと・新たにお勉強中のことなど見ていて、やはり

あらためて「何が本当に正しいのか」「地球・自然のために・人はどうあるべきで

今何ができるのか」・・・バランス・やるべきこと・またあらためて今、今年フィールドや

人に教わってお勉強させていただいたことなどをしてきた結果・以前みた動画などを見てみると

また今は違った印象をもつようになり、諸外国のように「ニュース・情報は『話半分』に」

参考にする・というスタンスで、いちいち批判するよりも「利用するツール」と割り切って

進んでいけばいいのかな・(いい迷惑な情報も困りものですが・・・)と思ったり。

かめなどに関しては、誤報などが出たら、またできるだけ迅速に正確な情報をおもちの

方に聞いて許可をいただき、ここへはアップさせていただきたいと思っています。

・・・またとりとめなく長々すみません。

人間の欲が地球・人自身を滅ぼしていってる昨今。

また来年も、なにができるのか模索しながら~なにが見つかるのか・何を始めるのか?

自分でも予感程度で未定ですが、とりあえず「できる」・そしておひとりでもここを

読んでくださる方がいて、協力・教えてくださる方々がいる。という自分の状況に感謝しつつ

「やってみよう♪」「きいてみよう・しってみよう」してゆきたいと思いますので

かなり読みづらく・失礼しておりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

今年一年、ほんとうにお世話になりました。ありがとうございます。
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↑ランキングに参加しています。ぽち・っとおしていただけると とってもうれしいです^^。

・・・うっかり冷やしてしまい、ダウン中です^^;あすはしゃきっとがんばってきます。

みなさま、どうぞご自愛くださいね。よいお年をお迎えくださいませ。。。

かめりん♪2014年をふりかえる。

2014-12-23 22:05:07 | つぶやき。。。
の、そのまえに・・・告知を。

環境省より・外来種(カメ・カエル・トカゲ含む)パブコメ募集』2015.1/11まで。←

「クサガメ・のんちゃん♪と暮らす。」の記事リンクしています。


参加すれば、かならず次の「自分は何をすればいいのか」が見えてきますよ~^^。

未成年でも、どなたでも参加できますので ぜひこの機会にご参加を♪

                


・・・さて、今年もいよいよおしせまったきょうこのごろ。ふりかえりのつぶやきです。

前置きに書きましたが「自分は何をするべきか、見えてくる」・・・。自身・見えてきたかなと

感じたひとりでもあります。

フツーのおばちゃんが、フツーにかめを飼育し、毎日仕事に出かけ、ときどきかめの

ブログを更新し、時々環境ブログに参加させていただき、(そして記事を

読ませていただくことももちろん。。。)ときどきフィールドやお勉強会にお出かけして

学ばせていただき、またそれを共有させていただこう・と記事にアップし。。。



卒園した子のおチリ。びびりぃ~ちゃんだったな。。


室内フリーウォーク中のクロたん。ただいまベランダで冬眠中。。。

昨年までは、かめを飼育して愛でていた・だけだったのですが

今年も人から見たら、「そうかわらんやん」かもしれませんが、本人的にはすこしづつ

かわってきているとかんじています・・・

「かめちゃんのために、できること」。を、やろう・と決めた・それだけで

流れが自分の興味のあることへと進んで、それでも 無理ではない程度に 流れに のってマイペースに

いろいろとさせていただけ、やさしく 学ばせていただけた・そんな一年でした。

かめブロガーさまにお願いして、拡散させていただいた2月の「現アカミミガメ飼育者さま

対象・アンケート」の作成と実施、(多くのかめともさまに助けていただきました。)

2月の「淡水ガメ情報交換会」のヒアリング・(ついでにアカミミちゃんアンケートの

チラシ配り~)

5月の「たねくら市」へのボランティアとしての参加(かめグッズ委託販売と

ボランティア活動をされている団体さまの紹介ブース出店)・・・と、ちらっと

「どうすりゃいいの・アカミミガメ」パネラーとして参加もさせていただきました。

3月からは、2008年に一度だけ見学させていただきました「和亀保護の会」の

会の活動に参加したい・と前年からお願いしていたので、川の保護の会の活動に

参加。(これもかめ友さまにつないでいただきましたご縁。)

今年はこの会の活動についてまわらせていただき、フィールドで 12回(半日参加2回含む)

お勉強会3回で、本当にお世話になりました。

現地で活動の終了後にも、いろいろと質問をさせていただいたり、Facebookでのいろんな活動をされている方との

やりとりを拝読させていただき学ばせていただいている最中です。

(「活動」・って何?といわれたら、「自然環境のための活動」というかんじでしょうか。)

まだなんとなく、知りたいことの表面をただなでているような、つんつんさわってみている

だけのような・手さぐり状態な私ですが 自分なりに何かできることがあれば・という思いでいます。

なんだかんだ首をつっこみつつ・ハードスケジュールになってかめのお世話ができなくなってしまわない

程度に・と思っています。(「できないものはできない・と考えて。自分ができる範囲で)


よろしくね。←この夏、初産卵したわが愛娘・のん子。実は今も産卵疑惑中です。。。

「かめりん♪」としては、かめに関しての情報発信からの~生態系に関すること・自分の流れのままに。

来年もまた、かめにとって「いいこと」になるように、(それはちっぽけでも必然的に人にも動植物・

地球にもいいことな方向の・ハズ・・と思っているのですが)里親さま募集も細々ながら活動再開

させていただきたいと思っています。

また冬眠前準備・冬眠中もときどき時間と機会があればこちらにアップさせていただこうと

思っています。

(ただ、冬眠準備の画像は本当に撮るヒマがなく、画像はほとんどありませんのであしからず・・

昨年の今頃には、アカミミちゃんアンケートを作成していたので、なんとなくアカミミちゃんの

ための活動・は予測できていたのですが、おととしはさすがにこんな自分は全く想像して

いませんでした。

きっかけは「かめ」。そして、来年もまたかめとかめともさんにいただいているヒントを

もとに、流れに身をまかせてどこに流されるのか・ちょっと楽しみにしつつまたみなさまと

教わったことをここで共有できたら楽しいな・と思っています。

またよかったらこんなつたないブログですが、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

・・・すでに年末のごあいさつもいれちゃってますが、年内にできれば最後の池干しの

レポートもアップしたいと思います。

(パブコメを仕上げないとなので・・・^^;;息抜きという

現実逃避に、アップしに来るかもです~)3月に試験もあるので、年明け後あわあわしそうですが・・・^^;。

では、ひとまずみなさま、どうぞよいお年を。。。

今年うまれた、このブログ・・・
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おつきあいいただき、本当にありがとうございます。

かめさん好きで来てくださっていた方には、いろいろと読みにくかったり、興味とはちがう記事もこれからも

あるかと思います。

それでも、けっきょく活動している人は、「人間のやってしまったこと」「生産と消費」の

このサイクルを続けていると、「もう地球はだめなんだな」と気づき、(ここまでは皆様が

感じていること)「じゃ、何から手をつけたらいいんだろう」と考え「じゃ、自分はこれを

やってみよう」と、日々活動されていらっしゃる。

そんな「つながり」は、ネットで持てる・というとっても便利な昨今。

「人間のしてきたことを、自分(たち)でなんとかしていく」「ひろめる」「集う」

「アップする」「質問・応答する」そしてまた刺激を受け、自分も活動する・・・。

リアルもネットも、両方大事。

見ているだけより、やってみる・と「百聞は一見にしかず」で、本当にいろいろ

わかってきますよね。

↑とくにニブイので、やってみないとわからない・な私・・・^^;。

かめさんの活動の形も、どうかわっていくのか・・・ちがうことも始めたいですし。

カラダが資本♪ですよね。

来年は、もうすこし「ひとにもやさしく」なりたいです^^;。←ひたすらテーマ。

12/25追記:

続きです。

なんといっても、アンケートの際はかめともさま・そしてリアルでつながりあっていただいている

かめ飼育者さなが「告知」の協力を申し出てくださらなかったら、まったく企画自体

成立しなかった・ので、本当にありがたかったです。

そして一緒に制作してくださった方々・参加・ご回答・集計してくださったほとんど見も知らずな

方々にこころより感謝いたします。

今年は、自分がブログをただ書いている・だけではきっとつながらなかったたくさんの

「かめとも」さまを逸脱した、かめの大先輩さま(かめの保護のために活躍されていらっしゃる・

もともとかめの飼育者さまスタートな方たち・PCスキルの高い方々など)や、自然保護の

つながりの方から助言やつながりをいただき、アドバイスやお勉強もたくさんさせて

いただけました。

そして、直接かめちゃんからも学ばせていただいてる最中です。

まさか・かめのアンケートを作ろう・とか、かめの生態系を守ろう・と活動に

参加させていただく・というちょっと今までとちがう角度からかめとかかわることで

政治・経済・世界の中での日本の立ち位置・選挙などと向き合うことになろうとは。。

かめの世界は深いなぁ・・・!

なんでもちょっとだけのぞくと、ぜんぶがつながっているんですね。

「世界」。地球上。そして宇宙・時空・・・?

一生お勉強がつづくのか・と思うとわくわくしますね。

いいこと・よくないこと。楽しいこと・悲しいこと。常に表裏一体、だけど

気づいて・何かすれば・かわる。もしかわらなくっても、「0.0001」はゼロじゃない。



やってみてだめなら仕方ないし、やらずにグチるくせのある私なんかは、やってから

グチろう・と。そしたら、もともとグチってたことにはグチはなくなって(ちがう角度から

知ると、すこは問題の焦点ではなくなるから)次の問題が見えてきて。

問題が見えたら、それにたいしてなんらかのアクションができる・かも。。

間違ってるかもだけど、やってみよう。ができる状態・ってことは、やれ・ということなのだな~と。

(ヒマはこのために与えられてるのか・という理解^^;)なので、謙虚さがない自分をときに?

ちょっと?しばしば持て余してしまったりしますが、自分は「ツール(媒体)」としてつなぎの役割が

できれば・という理想。。を持っています。

かめの飼育者さま・フィールドで活動・研究している方々と・生態系やいろんなこととの

つなぎ。。

の、0.00000000000001、くらい・かな?

ネットを使って・自分は使われて~くらいな。

・・・退屈なつぶやきにおつきあいいただき、ありがとうございます。ちゃんとまとめられなくって

はずかしい限りです。。

かめつながりの方とのつながりもうれしいのですが、この自然環境・生態系カテゴリの読者さまと

つながり、とってもうれしかったです。ありがとうございます。

なかなかあっちこっちさまよってる内容かもしれませんが、どうぞまた来年2015年も

よろしくお願いいたします。

管理人 ぽちこ

第10回・伊丹生き物マイスター講座・カラスの塒の観察調査~at昆陽池~

2014-12-13 01:17:00 | H.26.生き物マイスター講座
前回のカラス講座・の続きで、今回はフィールド調査です^^。

同じく布野先生に引率されて。。。

伊丹市・昆陽池(こやいけ)のカラスの塒(ねぐら)の観察・調査へ。


昆陽池は、このような形をしていて、南(下)側は貯水池・北(上)部分の日本地図様の場所が

陸地・樹木があり、ここにカラスが夕方になったら帰ってきます。


フツーに白鳥なんかが観察でき、




くつろいでいらっしゃいます。

この日は、15時半に集合・まずは。。。

(数えてみたら、30人参加していました。)



まずはお借りした双眼鏡の使い方を教わり・・・

(のぞいた時、○く見えるか・肉眼でまずはターゲットをとらえてから、そこをめがけて覗いてみる・など)



カラスの数を、数える練習~~。カウンターもかりて、かちゃかちゃと。

では、カラスのいる場所に近づいてみましょう。

まるでハイキング。ここはふだんは入れない敷地のようです。トクした気分^^。


では、いざカウント。ここでは「シマの上」にとまっているカラスだけを数えてゆきます。

160羽くらい。

また移動~・・・

いつもかめちゃんの観察に、貯水池のまわりを歩くので、こちらを歩くのは初めて。ステキですね^^。



次のポイント。

こんどは、「シマの木の上」にとまっているカラスを数えます。


向こう岸っぽい場所なんですけど、この画像では見えにくいですね。

・・・だんだんと、暗くなってきて数えにくくなってきました。ここでは260羽くらい。


飛行機。伊丹空港があるので、頻繁に飛んでいますし音もおおきいんです。

昔に比べてサイレンサーがよくなって、ずいぶん静かになりました。

住んでいると、風がきつくて低空飛行している時くらいしか気にならなくなります。



貯水池サイド。ここは普段コイ・カメがいますが、もう冬なのでかめちゃんは見かけません。

3月の生き物マイスター・最終講座では、ここでカメの観察調査予定です。楽しみ・・・。


あと一か所でも数えて、ここでは116羽。





その貯水池を左に見つつ・進んでゆくと、右手に鳥がたくさんいる場所に。




ごはん?と寄ってくる子たち。とても愛らしかったです。


たくさんの野鳥が飛来してきます。

では、まとめ(演習問題)です。


昆陽池公園のねぐらには、何羽のハシブトガラスがいましたか?

観察・調査した3か所の合計を、みんなで発表・その平均値をとると「479羽」でした。

ハシブトガラスの1羽の餌量を700gとした場合(※この数値は、カラスを捕獲・カゴで餌を

与えてどれくらい食べたか・の数値で、カラス一羽の重さからしても普段はこんなに食べないかも・だそうです)

昆陽池のハシブトガラスたちは何kgの餌をたべていますか?

479羽×700g=335300g→335.3kg

可燃ごみ1袋あたりの重さは4kgです。このうち、29.6%が厨芥類と報告

されています。昆陽池公園のハシブトガラスたちは、何袋の可燃ごみから餌をたべて

いることになりますか?

4kg×0.296=1.18kg

335.3kg÷1.18=284袋

・・・この284袋にたどりつくまでに、10袋くらいつっつくので・・・

実際はこれの10倍(2840袋の被害)。というかんじで・・・。


~まとめ~

伊丹のごみステーションは5000か所。

前回の講座で教わった「落とし穴」にはまらないこと。

「スミ」までしっかり。「穴」はふさぐ。

ご近所にも、対策を教えてあげる・伝える。

              

夕方、カラスはねぐら入り前、安全を確認するために止まり木にとまって様子を見ているそう。

(スズメ・ツバメと同じ)日暮れ後は、根元で就寝


昆陽池の敷地内で、伊丹市が設置しているカラスの駆除用の網カゴ。

3年ほど使用していて、年20頭程度の成果だそう。

ここにあらかじめとらたカラスを一羽入れ、えさをいれておくとほかのカラスが

入ってくる・・・というしくみなのだそうです・が、実はカラスをいれておくと

イタチに襲われて、そのイタチと人との攻防のほうが実際は大変そうでした。

前回の補足なのですが、まとめで『ひとにやさしい 地域にやさしい対策で・・・

   カラス被害を優しく解決を』とくくっていましたが、

カラス対策を・といっても実際はいっせいにえさ(ゴミ)がなくなるわけではなく、

ゴミのカラス対策実施とともにカラスも寿命などで頭数が減って・同時に対策で

『ごみのえさ場』もじょじょに減っていくので、急に今の増えてしまったカラスたちの

ごはんがなくなって困る・というようなことにはならないので心配しなくていいですよ・との

ことでした。(カラスをすきな方の質問より。)

本来の水田などの餌場に戻ってくれれば、一番の解決策では・ということでした。

カラス問題も、生物多様性と 当たり前かもしれませんが、こんなふうに関係があったのですね。

生物多様性・の中で生き物は生活し、限られた環境の中でそれぞれ命をはぐくんでいますが、

その生態系をきりくずして食べ・殺し・生きているのは人であり、どんどんくずしているけれど

(これをジェンガにたとえていらっしゃる博士がいるのですが)まだくずれない。

けれど、このフクザツにつみあがったジェンガが、今は立ってるけれど「ガシャン・・・!!」と

崩れたとき。。。

もうその生態系のジェンガを今度、どういうバランスで積み上げてゆけばいいのか?

もうきっと多少積み上げようとしても、もうその積木はカンタンに崩れて再生不可能に

なるのでは・ということでした。

生物多様性・その中のどこでも行き来できる・しているのは唯一「人間」だけなのだそうです。

人がバランスを崩して行くとどうなるのか・・・すべての生きている植物・生物が

いなくなる・・・・

そうならないために、人がそのバランスを再生していく・今なら間にあう・そう

おっしゃっていたのがとても印象的でした。

虫一匹でも、多様性に貢献しているのに、人はいったい・・・

壊す・食べつくす・殺す・利用する。

それだけじゃなく、感謝して、今度はただ切り崩してゆくばかりでなく、せめて

無為に切り崩すのはやめてゆく。積みあげてゆくお手伝は難しいけれど、せめてできることを

していかないと・ということなのだと。

・・・カラスちゃんの回ですが、今お勉強中のこともちょっと書いてみました。

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週末は、今季さいごの「池干し」に参加してきますね。また寒くなりますね。皆様どうぞ

あたたかくして、しわすのいそがしさを あとひと息・乗り切ってくださいね^^。

第9回・伊丹市生き物マイスター講座・『カラスの生態とごみ被害への対策』

2014-12-09 02:33:48 | H.26.生き物マイスター講座
・・・すみません、とりあえず(毎回いいわけ書いてますけど)先日お勉強してきた回からご紹介

させていただきますね~。

今回は、座学・次回は昆陽池で実際にカラスのフィールド調査です。

まずはカラスの生態とごみ問題を

兵庫県立人と自然の博物館(通称:ひとはく・三田市) 研究員 布野隆之先生 に

教えていただきました。

先生は、イヌワシの保全・研究をされていて、大学の4回生からず~~と、13年間も研究

されていたそうです。カラスの問題も、イヌワシと似ている・ということでここ4年間は

カラスも調査されていらっしゃるそうです。

(布野先生・画像引用失礼いたします。)画像もりだくさんですが、どうぞおつきあいを。。


伊丹市で発行されている印刷物。布野先生はアドバイザーをされています。

さて、毎日のように見かけるカラスちゃん。実は種類があります。


このカラスと。。


このカラス。違いはわかりますか?


くちばしの太さで見分けます。


生態は・・・食べるものが「肉食」の、左の「ハシブトガラス」が、ごみを漁る(あさる)カラスなんです。

知らなかった・・・


おおきさは、左の「ハシブト」のほうが1.5倍ほどもあります。(成体)

ハシブトガラスは、都心では森(止まり木)のかわりにビルにとまっているんですね。



では、カラスの被害の解決に向けて・・・

現在のカラスは、ただのカラスではない。

カラスはなぜ、住宅地に来るのか?

カラスの対策の落とし穴

について、説明していただきました。

まずはただのカラスではない・・・え??どういうこと?

○えさとりの上手なカラス と

○えさとりのへたなカラス がいます。どちらが生き残る?


えさとりの上手なほうが生き残る・のが「自然界のルール」。

では、上手なカラスの子と、上手なカラスの子の子・は・・・

何頭か生まれたうちに、またさらにえさとりのとても上手な子が生まれ、ほかの子は

淘汰され。。が繰り返され、1億5千万年。。

進化し、現在のカラスは、「餌」とりに特化した「スーパーエリート


では、なぜ住宅地に来るのか?

A.「えさ(残飯)があるから・・・」

水田にくらべて、どのくらい多いのか?(本来のすみかの森や水田では、し肉・昆虫両方食べていると考えられるそう)

ということで、水田でカラスの餌量を調査♪

「カラスの餌(昆虫)は、何匹いるのか?」

「重さにすると、何kgになるのか・」

・・・研究されてる方が、手作業で1㎡の囲いの中に、動いている虫をピンセットでつまんで

容れ物に入れ、カウント・・・という作業をン100か所以上!

~平野部の大水田地帯~

~山に近い・小水田地帯~

~山間部の棚田~  など。。

で、採取した生き物の種類は。。。

なんと。。

214種類!!←いえ、このような昆虫ではないのですが。。


一例。

「若いころにくらべて減った・・・」「農薬で、生物多様性が失われた・・」などと言われていますが、

こぉ~~んなに!今でもいるんですね。。(調べた方、すごい!!)



さぁ、計算してみよう~♪


水田の広さ40m×40mだと、なんと24000匹・・・!昆虫たくさんっ!!

では・・・

12kg。

そして、

次は、住宅地で調査♪

おとなりの市・尼崎市。

ゴミの調査にご協力いただいたそうです。感謝。。。

調査は、地図をひろげて道順なども記録しながら

○一般的な住宅地

○住宅過密地

○幹線道路沿いの住宅地

などで実施されました。


ありゃりゃ。ゴミむきだしですね^^;。

さぁ、住宅地でも計算してみよう♪


水田と同じひろさに何世帯?あるのか、地図上にランダムで40m×40mを発生させます。

水田と同じ敷地にある世帯数は・・・

平均25世帯。

そして一世帯あたりの可燃ごみの袋の数・

平均2袋。

なので、25世帯×2袋=水田ひとつぶんからでるごみの袋の数は、

合計50袋。

では、重さは・・・

ひと袋の平均は4kg。

とりあえず、ひとつの水田からのごみの総重量=200kg。

でも、このひと袋4kgの中には、紙・プラ・残飯いろいろ入っていますよね。

そこで、尼崎市の職員さんはスゴイ!

季節ごとのごみの内容を調べて、データーに・・・。

なんと、このような調査と記録まで。。手作業だそう。(その資料をお借りしたそうです。)

一年を通してのひと袋の中の「厨芥類」(残飯など)の平均は、29.63%。

そうすると、200kg中の29.634%は、なんkg?=60kg。

こうなり、

それだけでなく、カラスは脂肪がだいすき 

そのだいすきな脂肪・・同じ食べれるものの中での脂肪の割合は、2倍


結果、

住宅地とは、カラスにとって餌の楽園・・・

だから、カラスは住宅地に来る・・・

だから、カラス対策が必要!

【尼崎市でのカラス対策】

○防鳥ネット

○固定式ごみステーション

○新聞紙で中を見えないように巻いて出す

○CDをぶらさげる   ・・・いろいろ実施されています・・・

行政も、HPでは、ゴミ対策のトップに「カラス対策」を・・・

個別指導・市22万世帯に印刷物を配る・などの広報活動も。

・・・がんばっているのに、なぜカラス被害は減らないのでしょう?

原因は、ここにあります・・・!

水田と同じ面積だと60kgの残飯のとれる住宅地・中・未対策6割・で、まだ36kgえさがとれる・という現状。

では・・・

対策を8割がんばれば、水田と同じ状況に。なので、9割対策を実施すると水田に帰ってくれる?


こうなると、カラスは居なくなります。

ただし、「カラスの落とし穴」にご注意を!!

・・・ハシブトガラスのくちばしサイズの穴があいていると、対策をしていないのと同じ悲しい結果に。。

↓悲しい例





右側に、重しをのせたりしているけれど。。。ひだりのすき間から入れちゃうよ~

ネットの対策をしているのに、なかなかうまくいかない・・・

さてそこで、実際の成功例の提案・ご紹介・・・




これで解決・カラス対策の妙案!!(新潟市の事例)

対策をできる人・いそがしくってなかなかできない人・・・いろいろいますよね。

(きれいにあみかけしている時間がない・あみの穴をつくろうのが面倒・・・などなど)


じゃじゃんっ!!ぱっとだして、

さっと。できあがり^^。

お~りぃ~たぁ~たぁ~みぃ~ステ~ション~~(ド○えもん風味)

これは、「対策できる人」たちのグループで毎回担当者を決め、その方はそれぞれ何週かに

一度、ゴミの日にこの折りたたみステーションをゴミ出しの場所に広げて置く・だけで、

カンタンにあみかけが完成できてしまう。。そこにゴミを入れに来るだけの「できない人」も

結果・ちゃんと対策が「できる人」に。

なので、カラス対策(=できる人)100%になり、カラス対策ができた・ということだそう。

都市部では、設置事情的にはちょっと道幅も狭かったりしますが大きさも種類があるので、工夫しだい?

この大きさでひとつ2万円だけど、固定式ステーションは20万円なので、10分のいちの

予算で購入できること・新潟市では助成金が出るので5000円ほどで購入できる・ということで

出し合いやすい値段であること・などで普及したそうです。

そして網を先にどかして・たたんでゴミを積めるので、収集してゆく方の腰にもやさしい

自分の地区での導入・購入の相談は、市に相談してみてね・ということでした

あと、ゴミ袋に「カプサイシン」をまぜたもの・ですが、ひと袋30円・と高額なこと、

「黄色のネットはカラスがいやがる説」は、実は東京都の黄色い袋に当時「UVカット」の

顔料を使用していたそうで、カラスは紫外線が見えるのだそうで、そのUVカットをほどこしている

袋の中身は見えない・ということだったそうなのですが、それを当時放送したときに

「黄色い袋は見えにくい」になってしまったので、それが伝わってしまった・とのことでした。

「駆除すべきでは」という声もあるそうですが、基本的に現状法律では駆除はできないそうです。

少々駆除してもすぐに増えてしまうことから、カラスからごみをブロックすれば、

おのずと住宅地でのカラスも減っていく・ということを実施したほうが・ということのようです。

個人的にも、カラスちゃんはすきですし(かめを狙ってそうで怖いんですけど・・^^;)

カラスの歌もあるように、昔は人ときっとうまく共生していたと思いますし

またカラスも人も、気持ちよく暮らせるように、できることはして行きたいですね^^。

(結局ここでも人しだい・という結論ですね。)最後に・まとめ~

~ひとにやさしい 地域にやさしい対策で・・・

   カラス被害を優しく解決してください~



以上、第9回・座学ぶんのレポートでした☆~布野先生、とってもわかりやすく楽しい講座を

ありがとうございます

お読みいただき、 ありがとうございます。

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次回は、昆陽池・カラス調査・フィールド編ですがんばります☆




2014.12 ベランダ・みどり保育園組の冬眠開始と落ち葉水。

2014-12-04 15:10:26 | みどり保育園(アカミミベランダ保育)
暖かすぎる11月もおわり、冬将軍の到来。

近所の公園に行ってみました。常緑樹が多い場所でした。


ちら・っと色づいていますね。何の木・・・?


ちょっと六甲山を撮りに歩いていったんです。この山は、常緑樹が多く、あまり色づきません。

先日お勉強してきた「里山」のお話でも、またそのことについては触れたいと思います

(秋のみどり保育園@うちのベランダ・フィールドからお持ち帰りしたミドリガメちゃん。)

10月・11月はみんな毎日干したり・泳いだり・(ごはんは11月8日に切りました。

一度だけ20日ごろにあんまり元気であたたかかったのであげました。)していました・が

だいたい毎日最高気温がこんなかんじの11月。


最低水温。

11月は水温は15~17度くらいで推移。もう日差しはトロ舟の陸場にはささなくなっていましたが

明るくなる時間帯はみんな干しにあがっていました。

個体差があって、早くに自主的にごはんを減らしだしたり・切ったりする子も。

ごはんを早くに減らしてたり・切ってた子のほうが冬眠前チェックでは体重の

変動(減少)がすくなく、とつぜんごはんを切った子のほうが減っていたので、寒さに

強くて動きまわっていたのかな・とも思いました。

こんな子たちは(う○Pもちゃんと消化した形のを出していましたし)もうすこし

来季は寒くなってもごはんをひっぱってもよさそう。天気予報とにらめっこして

冬眠予定のかめちゃんを飼育されてる方にもいつえさ切りをしたか・などの情報を

交換していただいたり。

(子育てもでしょうけれど、飼育って本当に情報交換が大切ですよね。)

おなかの中に、未消化のものがはいったままの冬眠スタートをさせないよう。

この子たちは、毎年自分で冬眠を経験しているので、それぞれが自分で感じ取り

調整しているように見えます。いくらあげても早々に切ってしまっていた子・

じょじょに小食になった子・最後まで「ごはんは~?」と見上げてくる子・・・。


フィールド活動の際に、空き地などで拾わせていただいたさくらの落ち葉。

虫食いがある・ということは、薬剤に関しては安全・ってことかも~と言われました。

なるほど納得・・。(薬剤散布されていても、雨でたいてい流れているそうです。

かめの先輩がおっしゃるには 心配なら、ざざっと洗っておくといいよ・とのことでした。)

で、うわさの「落ち葉水」。かめの甲羅・皮膚にいいそうなので、うちでももちろん今季は

使わせていただきたい!と思っていたのでいただいてきて、さっそく作りました。

(※実はいただいてきて一週間・ビニールに入れたままにしていたら、初回はなんと落ち葉にカビが・・・

なので、今回は 持ち帰ってすぐにあらってお水につけました。)


これはもうお水につけて二週間くらい。さくらのはっぱを使用しました。さくらもちのような

いいにおいがしますね。。


紅茶のような 赤いお水ができます。 まだ冬眠前は、このお水だけすこしトロ舟の飼育水に

混ぜていました。

12月から冬眠開始させましたが、ちょっと日をみはからって最後の水かえをして、その時に

落ち葉ごと落ち葉水を入れてあげて、足し水用にも置いておく予定です。

(冬眠スタートまでの、最終の水かえができませんでした。。)


前日12/1までは、16℃あった最高水温。


翌朝12/2は一気に10.3℃。手を入れると切るように冷たいとかんじる水。

かめの冬眠は、体力を消耗しないように5~10℃くらいの、できるだけ安定した水温が

理想だそうです。

それ以上だと消耗するし、それ以下だと(表面が凍っても大丈夫~なんて話も聞きますが・・)

危険・だそうです。

ちなみに毎年冬眠してもらっているメダカちゃんたちは、最高気温が10度を切るころまでは

毎年ごはんをあげています。年内いっぱいが目安です。

なんと、かめちゃたちは完全に冬眠すると肺呼吸をしなくても大丈夫だそうですが、

春になって息ができない状態だとおぼれてしまうので、浅い息をできるような場所は必要なのだそう。

まだときどき起きてくるかも知れないし、うちではそんなに深くしないと思います。

(トロ舟ですし、水深20cmくらいかな。。。水量は長さ80cmほどぶんあります。)

(ちなみに、水中で冬眠します。まれに土中冬眠する子もいるそうですが、飼育下では

危険なので、自主的に土の中をこのんでもぐっていくような子以外はやめておいたほうが・・・

フィールド調査では、完全に水中の土にはまった状態で採れるので、本当にかめさんは冬眠すると

息をしに水面に顔を出したりしないんだ・・・!と驚かされます。←この春に調査した時)

せっかく冬越ししたのにおぼれてもかわいそうですしね)

深くしてしまわないと水量がかせげず・水温が安定しないので水かさを増やしますが、冬眠中

かめのベテランさんのように、水中のスロープなんかをとってしまうようなことは、

今回かめちゃんたちを初冬眠させる私は、こわくてできませんが・・。

みどり保育園の園児は、私の先生でもあり、いろいろと教えていただいています。



ビニールをかぶせ、


さらにすだれ。

さらにもう一度、おおきな水場にして、今2つにわけてるのを3つにわける予定・ですが

どうなるか?ようすを見て決めようかと思います。

さらにもうすこし水温の変化の少ないように日陰になるようにセッティングする予定です。

さらにブルーシートやぷちぷちも使ってゆく予定です。

もうトロ舟からも出ることはないので、「お外への架け橋(スロープ)」も撤去して

ケージ網も閉じています。

・・・洗濯とお布団干し、できるか微妙^^;。(スペース上)

(※布団干しは、かめが気持ちよさそう~に干してるのを見て、なんどあきらめたことか~苦笑)

↑かめちゃんたちに あまあま~な保母。

いろんな 性質の 子がいて、 どの子もほんとうに かわいいですね^^。

みんな 来年の 春まで おやすみなさい。。。
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さくらの落ち葉のにおいや、紅葉も、かめちゃんの冬眠の準備をするまでは

知らなかったり・意識して生きてこず、40数年もみてきたはずの紅葉を

「これはなんの木だろう?」とあらためて見るようになりました。

クヌギの木なんかがいいよ~といわれたけど、どんな木かも知らない都会っ子・ならぬ

都会オバサン?な私。

教えてもらってても、常に触れて・見てないし、覚える気もなく聞いていたんでしょうね。

これからもっともっと生き物・植物・植生を知ってお勉強し、ふれて、においをかいで

自然や地球によりそっていきたいな・と感じた秋でした

冬もゆっくりと季節のうつろいとともに変わるかめちゃん・生物・植物の景色から

いろいろと感じ取り・ひとつづつ学ばせていただこうと思います

カメの里親さがしボランティアと第二種動物取扱業。

2014-12-02 21:54:03 | ●里親さん募集●
実はここ2ヶ月ほど、どうしたものか・と。。

里親さま探しの活動を、思うところあってとめておりました。

ネットを利用して、対面希望・郵送も場合によっては対応・という形をとりつつ


池・川の在来種程活動時に、殺処分予定(れいとうこで)の子たちの何頭かを。。


お持ち帰り~して、ある程度人になれてきたころ・ヌマ臭さも抜けて、健康チェックOKに

なってきたころに・・

(ぜんぜんにおわない場合も多々ありますよ

里親さま探しのよびかけをさせていただき、何度か候補の方とやりとりをさせていただいた上で

わが家のベランダ・みどり保育園(ミドリガメオンリー)を卒園(里子に)・という流れで・・


↑園児第三期生・女子の第一期生。あ~ちゃん。ベタなれ。(けどかめの中での協調性ナシ☆)

※ただいま冬眠中。11月撮影。

里親さまにお譲りさせていただいていたのですが、ちょっとほかの方法での里親さまさがしの活動も

(実は春から模索・検討)させていただきたい・と思い、問い合わせをしたら、

参加条件として「第一種動物取扱業」というものに登録を提示されました。

そして調べると、その届け出・登録には実務経験もしくは資格を取得する必要があり、

費用も期間もある程度必要・ということでした。


なので、さらにお勉強させていただいていましたら、まず販売業として活動するのなら

「第一種動物取扱業」というものに登録が必要であり、24年度の環境省の改定により

どうも私のしたいこととしては「ボランティア活動」であり、もしたとえば活動費用への

資金獲得目的のフード販売などした程度では、「販売業」で必要な「第一種動物取扱業」

ではなく、譲渡などのボランティア目的の方は「第二種動物取扱業」の届け出が必要・

ということがわかってきました。

たとえば、犬猫ちゃんの活動の場合は取り扱いの頭数が何頭以上だと届け出が必要・と

決められていて、(10頭以上・など)記載もされているのですが、かめ・の場合は・・・?

と、よくわからなかったので、管轄の愛護センターに電話で問い合わせをしてみました。

大きさ・使用場所・面積など説明させていただくと、

「その大きさ(かめ)の場合は、一度に50頭までの飼養(一時預かり)でなければ

とくに届け出の必要はないですが、もし今後活動していて(※今は10頭ほどです・と

私は答えている)50頭になるようであれば、その時は届け出をしてください。」との

ことでした。

年間の扱い頭数の累計などではなく(何頭増えて~減って~などはカウントしなくていいそう)

(※私の市の管轄のセンターでの条件です)保護・預かりをしている頭数・が

「第二種動物取扱業」に届け出をするのかどうか・に関係するそうです。

。。。はぁ~~。よかった。もしかして、しちゃいけないことを知らずにしていたのか・と

思っていました。

でも、せっかくなので、今後のためにも今現在させていただいているお勉強は続けていこう

と思っています。生き物・動物とかかわって・生活・活動してゆくためには必要な内容なので

またその内容なども、いずれここでご紹介できるようにがんばりたいと思います。

(とりあえず、しっかり春までお勉強をがんばります☆)


この子たちに、すてきな里親さまを さがしてあげられるよう。。

おおきめサイズの子(男女それぞれ)は、いきなりフィールドから連れてこられ、ベランダ生活で

パニックになりがちな新入生に「ここは大丈夫だよ」と教えてもらい、早くなれてもらうために

居てもらったほほうがよさそうな雰囲気なので、あ~♀・お~♀・クロたん♂などは残留してもらおうかと

思っています。(ちゃこちゃん♀も、残留になりそう^^;)どうも保母(私)も、はやく

手放さないと、親心がついてしまいますね。さくさくとどんなにかわいくっても引き渡しを

してゆく一時あずかりさんは、本当にすごいな・と思います。

もちろん、かわいがってくださる・うちで預かっているよりも幸せにしてくださるのなら

喜んでお譲りしたいですが。。(まだ私自身、いろいろとしろうとなので不安。)

冬から飼い始めていただくのはちょっとどうかな・と(秋ならまだそこから加温飼育をスタート

していただくぶんにはよかったのですが)冬眠中に移動・環境の変化・はちょっと無理があるので

今季はきょうから冬眠スタート・というわかりやすい気温・水温になりましたので、春に(といっても

かめの目覚めは4月ごろ・食べ始め~はなんとG・Wごろなのです)なるまではみんな残留・

ねんね~。。してもらうことになりそうです。

そんなみどり保育園の園児と、あぶなっかしいこのブログの主の保母を あたたかく見守っていただけますと

幸いです^^。

(追記:2016.6.5 なかなか記事を更新できなくてすみません。このあと、2015年3月に
「愛玩動物飼養管理士」の資格に合格しました。※第一種動物取扱業の取得に
必要な資格)いつか記事にしたい、と思いつつ。。そのうち書きますね。

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寒くなりましたね。みなさま、どうぞあたたかくして あとすこし 今年も 無事 年越しを

迎えられますよう