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。。ついつい画像が少なくなりがちなので、もうちょっとがんば、、ります。
今週池干しに行くので、がんばって川のレポートはアップさせていただきますね。
11月の川は、まだあたたかく水温は18度。
少し前日の雨で、水深は深め。ですが。。オオカナダモ、見えますでしょうか。
たくさん生えているので、(外来種)自宅の冬眠する子たちの非常食兼ベッドに持ち帰りました。
冬眠前や冬眠明けかけのおなかがすいたときに、緑の部分をかじったりするそうです。
配合飼料みたいにお水がにごらなくっていいですよね。
かめさんは、いるのでしょうか?
いました。ゴミをさぐっていると、かめさんだったので、手に取って「わっ」!と声が出てしまいました。
黒化オスのクサガメさんです。くりくり真っ黒なお目目が愛らしいですね。
そして。。またこの子を見つけた時も、同じパターンで「わっ」!!と言ってしまいました。
まったく、、驚いたのは、こっちだよ。。と迷惑顔(?)の黒化クサガメさん。
この日は、私は手探りで捕獲した子はこの2頭。あとはゴミを少しでも多く、と思い集めました。
とがったカンやビン、つり竿、傘、ビニール。。あらゆるかめさんにとって危険なものが
たくさん流れてきます。
調査で見つかる子はある程度年を重ねている子が多いのですが、小さい子なんんかは
命を落としていてもそのまま下流に流されたりしていてもわかりませんよね。
そしてそんなゴミは、川の水の流れによってかめさんが潜るのに好きそうな場所に
とどまっていることが多いのです。
ゆっくり寝てもらえるように。。手でひとつひとつ拾い集めてゆきます。
この日はうれしいことに先日の神戸「ぶりくら市」でお会いした、大阪在住のかめ好きさんが
初参加してくださり、初めてなのに一生懸命ゴミをあつめて、かめさんも見つけてくださいました
。
おひとりでもこうしていっしょに川に入ってみたい、と思って参加していただけることは
本当にうれしいですし、こちらもいろいろと感じたことなど話していただくことが
勉強になります。
↑画像撮らずで。。
スミマセン。また次の機会に
。
あとここ。見えますでしょうか。この日は、なんだか中洲が少なかったり、草の生え方がおかしい、と
会長がおっしゃっていたのですが(私にはよくわからず。。さすがですよね)
水の中に、ヌートリアの巣らしきものが。
ほかにも、草がぶった切られたようになっていたり、なぜか水中のかめさんが潜るのに好むような
場所も、えぐられたような場所が続いていたり。
今までも何度か、ここでヌートリアは目撃していたのですが、こんなに決定的なかめさんに対する
ダメージを見たのははじめてでした。
なんとかしないと。。
この川で、ほかの保護活動をされている方も、親子ヌートリアを目撃している、とか。
この日も、川の遊歩道を歩いている方から「そこにいる」と教えていただき。
この巣の周辺をうろついていましたが、撮影する前に見失ってしまいました。
この日は、何度もヌートリアのうんちが川上からぷかりぷかり流れてきました。
カプセルのように、ぴかぴか光っていて、言われなければこれがそうだとは気が付きませんでした。
かなりの個数が流れてきていたので、本当に危機的な状況です。。しかし、見つけたところで
捕獲できるわけでもないので。捕獲罠などを使って駆除されていることろもあるようですが
この川でも取り入れていかないと、かめさんがかじられたり、棲み家や干し場を失ってしまいます。
この立ち上がっている草、なんという種類かしら。
前回の池に続き、モクズガニさん。
てさぐりで捕獲したかめたち。なんとクサガメは全員黒化のオス。メスはどこにいってしまったのでしょう。。
↓背甲板うしろ2枚にびっしりとついているのは「ヌマビルのタマゴ」です。ヒルがほとんどの子にくっついていました。
1頭1頭ピンで計測の合い間にとってもらっていました。
ナンバリングされた個体。この読みかたを説明してもらいます。
ここは調査の中でも一番下流なのですが、2005年ごろにナンバリングした個体がこの日は2頭いたのですが
(当初は上のほうだけで調査)、ということはそれだけ下に移動してきている、ということでした。
上流のほうで棲みにくくなって、棲む場所がなくなって下流におりてきているのでしょうか。。
心配は尽きません。。
アカミミガメさんは3頭。いずれも立派なサイズのメスです。
↓この藻は「亀甲数珠藻(キッコウジュズモ)」。「(蓑亀)ミノガメ」さんに描かれている藻だそうです。
余談ですが、最近のわかい子は「ミノガメ」、あまり知りませんよね。。「中国の掛け軸なんかに。。」と
説明したりしていますが(カメロク屋さんのグッズの説明時)長寿のおめでたいかめさんなんですよ~。
1頭は、後肢は両方とも根元からありませんでした。
1頭は、目がありません。
それでも、こんなに大きくなるまで立派に川で生きてきたこの子。
川に棲んでいる子たちには、どの子にも敬意を覚えます。(ヌートリアには。。感じませんが^^;)
アカミミさんはみんな「ぱか~」っと威嚇していたのとあわただしかったのとで、「かわいいね」
し損ねてしまいました。
アカミミガメの爪の長さを測定中。背甲長、腹甲長、甲高、甲幅、一番広い幅の位置、藻やヒルのタマゴ、
ヒルの付着の有無、掛けや割れなどの外傷などを記録してゆきます。
ありがとう。みんなが無事、幸せに暮らせますよう。
集めたゴミ。
次回は、池干しのレポートを書かせていただき、その次は木をまたひとつ切られてしまって
(けっして今回の場合は悪気はない、のですが、、)とっても気がかりな場所の調査になると
思います。
木がなくなり、どんどん棲む場所がなくなり、繁殖する場所も、家も、パートナーも
いなくなっていく現状ですが。。みんな元気にいてくれるといいのですが。
またおじゃまして、お手伝いをしてここでごレポートさせていただきたいと思います。
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