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すみません、カメ好きにはツライ書き方も含まれています。
そしてうまく説明できていないと思うので言葉の選び方や、表現がまずかったらすみません。
最終回、第14回にひきつづき、太田英利先生に教えていただきました。今回は座学です。
カメちゃんの回、とお聞きしていたのですが、先生の専門は両爬虫類ということで、カメというよりも
先生の長年たずさわってこられた調査・研究にかかわる日本の南の生物に関する内容がほとんどでした。
(スミマセン、そのあたりは割愛させていただきます。。)
(※生物に関する画像は、いろいろな方やHPなどからお借りしているそうです
。)
そして、今回の画像はケータイや借り物カメラ画像で、見えにくくてたいへん失礼いたします。。
マイスター講座最終回と、その一週間後に説明会があった「カメしらべ」の内容がほとんど同じでしたので
いっしょの記事でご紹介させていただきます。
とっても見えにくいですが・・・
どの画像も、いわゆる「ミドリガメ」、「ミシシッピアカミミガメ(北米産)」ですね。
1960年代から、輸入が始まり、当時はお菓子を買ってあたりがでたら、ミドリガメがもらえる!という企画まで。
そしてその当時は、甲長3cmほどのミドリガメは「おおきくならない」と言われて買った(飼育した)人がほとんど。
しかし甲長10cmほどにもなると、次第にかみついたりして気の荒い子もでてきて、おおきくなって
世話も面倒・・・。
そんな中、「ミドリガメ・サルモネラ菌報道」が・・・。
この記事は、センセーショナルに新聞が書きたてたので、あっという間に世間に
「ミドリガメはサルモネラ菌を持っているので捨てなくては」となり・・・。
とても悲しいことに、日本全国にいっせいにミドリガメが遺棄されたのです。
それまでは、池や川には「あ、ミドリガメがいる」というほど、たま~に
みかける珍しいカメ、といったかんじだったそうなのですが、一斉にある程度大きくなった
個体が同時期に放たれると・・・
そこで、繁殖行動が起こり。
ワニなどの捕食される天敵のいない日本で、あっという間に増殖し。今に至ります。
・・・ミドリガメに限らず、もともとサルモネラ菌というのはどこにでもいる菌ですが
たまたま、おそらくあまり水かえをしていない飼育者さんが、たまたま台所で
水かえをし、そして食中毒に・・・という経緯でしょう、ということでした。
(台所で水かえをしない、そしてカメをさわったらせっけんで手をあらう、を実行すればOKだそう)
この話で、捨てられたカメを想うと、いつも本当にやるせない、しめつけられるような気持ちに
なります。過去は取り戻せない。そして悲しい出来事ですね。カメちゃん、本当にごめんなさい。
じゃあ、このミドリガメ、環境省の方針、日本国内、はたまた世界中で「生物多様性」を脅かす存在として
認識され、一部では防除がすすめられていますが・・・
「なぜ、ミドリガメが日本の自然の中で暮らしちゃいけないの?」
「いろんな生物がいたほうが、楽しいじゃない」
ここで問題なのは、「生物多様性」という概念なのです。
「外来種」とか「移入種」という言葉が使われますが、「移入種」というのは
その生き物が自ら入ってきた、という時に使うそうなので、ここでは「外来種」で
統一させていただきますね。
本来生き物は、その地域やその場所で、それぞれ・・・
なので、
ちょっとここと関連づけて書くのが難しいのですが・・・
ミドリガメの場合は、野外では「侵略的な外来種」というところが問題で
たとえば、佐賀城のお堀。ハスで有名なのだそうですが、気づけばアカミミガメが食べつくしてしまい、ハスは
絶滅寸前まで追い込まれてしまったそう。
そして画像にあるわなカゴなどでの防除の上で、すこしだけお堀の水底や、同じ地域の水辺に
残っていた種でハスを増やした結果、今はまた画像のように茂っているのだとか。
ミドリガメでなくてもハスは食べるのですが、特にミドリガメはほかのクサガメ(今は
江戸時代あたりからの外来説が有力だそう)やニホンイシガメ(日本固有種)よりも
草食傾向が強く、食べる量も育つスピードも段違いなこと、繁殖率が高いことで
あっという間にそこにある生態系を食いつくし、ほかの昆虫なども棲めない環境に
なってしまう、とのことでした。
同じように・・・
「鯉が住んでいます。川をきれいにしましょう。」
これは、市内のとある場所の看板なのですが、実は鯉というのは「世界の侵略的外来種ワースト100」にも選定されているほど、そこにある草や藻などを食べつくし、ほかの生態系の一切棲めない
場所にしてしまう生き物なのだとおっしゃっていました。
↓見えにくすぎですね。鯉です。
日本各地で、鯉を放流して、「自然保護」だ、というような地域が存在するけれど
これはたいへんなことで、某市でもやめていただくのに理解していただくのが本当に
たいへんだった、とのことでした。
このように、生物多様性が失われ、単一の生物しか棲めないような場所が広がってゆくと、いずれは
その単一の生き物も死滅してしまう→「生き物のいない世界」になってしまう、かもしれない。。
ということで、ミドリガメの問題は放置していると、生き物の絶滅→人間も生物も住めなくなる
食べ物がなくなり、生きていけなくなる 。。かもしれません。
人がしてしまったことを、人の手でなんとかしなくては、ということで防除などの活動はなされているのです。
(だいすきなカメさんの命も、どの命も尊厳をもって接していたいと思い、願っています。)
で、これです。
この説明会に、同じ内容が説明され。。
上の2枚がイシガメ、下の2枚がクサガメ。
そして、今国内で問題になりつつある。。。
上から、イシガメ、クサガメ。
そしてクサガメとイシガメの雑種。交雑個体。(鈴木大さん撮影)
ふつうは交雑個体は一世代でおわり、繁殖能力はないものがほとんどだそうですが
このイシガメとクサガメの交雑個体(イシクサ・とか、ウンキュウとか呼ばれます)は
繁殖能力があり、数が減って出逢いの機会が少なくなっているイシガメとクサガメが
交雑する・・・
*******
(つぶやきです・・)
だいすきなカメちゃんの世界はもう、自然破壊と人による乱獲、遺棄でとんでもないことに・・・。
そうこう言ってる先でまた先日、いつもおじゃましている川も護岸してまるでただのドブ川と
化してしまった場所、
整備?して、400mも川の底をならして、危険で生き物の近づけない場所・・・。
なにこれ?なにが起こっているのでしょう。また「あきらめる」しかないのしょうか?
人は、あまりにも勝手で、貪欲で。愚かで。
土木のお金が余ってるから川に使ったのかしら。今後もこんなことが、あちこちで起こったら・・・?
(地元も河川で大規模工事をしていました。。。)
お金なんてなかったら、あの川は今も平和で、かめが生き埋めになることもなかったのかしら。
あれで「きれいになったね」って・・・。今まで川が汚かったの?
んも~、どこまで何から何までガマンすればいいの~。とりあえず、選挙には行きました
・・・ふむ、なんとなくヒントが・・・
。
マイスター講座でお世話になった「みどり課」、今年度から・・・
生物多様性などの担当は「みどり自然課」に。
「
カメをみつけよう! 」←リンク クリック☆
(伊丹市の企画です)
↑このHPに、カメの見分け方・調査票の書き方(PDF表示)、調査票(PDF・ワード)のリンクが
あります。
今年の春は、本当によく雨がふりましたね。
年をかさねるごとに、四季折々のかけらが ふっと胸にしみこむようになってきました。
スローライフ、になってゆくと、いろんな発見があり、ふっとほほえむような瞬間が
増えたかもな、って思います。
まだいろいろとお勉強に関しては、がむしゃら期間ですが~(笑)。
仕事はボランティアを始めて、すこ~し減らしました。カメやメダカなどのお世話をし、彼らと
見つめあっている時間は本当に時の流れがゆがんでいくかのような錯覚を起こします。
カメやメダカたちの流れにリンクしていくかのような。。。
「時間の概念なんて、うちらはカンケイないもんね。」
かわいいね、ありがとう。だいすきやで。。
おてんとうさまの、いうとおり~。
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↑↑・・・うまくまとめられなくってすみません。
何をどうしたらいいのか、ちゃんと議論してみたいです。
今年度は、今までしてきたボランティアを辞めて、自分のしたいことがわかってきたので
カメさんメインの活動にシフトしてゆくつもりです。またここではご報告していければ、と思います^^。
カメさんの活動には首をつっこんでいきます。でも、わが家のみどり保育園の園児を
どう幸せにできるのか、昨年やってみても、考えてみてもわからない・・・ので、今年もあの子たちの
食欲が安定したら、また試行錯誤しつつ活動をはじめたいと思います。
ただいま一番ちびのくり太郎だけは、なんだか心配だったので加温飼育に切り替え、
冬眠あけ後の体重増加もどの個体も確認できたので、ちょっとひと安心しています。
(秋にいただいてきた子が、うちでの餌付ができていなくってそれが一番心配の種だったので。。)
またメンバーのご紹介もさせていただきますね^^。最近はみんなおひさまの下で
うれしそうに重なり合ってほしほし~しております。
文字ばっかりの記事におつきあいいただき、ありがとうございます。