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11月ですね。もう冬の足音が聞こえてきましたね。なんだか今年の紅葉は枯れてっぽいような
気がするのは私だけでしょうか。
みどり保育園(アカミミガメたち)の冬越しベッドに例年採取しているさくらのようすをみて
同じようでちがった今年の秋を感じていますが、みなさまかめさまいかがお過ごしでしょうか。
昨日お手伝いに参加させていただきました、地域の大人、子供たちと自然、生態系との交流イベント
『安威川フェスティバル2017』(大阪府茨木市)のレポートをお伝えします。
個人的には昨年につづき2度目の参加となったこのイベント。
いつもかめさんの保護活動をしている川の下流にある(合流)という安威川。
会場は山の上のほうにあり、駅からは遠いので無料の送迎バスが出ていました。
広場にはたくさんの人とブースが準備中。を横目に見つつ、、
(画像は半分くらいお借りしました<(_ _)>ご本人了承済みです。)
今回はメイン開場からすこし離れた場所に3つのブースが固まって設営されたそうで。
(2016年の参加者アンケート人気ベスト3のブースを固めたそうです)
。。昨年はどっと来場者さんが来て、もみくちゃ状態だったのですが、おっとり平和にスタート。
(10時開場なのに9時にははじまっちゃった2016.)
ブース内から。机をお借りできていたので、(今回は2個に増量)生体展示と。。
甲羅の展示
、
ワニガメ(2008年ごろに川に遺棄?されて死んでしまっていたと思われる)さんの骨も展示
と2016年よりもパワーアップしたかめさんブース。
↑右は川の活動の大先輩にプレゼントされた、という「淡水ガメ情報交換会」で展示されていた
アカミミガメの甲羅の楽器。木魚のようなとってもいい音が鳴り、大人でも感動します。
真ん中の甲羅は同じくアカミミガメの甲羅で、イベント用に「さわれる甲羅」に先輩が加工して
くださっているもの。
まっしろの骨っぽいものは「スッポン」の甲羅。こすると楽器のような「ギーギー」という音が。
作品のようにどれも素敵です。(かめさんの甲羅はろっ骨が進化したものだそうです)
左の3つは、ぶりくら市でもお借りして展示していたのですが、触ると崩れます
。
実は自分でさわれる甲羅を作り、ぶりくらブースで展示したい!とずっとお願いしていたので
真ん中の甲羅はなんとお譲りいただけて、次回のためにとほかにも加工用にれいとうちゃんを
いただいてきました。(楽器を作る予定です)
そして会場にいた川の大先輩に加工の方法をレクチャーいただいたのでした。
みなさま、ほんとうにありがとうございます。
↑ちょっとお借りした画像ですが、こちらは「
アヨートル」という楽器で、甲羅のおおきさによって
音色がちがっているそうです。
昨年は10月開催で暖かく、どっとちいさいお友達が押し寄せたのですが、寒いせいもあったのか?比較的
まばらな一日となり。
おかげでもう一歩突っ込んで?ゆったりとかめとふれあってもらうことができたのでした。
子供たちが暴走することもなく、じっくり話をきいてくれたり、なにより実は感動したのは
うしろで子供たちを見守っているおかあさんたちが私とおなじように「そうっとね」
「やさしくね」とかめさんをさわる際に子供たちに話しかけてくださっていたことです。
すてきすぎます。
そんなご父兄に、顔をあげて「ありがとうございます」という余裕すらなかったのですが、
そのぶんじっくりと子供たちには昨年はできなかった(←もみくちゃ)
「じつはかめさんは、さわられるのはあまりすきじゃない」
「じぃっとみていると、目があうよ」「『このひとは どんなひとかな』こわくないかな』
ってみているよ。」
「かめさんは、飼っているとかおをおぼえて、ごはんをくれるおかあさんにはおねだりしたり
するようになるよ」
とか話したり、ただただ触りたがるこどもたちに 一歩目線を変えてもらって、
「この子たちもひととおなじように、意思をもっているんだよ」
「おともだちのように、もっと身近にかんじてほしいな」と思い
「そうっとさわってあげてね」いのちをたいせつに、おもいやりをもって接する子たちに
なってほしいな。
「つめがいたいから、きをつけてね」いたっ!とびっくりして落とす子がいるので。
「なんで つめが はえているの?」
「いわに のぼれないと こまるでしょ?」
「この子たちは、まだあかちゃんなんだよ」
「きょうは いちにち いっぱいさわられて おつかれかなぁ。」
知ることによって、相手の立場に気づいてほしいな。やさしい子にそだって、地域の生き物を
守ってほしいな。
共存、他者を見守れる人になってほしいな。。
こどもたちと接していて やさしさや純粋さにふれながら思いました。
さわってみたそうにしているけど、どうさわっていいのか?もじもじしている子には
「だっこしてみる?」ときいてうなづいたら「こうやってりょうてでね?」と手をひろげてもらって
「かめさん、おねえさん(子供)はこわくないよ~こわく、、 ないよ~。。」といいつつ、
(※子ガメは0~1さいだよ、)と言って
てのひらにそうっ・・・と子ガメをのせてあげたり
「あばれずおとなしいね、あんしんしてくれてるのかな?」
「かめさんはみんな、おみとおしだよ~」←もはや へんなおとな^^;。と言ってみたり。
じぃっと手をひろげて、かめさんを観察しているようすにはこちらも感じるものがありました。
環境省さまセットはこの日も大活躍。カメがこわくてさわれない子は「チビアカミミぬいぐるみ」を
さわってから、なまちびアカミミのこうらを そうっと なでなで。。 してもらったのでした。
みんな なかまで おともだち 、だね。
ほかにも「かめ かってた」←過去形「どうしたの?」「すてた」といった子をきっかけに、
そのときそこにいた子たちに
なんでかめさんをすてるといけないのか、何年くらい生きるのか、
(目の前に環境省のポスター「ずっといっしょにいるよ」がはってあったのですが)
おばさんは毎日毎日水替えばっかりしているよ~とか、たとえばもし飼えないなら買わないようにすること、
(前日のウミガメの番組を見た子いる?と質問して)←114個、と答えてくれました。衝撃的な
個数で、覚えていたのかな?すごい!正解でした。
何個ぐらいたまごをうむと思う?とか
もしも毎年そのたまごがかえるとどうなっていくのか?とか
たくさんおはなしして、きいてもらっていっしょに考えてもらったのでした。
結果、今年もちいさいおともだちには こちらがいろいろとおべんきょうさせていただけたのでした。
みんな 来て おはなししてくれて ありがとう。いい子に育ってね。
父兄さんからもいい質問がいくつか出ていたのですが、かめさんはどのくらい呼吸するのか、だったと
思います。
たしかにちびちゃんでも、ヒトより息が長くって見ているとどきどきしたりします。
普段は私たちと同じように肺呼吸で、陸地がないとおぼれますが 冬眠(冬越し)に入る際は、
すこしずつ代謝を落として行き、長いと2~3か月潜ったままでいるときもあるそうです。
そのときは副膀胱(ふくぼうこう)に出し入れするお水の中に溶けた酸素を吸収しているそうです。
(口腔内にもその器官があるという説もあるそうです)
※ただし、春先や冬の暖かい日に呼吸したくて水面にあがってきて、陸地がないとおぼれるので飼育下では
管理に注意だそうです。ちなみに私はこわいので冬の間もズロープと陸場は設置しています。。
正直対応には個人的にご迷惑をおかけしたこと、ひやりとしたことも多々あった中で、
やさしく見守っていただいた父兄の方にはただただ感謝です。。
ありがとうございます。
今回は優秀な学生さんボランティアスタッフさんや、川活の先輩もおてつだいに入ってくださり
(こきつかってすみません<(_ _)>)おさかなも大量に
みなさん人との接し方はやさしくて上級、かめさんの説明も
またぜひお願いしたいくらい素敵で、よき一日となりました。
昨年は見る余裕すらなかったお隣のブース。
なんと、アマゴ手づかみ&食事ブース。本格的に遊ぶ気を満たすおもてなし。。
寒空の下、やる気まんまんで水着着用で用意してきた子たちにはド肝を抜かれました。。
(画像には写っていません)
きっと昨年からリベンジに燃えて、この日を迎えたんだな、と思いました。。
参加される側も、ブースの方も本気がすてきすぎでした。
アマゴ、つかめた子もいたらしいです。大人は、、
食べるほう専門♪ ごちそうさまでした。とっても美味しくいただきました。
館内には、おそらく人気ぶっちぎりでNo.1の「缶バッチづくり体験ブース」。
私も有料でいいから参加したかったです。。
生き物の話を質問したり、おしえてもらったり。。この日のための準備含めて一日ほんとうにおつかれさまです。
どんなイベントも、主催される方、運営スタッフさん、ブース出店される方はたいへんかと思いますが
このようなすてきなイベントがずっとつづくように祈っています。そして感謝しています。
ありがとうございます。
みんなどんどんおおきくなって、参加してくれなくなるかもしれないけれど「行ってよかったな」
「また来たいな」って、年に一度は成長を見せてもらえるブース、イベントになるといいな、と
思いました。
(こちらもがんばって知識をもって期待に応えれるようにしないとですね。)←準備は
しない私は気楽~
ブースで『安威川カメの会』会員募集したら集まりそう・・・
最後になりましたが、このようなすてきなイベントに自由に参加させてくださいましたカメの会長、
川活の諸大先輩方、K子さん、学生スタッフさんのやさしさに大感謝です。
カメさんたち、ほんとうにおつかれさま。
「かめはかおを覚えるよ」とだっこしてもらいながら言っていたら、男の子が「らいねんも(この子
ぼくのこと)おぼえてくれてるかなぁ?」ときいてきたので、
「どうかなあ?きょうはたくさんのおともだちがきてくれているからなぁ」
と言いながら、
(ちびアカミミガメたちにもう「来年」、はないのだよ。。)とひとり きゅうん。。と
なりつつ 「(カメに)やさしくしてくれてありがとう」「また来年もきてね」と
男の子に言った私なのでした。
展示の生体カメさんたちは、飼育中の子や池の子たちに協力いただきました。みんなありがとう。
↓↓ おつきあいいただき、ありがとうございます。人との接し方は難しいなぁ。。反省、一生課題です。
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↑↑ みんな みなさまにとって 明日が よい一日で やさしい一日でありますよう
。
やっと月末には川に行ける予定ですので、またレポートしますね。
よろしければ、またおつきあいのほど
。