介護は腹の立つことが多い

●なんか、最近、シングルマザーが“内縁の夫”と一緒になって、元の夫との子供を
虐待する事件が多いなと感じていたが、九州で起きたのはその内容でこれはまたひどい。
17歳の娘に死んだ金魚を食べさせたというのだ。
　小学生ではなく17歳になっているのだからもっと抵抗したのではと…と想像できるところ
だがそのあたりは実際にどうだったのだろうか?　おとなしい性格かどうかは不明だが、中には
男と一緒に母に復讐するということも考えられなくはない年齢だけに気にかかった。それに
してもこれは娘が可哀想すぎる。

●有料の介護施設の職員が入所者に暴行して殺したという事件。やったことは悪いに決まったているが、
親の介護を経験したpochiとしては暴行したくなる気持ちはわからなくもない。実際にやってみると、
ホントに腹の立つことが多いのだ。
　あるとき、ディサービスから帰ってきた母が財布がないと言い出した。そもそも、ディサービスに
財布なんか持って行っていない。よたよたしながら２階に上がろうとした。そこで、財布なんか持って行っていない
と言っても全然通じない。すべてが財布に集中しているのだ。
　結局、このときは何とか説得して後日精神科でこの話をしてグラマリールを処方してもらった。この薬が効いたのか
そういうことは起きなくなったが、介護で一番困るのがこの手の症状だ。なかには暴れたり、食事をひっくり返したりする
こともあるらしい。親でさえ、腹が立つのだから関係ないのに騒がれたり、暴れられたら余計腹がたつだろう。
　そういうときに適切な薬が処方されているのだろうか。疑問に思ったのも事実である。家族の訴えがないと処方されない
のではという気がしたのだ。