覚悟もないのに語るな

●「子供は3人持ってくれ」と発言した議員に野田聖子大臣がクレームをつけているが、こういう枝葉末節の発言にいちいち目くじらを立てても始まらない。もっと、根本的な問題に目を背けていては意味がないのだ。
　根本的な問題とは少子化が続くならそれをYESとみるのかNOとみるのかが第一だ。YESであれば少子化に対応した体制構築が第一であり、それにはロボットのさらなる活用や高齢者の自発的な安楽死の選択まで含まなくてはならない。
　NOであるなら移民の受け入れ拡充までも含んだ活発な議論をしなくてはならない。
　確かドイツだと思ったがイスラム教の難民候補が4人だか5人の子供がいて、しかも妻も2人いて一人は15歳ぐらいではなかったか、またもう一人子供が生まれそうだというニュースだ。極端に言えばこういう人を受け入れるのか否かということだ。妻が2人は日本の法律では許されていないが、イスラム教ではOKだ。15歳の妻も同じだ。移民・難民受け入れはこういう事例を認めるかということだ。
　そういう議論は抜きにして一片の発言だけに文句をつけたって何の意味もない。産まない人は何と言われたって産まないだろう。それは子育て策の充実だけではない気がする。POCHIは夫婦にとって、昔ほど子供の魅力が減少しているのではないかという気がするのだ。