ダメ人間アワー

別れた恋人同士でお送りしておりましたが、色々あって結婚しちゃいました。
おバカブログは続きます。

蓋を開けてから忘れものに気付く。

2009-12-09 02:45:01 | プー ハセツネ&山&ラン
プーです。

横田基地ハーフマラソンまで1ヶ月ちょっと。あぁ、元々走るの好きじゃないのに何でエントリーしちゃってるんだろう俺。というこの頃、いかがお過ごしですか?

2連休何もトレーニングしないで終わっちゃうのは精神衛生上よろしくないので、トレーニング代わりに山行ってきましたよ。あぁ、山登るのも久し振り。

「マイカー登山 ベストコース50」という本を眺めてたら、素敵な山発見。棒ノ折山。何が素敵って、うちから近い。登山口である名栗湖って、Nobi女史と何度もドライブに行ってる所じゃん。沢沿いの登山道も気持ち良さそうだし。と昨日の夜12時ぐらいに予定が決まり、本日ちゃんと行ってきたのです。偉いな俺。絶対寝坊してキャンセルすると思ってたよ自分で。

まぁまぁ早い時間に起きたんだけど、昨日タイヤの履き替えして夏タイヤが車に載せっぱなし。山行く日の朝にタイヤの安置の仕方で、ベランダでオカンと討論会ですよ。

おかげで名栗湖に着いたのは10時半。こんなに遅い出発でいいんでしょうか。なんか毎回、出発が遅れる→暗くなりそうでダッシュで下山、って感じがするんですけど。状況からやむを得ずトレランみたいな。

眠くてグラグラなので、さらっと報告。


名栗湖の下の、さわらびの湯に隣接する売店の駐車場に車をつっこみ、10時45分出発。まずは名栗湖への舗装路をてくてくと上っていきます。




15分歩くと名栗湖到着。Nobi女史と来る時は、延々石を投げ込みます。湖に延々石を投げ込む36歳ってどうなの?今日は1人でつまんないので、石は投げずに先を急ぎます。登山口はまだ先なのです。




やっと登山口だよ。すでに出発から30分経過。




登っていくうちに、眼下に見えていた白谷沢の沢床に降り立つ。ここから1時間弱、飛び石伝いに何度も水流を渡渉する。なんだか沢登りみたいで楽しい。ガイドブックには「沢床が凍結する冬は違うコース登れ」とあったが、まだ全然大丈夫だった。寒いけど。あー、手袋家に忘れてるじゃん。手がかじかむ。

北向きの沢は寒いけど、石伝いにピョンピョン沢を渡るのが楽しくて、どんどんテンションアップ。写真もバシバシ撮るのです。ほとんど手ブレでしたが。いやー、こんなに楽しい登りは初めて。みんな高尾ばっかり登ってないで、こういう所来ればいいのに。




楽しい沢歩きが終わってしまい、少しテンションダウンしつつ登っていくと、岩茸石に到着。もちろんよじ登って1人でご満悦です。どうして高水三山の岩茸石山ではなく、棒ノ折山に岩茸石があるの?

岩茸石を過ぎると、立派な丸太階段が連発する。4年前に皇太子がここ登ったので、その際にかなりコースが整備されたようです。鎖場の鎖がピカピカだったよ。丸太階段も綺麗なんだけど、連発し過ぎ。ウンウン言いながら登るのです。なんか頭寒いよなぁ、あー、車に帽子忘れてるじゃん。こういう時、坊主頭は不便なのです。頭寒いよ。




はーい登頂ですよ。14時15分到着。もう誰もいないかと思ったけど、4組ほど食事&休憩中。こういう低山はこんなスケジュールで登れるのが素敵。出発遅れるのが得意なプーに向いてる。まぁ、プーがご飯食べてる間にみんないなくなっちゃったけどさ。




山頂はやたら広い。この間の乾徳山の山頂は、狭い上に岩ゴツゴツだった。おかげで持参した座椅子を使えなかったのだ。座椅子に座ってホットサンドを食べたかったのに。結局駐車場に降りてから使いましたよ座椅子。

ここなら座椅子に座り放題だなー。持ってきてないけど。




山頂は日が当るので、登ってきた白谷沢よりも暖かい。でも霜柱バリバリ。今年の初霜柱だった。もちろんたくさん踏んずけてきた。誰もいない山頂で、霜柱を踏み踏みする36歳。その時は楽しかったけど、客観的に見ると寂しい光景なんだろうな。人はみな孤独なのだよ。

今回のお昼ご飯は、カップヌードル チーズ&ガーリックコンソメ。以前あまりにも美味かったので余分に買い、そのまま部屋で放置されていたものだ。賞味期限が半年前だけど、まぁ大丈夫だろう。

カップヌードルの蓋を開けて、なんだか違和感に気付く。賞味期限ではない。

あー、箸が無いじゃん。

山に登る度に「何か忘れてきたよなぁ」と思うもので、実際何か忘れてきてるんだけど、今回は「何か忘れてきたよなぁ」とさえ思わなかった。カップヌードルの蓋を開けるまで、忘れ物してきてるなんて微塵も感じなかった。手袋も帽子も、寒くなるまで気付かなかったし。

歳か?




しょーがないから、その辺に落ちてる小枝を折って、箸にしましたよ。あぁ、なんかアウトドアって感じ。俺ってワイルド。箸の先を綺麗に削りたかったけど、ナイフも持ってきてなかったさ。何のために道具揃えてるのかわからないぞ俺。

気温が低い&誰もいない、というダブルの寒さに耐えきれず、14時に下山開始。滝ノ平尾根を快調に下り、15時15分さわらびの湯に到着。




800円は少し高いけど、気持ちの良い温泉でした。


本当は20キロ走る練習しなきゃいけないんだけど、億劫なので自分を誤魔化すために登山、という不純な動機からの棒ノ折山。なかなか面白く気持ちの良い登山でした。

で、ハーフマラソンの練習はいつするんですかね?