貧乏なくらし

愛してます…無料と節約
氷河期世代が楽しく生きていく

人間の嫌なところが溢れかえっていた映画 vs. 尊い映画

2023-06-14 22:39:24 | 本と映画
昨日、フランス映画『誰かの幸せ』をみた。
見ているうちにどんどんフランス人のことが嫌いになりかけた。
嫉妬・妬み・やっかみ・マウントがものすごく、
人間の嫌な面がこれでもかとネチネチとセリフになっていた。

ちなみに、フランス人の”レトリック愛”が私には解せない。
わざとわかりにくく抽象的に言ったり、意味不なことを言って
人を煙に巻いて、本人は悦に入っている。
フランス人、わたしは無理。めんどくさすぎるよ。



そして、今日、デンマーク映画『わたしの叔父さん』を見た。
死ぬまでに何度でも見たい。たいへん素晴らしい作品です。

同じヨーロッパ人でも上記映画のフランス人たちとは
180度違う人種である(と思える)。
この映画、セリフがとても少なく*、登場人物の表情も乏しい。
*フランス人はしゃべり過ぎ

風景もかなり素朴な田舎町と質素な家で、
登場人物たちもみなが控えめでさりげなく**、くちベタだ。
**フランス人は自我と自己主張、プライドが強すぎる

幾度となく胸が締め付けられました。
ぜひ多くの人にみてほしい!



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シングルマザーを差別する日本の法律

2022-10-15 23:50:48 | 本と映画


第三号被保険者ってずるい、と思っていた。
1円も自分で納めなくても年金が全額貰える仕組みもだし、
配偶者控除まである。
この第三号被保険者制度は1985年4月にでき、
その直後の5月に男女雇用機会均等法ができたそうだ。
矛盾したようなこれらの制度が同時期に創設されたうさん臭さ!

どうやら、専業主婦がいれば国は福祉(介護、育児、勤労者のケアなど)に
使うお金を最低限にできるとふんだらしい。
じゃあ、いま35年以上前とは何もかも違うんだから
法律や制度を変えるべきだ。
高齢化がすさまじいうえに、単身世帯が最多で、給料上がらず、
女性もほとんどが働いているんだから。

まあ、当時もいまも、既得権ウハウハの自民党のおじいさんたちが
こういうの作ってんだから、変わるわけないわ。
国会議員定数削減と、議員の定年制と成果主義の導入を適用すべき。

シングルマザーも、その”なり方”で差別される。
上位は死別で、遺族年金、夫が会社員であったなら遺族厚生年金が
生涯受け取れる。しかも非課税!もちろん、寡婦控除もある。
中位は離別(離婚)で、子どもが独立すると寡婦控除すらなくなる。
手当は末子が18歳になると終了。
下位は未婚で、2020年までは寡婦控除すら適用されなかった。
…なんてことはなんとなくは知っていたが、詳しくはこの本を読んで知った。
よくもまあ、結果(=ひとり親という状況)は同じなのに、
こんなに細かく差別できるね!とあきれた。

母子家庭の半分は貧困家庭というが、
この手のニュースが出るたびに、なんで?と思っていた。
一番悪いのは養育費を払わない元夫。なぜ義務と責任を果たさないのか?
※2019年5月に民事執行法が改正され、給与の差し押さえがようやく
可能になったらしい。遅いよ!!
養育放棄(遺棄)なんだから逮捕されていいくらいでは?

自分がシングルマザーだったらこういう本を読まなくても
知ってることばかりだろうけど、そうでないなら本を読むか
その状況にある(or知る)人から話を聞くしかない。
金銭がらみのプライバシーをあけすけにしてくれるシングルマザーの
友達はいないから本を読む以外ない自分。
中学や高校で社会保険制度や義務のことはもっとしっかり教えるべきですね。



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『Coda あいのうた』唯一の当たり映画

2022-08-11 23:47:49 | 本と映画
ひとつ、とてもよい作品に巡り合うことができた。
『Coda あいのうた』


https://amzn.to/3zQTYc3

主人公の子が大人にこびてないのがいい。
家の経済的な事情や家族への思い、揺れ動く気持ちがとてもよく描かれていた。
ぜひ、みなさんに観ていただきたい映画です。

こういうキリっとした普通の女の子が出てくる作品だと、古いけど
『リトル・ロマンス』のローレンを思い出しました。
これは主人公のダイアン・レインもよかったけど、
なんといってもローレンス・オリヴィエのあの演技。
特に最後の、ローレンが飛びついた時のあの表情はいまでも目蓋に焼き付いています。
彼は、永遠に最高のイギリス人俳優です、私にとって。



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『ブリティッシュベイクオフ』も『女医フォスター』もよかった

2022-02-08 19:00:00 | 本と映画
●ブリティッシュ・ベイクオフ
たまたま見たら、おもしろくてはまってしまった。
出演しているのが普通の庶民のイギリス人で、素朴でいい。
一般のイギリス人のいいところがたくさん見られる。
いろんなルーツの人がいて、溶け込んでるなあって感じ。
ちなみに、アジア系はあまり出てこない(インド系、アフリカ系は多い)。
長いので、時間を置きながら、ぼちぼち見続けています。



●女医フォスター
いくら若くても(22歳)、女はとことん女だし、
男はズルく、ごまかしもうまい。
インド系の親友ぶったあの同僚、イライラしたが、
どっちつかずって実はものすごく罪深いこと。
DVダメ男なのに、女が戻ってしまう(元サヤ)不思議。



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映画『コンテイジョン』がものすごいね!!

2022-01-01 22:18:25 | 本と映画
コロナの予言的映画『コンテイジョン』、
うわさどおり、恐ろしいほどそのままだった。
2011年公開だって!?信じられない!!!



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『ガール・イン・ザ・ベースメント』気持ち悪~い

2022-01-01 22:18:00 | 本と映画
●ガール・イン・ザ・ベースメント
ここ2ヶ月と言わず、2021年中に観た中で一番おもしろかった。
超気持ち悪かった。実話に基づいてるのが吐きそう。
生まれた子供たちにどんな感情を持てるんだろうね



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ステップファミリーがうまくいけば最高!!

2021-09-10 19:00:00 | 本と映画
私のまわりにはバツイチがめちゃくちゃ多い。
でもよく考えてみると子連れで再婚した人は、いない。

にわか論者ですが、日本も共同親権に早くなればいいなと思った。
共同親権でない国は日本を含め片手で数えるほどしかないらしい。

でも、相手のDVや借金で離婚した場合、有責の親にも親権を認めるのって微妙な気もする。
仮に、両親が離婚してそれぞれが再婚し、新配偶者や義兄弟たちとも良い関係を築けるなら
自分の人生における人間関係がずいぶん豊かになるだろうから、うらやましい。
私にも腹違いか父親違いの兄弟がどこかにいたらいいのに。



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湊かなえ『望郷』がよかった

2021-08-03 19:00:00 | 本と映画


久しぶりに湊かなえさんの本を読んだ。
島を舞台にしたミステリー”傑作”短編集。
とても身につまされる、というか、年代も性別も違う
6話すべての主人公の気持ちがわかった。
自分の境遇と重なるところがたくさんあったからかな。

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『ニッポン異国紀行 在日外国人のカネ・性愛・死』がおもしろかった

2021-07-02 19:00:00 | 本と映画


(旅行者のような)外国人ではない、
日本にどっぷり住んでいる外国人から見た日本がおもしろかった。
そして、彼らのそのアイデンティティの強さ。
客観的に見た日本社会の栄枯盛衰、時の流れも感じるものがあった
活字で読むのもいいけど実際自分がリアルタイムでいることもラッキーだ(笑)。

「あ~そういうのあったな」「聞いたことある」と思いながら読み進む楽しさよ。
たとえば、むかし農村の嫁不足で、外国人妻ってありましたよね?
最近聞かないなあと思ったら、その理由に「なるほどね」と。
繁華街の道ばたでシルバーアクセサリーを売っていた外国人露天商。
いたいた。最近見ないけど。彼らの素性はそうだったのか、と。
イスラム教の独特さもおもしろい。

世界はすばらしい。
いつまた気楽な貧乏旅行ができる時が戻ってくるだろう?
人生の貴重な数年を無駄にしたことがちょっと悲しくなる。



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『夜また夜の深い夜』(桐野夏生)

2021-06-04 19:00:00 | 本と映画


422ページある小説ですが、一気に読み終えた。
久しぶりに読んだけど、桐野夏生さんの小説はやはり面白い。

海外で生まれ、整形を繰り返す母親の本当の顔も名前も、父親がだれなのかも知らず、
自分は日本人なのか?ということすらはっきりせず、
母と各地を転々とするマイコが、難民キャンプ育ちの七海に手紙を書く、
という形で、マイコのこれまでの人生、転機などが語られていく。
戸籍もIDもパスポートもなく、外国でよくここまで生きてこれたなあと思うが
それは日本育ちのド日本人である私がとらわれてるだけなのか・・・。

七海がもっと大きな役割を果たすのだろうと最初思ったが、
さほど意味のある存在ではなかった。
ラストはありふれた和解系のオチで終わらずよかった。

ところどころ印象的なセリフがあった。
マイコが母に「日本に行って日本で暮らす」と反発して言うと、母はこう言う。
「何を甘いことを言ってるの。日本なんてね、ちっともいい国じゃないんだよ。みんな何も知らずに家畜になって生きているだけなんだから」

七海は手紙でマイコにこう伝える。
「マイコ、これだけは言っておきます。日本は、私たちのようなファジーな人間には、とても辛いところです。覚えておいてね」





ちなみに、この小説を電車で読んでいるときにちょうど電車の掲示板ニュースで
「桐野夏生さんが日本ペンクラブの第18代会長に選出され、女性初の会長となった」
と流れました。

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『下流中年 一億総貧困化の行方』を読みました

2021-05-12 19:00:00 | 本と映画


印象に残った部分だけメモっておきます。(2016年4月刊)

(P25~)
萱野「(団塊ジュニアや氷河期世代は)今後は若者じゃなくなるから、もう同情も受けられませんよ。同情されたり、議論の俎上に載せてもらえるのは、「将来の日本のために若者の存在は大事」という前提があるから。若いと本のタイトルにもしやすいじゃないですか。『●●する若者たち』とか『若者▲▲論』みたいにね。でも、『中年が●●』なんて本、誰も読む気になりませんよ」
雨宮「(苦笑)。完全にあんたたちの自己責任だよ、と」
萱野「自己責任とも言われるだろうし、それ以前にもはや邪魔な存在になっていくんじゃないでしょうかね」
雨宮「中年で貧乏って、いちばん「お荷物」感が強いですもんね」

(P50~)
雨宮「韓国の若者もおしなべてワーキングプアで、状況は酷いですからね。2010年以降、恋愛・結婚・出産を諦めた「3放世代」という言葉が流行りましたが、最近は諦めの対象にマイホーム、人間関係を加えた「5放世代」、さらには夢、希望まで追加した「7放世代」という言葉まで出てきている」

(P51~)
萱野「いま、アメリカ以外の先進国はどこも経済成長が止まってしまっていて、人口も減少しています。(中略)ピケティが提唱する資産への課税強化は、「地道なこと」のひとつとしてぜひ日本でもやるべきだと思います。(中略)(法人税にしても所得税にしても、働いている世代に課税するよりは)働いていない世代がもらっているお金に手を付ける方が・・・。この際はっきり言ってしまいますが、今の日本の高齢者は、年金をはじめとした高齢者福祉でお金をもらいすぎなんですよ」

(P53~)
萱野「もちろん高齢者も超金持ちと貧困者に二極化していますから、高齢の貧困者にはあげなくてはいけませんが、2~3億もするマンションを、相続税対策でポンと買ってしまう人に支給する必要なんてない。要はものすごく非効率な形でお金が配られている現状があるんです」
雨宮「そうやって考えてみると、年金ってけっこう雑な制度ですね」

(P69~)今の日本人の大半は、企業からあまりに多くのモノを授かるのである。(中略)では、それを得られない人間は・・・?ずっと200万円以下の賃金で、たった一人で1年1年何とかしのいでいくしかない。(中略)非正規労働者の生活はいつまでたっても「変わらない」し「先に進まない」のである。

(P75~)2011年3月11日に発生した東日本大震災では、地震と津波によって多くの人命や家や車が失われた。また、子供が多く殺されるなどの事件が発生することもある。すると社会は「絆」という名前で彼らが正社員として得たものを社会全体で補填しようとするのだ。僕が不思議に思うのは、彼らが失ったものの多くは、僕たちが望んでも得られないものだ。例えば、彼らが子供を失ったことの苦しみは理解できるが、だからといってそれを社会の側で補填することの必然性はどこにあるのだろうか?確かに彼らは理不尽に大切なものを失ったかもしれない。しかし、それは団塊ジュニア世代という子供の数が多かった時代に産まれたことと、景気の変動によって会社に選ばれなかった人たちは、そもそもそれを手に入れられなかった。いや、手に入れることをあきらめざるを得なかったのだ。それは十分に理不尽なことであろう。しかし、社会は失った人にはその補填をしようとする一方で、それを元々得られなかった人にはまったく補填しようとしない。理不尽に子供を失った人と、理不尽に子供を最初から得られなかった人・・・。その両者はどちらも「子どもがいない」という同じ状況にありながら、前者は手厚く同情され、補償を得られるが、後者である我々にはまったく何もないのである。

(P103~)僕の父は、長らく建築関係の仕事をしていたが、齢を重ねて仕事を辞めた。建築の仕事は東京が多く、朝から仕事に出かけ、夜に戻ってくる生活だったから、近所にはそれほど知人は多くなかったはずだ。それでも僕の母がいるから問題ないだろうと思っていた。しかし残念ながら、母は病気で亡くなってしまった。僕は父が孤独に陥らないか心配であった。父親世代の老人が、アパートなどで独居老人が孤独死をするという話を、仕事柄耳にすることがあまりに多かったからだ。結果的に、それは杞憂だった。父親は地元のスーパー銭湯に毎日のように出かけ、そこで友達を作っていた。時折一緒に旅行に出かけたりしているようだ。また、現役時代ほどではないが、月に数日仕事にも出かけているようだ。元々定年がない仕事であるから、体が動く限りは続けるつもりらしい。
他人と関わりあうことも、立派な「仕事」である。
さて、僕は、父親は「仕事をしている」と思うのだ。そして、一方で「仕事をしてもらっている」と言っていい。父親がスーパー銭湯に行き、そこで毎日のように友人たちと話すことによって、父親は誰かを孤立させず、また誰かから父親を守ってもらっている。人々が孤立していきがちな社会の中で、そうした関係を築くことは、この社会に必要な仕事に他ならない。

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【感想】わたしは(P75~)のところで同感な部分があった。
家を失った人が、また家を建てたり買って、「二重ローン」がつらいと
言ってる記事を一時よく読んだが、なぜそこまでして買う?と思ったのだ。
被災していなくても、家を買えない人はいっぱいいる。
毎日仕事に行き、満員電車で数時間かけ往復しつつ、まじめに働き続けても
日々の生活さえカツカツのような(私もその一人です)。
家を持てば普通は火災保険や地震保険に加入し備えるので保険金が出るし、
無保険であったなら、それは自分のミス。
不幸にも被災し家を失ってしまい、どうにもならないなら
賃貸か公営住宅に入ればよい(そもそも住宅政策は行政の仕事)。
二重ローンを選んだ人に同情すべきだろうか?と、もやもやしたのだ。
正直、空気・雰囲気的に言えない(←特に日本ではこれ重要)のはあると思う。
でも、声の大きい人が優遇されたり、不公平がいたるところにあって、
内心「なんだかなあ」って思っている人はたくさんいると思います。

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『株式ディーラーのぶっちゃけ話』を読んだ

2021-04-24 19:00:00 | 本と映画


もし今わたしが大学生に戻れるなら
証券会社を受けて、なれるものなら株式ディーラーになりたい!!

ちなみに、ディーラーとトレーダーの違いってわかりますか?
ディーラーは日本の呼び方、欧米ではトレーダーと呼ぶらしい。
顧客を相手にせず、会社の資産を使ってトレードで利益を上げる仕事で、
ウォール街の映画で目にするような顧客に株を買わせて
電話機片手にガッツポーズしているようなのは
株取引の仲介を業務とするブローカーなんだとか。

私はこの本でその違いをはじめて知ったのですが、
いまさら、こんな基本的なことを知って感心しているのがアホですね。
まわりに聞ける人もいないんで。

ディーラーは毎日取引することが仕事なので、
どんなときにも取引を継続させて、
利益か損失かという結果を残さなければならない、と書いてある。
基本デイトレだそうです。

「女性ディーラーは1人でたくさんの銘柄を抱えて破綻する、
といった面白い共通項があった。
損切はしない、買った銘柄を可愛がるように集めて人のものまで欲しくなる」
と書いてあったなあ。どうなんだろう?
まあ、損切りはたしかに(私は)あまりしないかも(笑)

で、話は変わりますが
最近書いてませんでしたが、私はほぼ毎日FXもやってます(笑)。
副業になっていますね。派遣だけじゃ、ペットを守れないので。
ちなみに、今週の利益は
・FX収益:20~23日の4日間で、3万1,100円
 ✳19日(月)の履歴が今日24日(土)には見れなくなっていたので含まず
・株売却益:9,900円
合計 4万1,000円

もっと多いときもあるし、少ないときもあります。
コンスタントに週10~20万円くらい出せるようになったら
いまの派遣、雇い止めに遭ってもなんとか生きていけると思う。
でも、社保の問題もあるから、そうなってもどこかで
細々派遣は続けようとは思っていますよ~。

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ラファエル・ペルソナがイケメン過ぎる

2020-12-24 19:00:00 | 本と映画
『黒いスーツを着た男』を見た。
主人公の俳優、ラファエル・ペルソナ。かっこい~い!
今年(見た中で)最高のイケメンです!!

レビューでどなたかが、「あのさ、女性陣はイケメンに甘い」
と書かれていたが、まあ、そうですね(笑)
ひき逃げしたけど、親思いで元々はまじめで悪い人じゃないし
(ここでも味方してしまうw)

ひき逃げなのに、警察がほとんど出てこない謎。
で、運ばれた病院の治療費1日当たり1,500ユーロ(約19万円)って
高すぎない?って思ったり、
夫が死んだのに仕事に行こうとする妻が
「行かなければ代わりに別の人がすぐ雇われるだけ」と言うのをきいて
フランスってそんなに雇用が厳しいのか、と思ったり・・・。
まあ、いろいろ考えさせられるところもあったけど、結局のところ、
この映画、ラファエル・ペルソナのプロモーションビデオかな(笑)



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貧困系の本・4冊の読書感想文

2020-12-20 19:00:00 | 本と映画
最近、コロナで困窮する母子家庭のことをニュースの記事で読んだ。
「明日食べさせるものがない」とまで訴えていた...。
食べ物って安いのに、それが買えないってかなりヤバイ
(たとえば、食パン1斤68円くらいで買える)。
フードバンクの需要が2倍以上になっているともいっていた。

母子家庭の貧困で思うのが、「男の責任は?」って。
どうして女性ばかり苦しまなければならないのか?
しょーもない男と子供作って、DVかモラハラか借金で離婚して、
シングルマザーになって困窮...ってパターン、多すぎる。
負の連鎖って、確実にありますね。

あと、若い人たちが堅実でお金がないらしいとは前々から聞いていたけど、
親世代の困窮と奨学金が主な原因なんですね。
親は子供を作った時点で、子供手当てなどを貯めたり、
学資保険や自身の保険に入ったりしなかったんですかね?
20歳前後~30歳位の親だとまだ40~50代の働き盛りが多いと思うんですが。

私が学生の時って奨学金は相当優秀な学生か、
母子家庭の人がもらうものって感じでした。
この手の話が一部の人ならまだしも、数が多くて
社会問題化しているのが、末恐ろしい。

子供の貧困というと、もう、わたし自身と思い切り重なって、
他人事でなく、心揺さぶられるテーマです。
私はネグレクト家庭で育ちましたが、祖父が農家で食べ物はあったのと、
大学の学費は出してくれたことには感謝しています。

就職もうまく行かず、低賃金の働きづめで貧乏でしたが、
ようやく普通の生活が送れるようになってきた。
今、自分は幸せです。毎日とても楽しい!
夢も目標もあるし長生きして人生楽しみたい。

村上ファンドの村上世彰さんも言っていた。
「今の時代は工夫次第であまりお金を使わずに生活できる」と。
私が子供のときと比べたら、今の若い人たちってラッキーって思いますけどね。
私が死ぬとき、お金が余ってたら
全部、子供のための福祉と動物愛護協会に寄付しますよ。

●『女性たちの貧困』


●『貧困世代』


●『女子大生風俗嬢』


●『毎日同じ服を着るのがおしゃれな時代』


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小林よしのりさん、村上世彰さん

2020-12-16 19:00:00 | 本と映画
●『ゴーマニズム宣言・新堕落論』
『おぼっちゃまくん』等で有名な漫画家の小林よしのりさん、
この人の『ゴーマニズム宣言』シリーズ、おもしろい。
昔読んでたけど飽きて読まなくなって、久々に読んだら、やっぱり面白かった。
わたしもネトウヨが大嫌いですが、小林氏も
「ネットというものは知能が足りないものに発言権を与えてしまったため、
デマと差別の解放区になってしまった」
と(ネトウヨを)評していた。ドンピシャですね。



●『いま君に伝えたいお金の話』
ライブドア事件の時に叩かれたけど、私は村上ファンドの
村上世彰氏も大好き。(今回の島忠TOBで出てきてましたね)
実際、財団を作って社会貢献にも熱心だし、歳を取って人相もぐっと良くなった。
この本はほんとうに子供向け(それも小学生以下)でしたが、
私にその年ごろの子供がいたら絶対読ませていたでしょう(笑)。
彼はいまシンガポール在住のようですね。
彼のような頭が良くて、稼ぐ力があり、たくさん納税してくれて、
志の高い人は国の宝なんだから、大事にしないといけない。
非難ばかりされて嫌気のさしたお金持ちが国を出て、
貧乏人ばかり国内に残ったりしたら、日本はおしまいだ。



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