木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

きみがくれた未来

2012-06-18 23:30:57 | 映画
今回毎週4本ずつ「24(シーズン3)」を借り続けて3回で終了
時々眠たくなることはなるけどストーリーが安定して面白いので
退屈せずに見ることができた
一度に4本借りてくるとあとのはほとんど見ることはできない
だが何にも借りないのもなんなので1本だけ混ぜる
前回借りたのは「ダイナソー
ディズニーの映像は美しくてリアルだ


で、今回は「きみがくれた未来」という作品
高校を出たばかりのチャーリーが11歳の弟サムを亡くす
どこかで似たような話があったから身につまされる
チャーリーは自分で運転してた車で事故ってしまいサムを失った
全く不可抗力だと思われるが自分が関係していることに変わりはない
僕より大きな十字架を背負うことになる
弟と二人で参加したヨットレースで優勝をして
一流大学への特待の権利を得ていたのだが
悲しみに耐えきれず 良心に苛まれたこともあるのだろう
それを擲って何と弟の眠る墓地の墓守になってしまう

毎日日没の砲が鳴る港
その時間になると森の中で奇跡が起こる
亡くなった弟と二人だけの時間が与えられる
チャーリーは死者と接することができる能力を授けられたのだ
毎日毎日彼は弟と会って そこで野球を教える・・・

もうたまらん・・・
僕もずっとしてた
勿論弟が死ぬ前の話だ
小学校に入った頃からずっとキャッチボールをして
いっぱいゴロを転がして受けて投げる練習をさせた
僕が内野手だったから・・
だから弟は野球部の中でも誰よりもゴロを捕るのが上手だったしショートバウンドを取るのも上手かった

そんなことまでオーバーラップさせてもらった

それが5年間も続く
やがて僕とは違うチャーリーの未来が開かれてゆく
得意だったヨットで、授けられた能力で・・・



同級生でありライバルだったテスが女性ながらヨットで世界一周に挑戦するというニュースを知る
その訓練のため低気圧の中へ一人で果敢に挑戦してゆくテス



チャーリーの許にテスが現れる
この5年間墓守の相棒以外の人間とは一切接触を絶ってきたチャーリーは美しく咲くテスに心を傾ける
そしてその体温を知る
本当に体温を知ったはず・・なのに
厳しい現実が待ち受ける
それは本当のテスではなかったのか
俺は何をしていたのだろう
毎日欠かさず続けていた弟との時間
それを犠牲にしてまで彼のしたことは・・・

そして弟と一緒に召されるはずの命を授けられた意味を知ることになる
彼の本当の成長がまたゆっくりと動き出す。。。


というあらすじ
よかったら見てね(笑)


今日は息子の29歳の誕生日だった
もう29歳だってよ
朝「今夜何時に帰るんだ? 遅くなるんだろ 誕生日だし」
「ふつう・・」
と言うんで
「んじゃ、飯行くか?」 「いいよ」
で、焼肉屋へ行ってきた
親父と息子 いい年した二人が寂しく夕食(笑)
順番待ちしてる時に
「俺って何時頃に生まれたの?」
「午後1時ちょっと前」
「そっか、子供が生まれるって夜明け前のイメージなんだけど違うんだな」
そんな話をしてた
「親父が生まれてから今の周りの風景は激変してるでしょ
ほら、子供のころは家の前の線路は土手だったし まだ舗装もしてなかったって言ってたじゃん」
「でも俺は生まれて29年間あんまり変わってないような気がする
 高速道路の様子もそのまんまだしビルの数は確かに増えてるかもしれんけど
 基本的に大きな変化してないよね?」
確かに僕が29歳の時に生まれた息子、そこまでの29年間の変化と
それからの29年間の変化は大きく違ってる



でも・・やっぱり大きな変化があったには違いない
目に見える変化の違いはあるけど
心の中の動きは社会の動きとはまた違ってとても大きなものだったような気がする


きみがくれた未来・・・
息子にもらった未来
そういうのもあるに違いない




コメント (4)
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「9か月」と「パンプキンパイ」

2011-10-31 23:39:37 | 映画



「ベートーベンウィルス」最後の三枚借りてもう一枚借りようと思ったそこにあったのが「9か月」
ノッティングヒルの恋人 僕に好きな映画の主人公ヒューグラントの昔の作品だ
前から借りようかどうしょうかと何回か迷って借りてなかったのをようやく借りた
50円だけどね(笑)
退屈な映画かなと思ったけどだんだん面白くなってドタバタ場面では結構笑わせてもらっちゃった

ヒューが自分勝手な独身男から立派なお父ちゃんになってゆく
いやまだその入り口にたどり着いただけだ
そこまでの映画だ
夜泣きする息子をあやす・・・
よくやったなぁ
最初は家内があやし始めるんだけどなかなか泣き止まない時は僕が登場して抱っこ
静かになったような気がする
僕の方が上手だったように思ってるのは気のせいだろうか
最初チッと思うのだがその辺はよく協力できたように思う・・・違うかなぁ
細かいことは忘れちゃってるね
娘はそんなに夜泣きもしなかったと思う.
やっぱ男の子より女の子の方が楽だと思ったもん
そんな昔のことがちょこっと蘇った

でもそれから先の方が大変だったわ
最近こんな話ばっかで面白くないね
や~~めよっと


一日ブログ書かないと今日こそは何かをと思うから結構アンテナを立ててるんだが引っかからんのだよね
ちょっと引っかかることがあったりしても記事にまでは発展しない
例えば今日はカボチャ?の日?
何だっけ? って今娘に聞いたら・・そうそうハロウィンだ
ラジオで「パンプキンパイとシナモンティー」ってさだまさしの曲が流れてて、そういえばこの曲は取り込んでないわ
と、そこで終わり
ここで話すようなとこまでは発展しない
この曲は喫茶店のマスターが出てくるんだがその店名が「安眠(あみん)」っていう
この名前から「待つわ」の「あみん」が出来たって知ってっかい?
しょ~もない知識や




「パンプキンパイとシナモンティー」さだまさし
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Opening Title(Instrumental half of Tradition)- Fiddler on the Roof film

2011-02-25 23:17:52 | 映画
僕の大好きな映画「ノッティングヒルの恋人」の中で映画の話が出てくる
それとは別に俳優さんの名前も出てくる
その中に 「トポル」ってのがあった
・・懐かしいと思った記憶がある
それはかの有名な「屋根の上のバイオリン弾き」で主役のお父さんを演じた人だ
僕は当時2枚組のサウンドトラックLPを持っていた
たぶん今でもあるだろう
今はこうやっていても映像つきで見られる

Tradition Traditionで始まる

Fiddler on the roof - Tradition ( with subtitles )



「しきたり」が幅を利かす古い村の中でそれを少しずつ打ち破ってゆく娘たち
父親としてどんな態度で接していったらいいのか
この映画を見たときには子供の目線で見ていたけれど
今見たら 父親の目線なんだろうな
でも、その娘たちに幸せになってもらいたいと思うその心は決して変わることはない

実は大好きなメロディがある
上の動画はバイオリンのソロの前で終わってる
その次がこれだ

大好きだ


Opening Title(Instrumental half of Tradition)- Fiddler on the Roof film


でもこの作品の中で一番有名なのが
長女の結婚式で歌われる
「日は昇り日は沈む」 Sunrise Sunset ってやつだ
父親として娘をやりたい男のところじゃなく
娘自身が選んだ男の元に嫁がせる
言いたいことは山ほどある
山ほどあるけどすべて飲み込んで
娘とその婿を祝う歌

http://www.youtube.com/watch?v=nLLEBAQLZ3Q&feature=fvwrel

いい映画だったよん
コメント (2)
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映画「告白」

2011-02-07 17:50:00 | 映画
あ~ぁ コメント返しで書いちゃった言葉だけど
「エグイ」
映画「告白」を見終わった娘がひとこと漏らした言葉です
いつも僕の借りてきたDVDには目もくれない娘が昨夜11時過ぎに見始めたテレビの前にやってきた
エとかウォとか小さな言葉を発しながら見ていたけど
最後の言葉は「エグイ」だった
確かにそうだと思った
本を読みながら浮かんでくる絵はそこまで強烈じゃなかったけど
映像の中の一つ一つの絵はまるでデフォルメされた如くえげつなく迫ってくるようでした
ストーリー的にも15才以下は見ちゃダメ部類の作品だと思うが絵もその通りだしね
どっちが好きかと問われればやっぱり「本」の方でしょう

「探偵ガリレオ」のように本では存在しないはずの人が主役級の活躍をすることもないし
どっちから行っても同じ結論が導き出されるわけでどっちも有りなんじゃないかな?
でもその結論自体は・・どうなんだろうね
怨念も理解できないことはないけど「そこまでするか」  ですよね
だから面白いのかもしれないけど

結局寝たのは午前二時
ちょっとだけ眠たい
その影響は多分8時9時台のテレビの前で現れるはず


コメント (9)
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愛あるセックス

2010-04-30 16:56:51 | 映画
「おもいでの夏」っていう映画が昔あった
原題は「Summer Of '42」  1942年の夏ってことだ
日本で言うと「昭和17年の夏」
今から見ればおおむかしの出来事
日本から見ても戦時中 ってことはアメリカからいっても戦時中だ

でもその陰鬱さみたいなものはない
戦時中なのにアメリカ本土内の空気はからりと晴れて 思春期の少年たちの夏が始まる
日本人のような切羽詰まった少年たちじゃなくて セックスに興味を持ち始め
またその興味が一番昂じる頃
3人の少年たちはそれを手探りで確認し始める



海岸に近い小さな家に彼らは新婚の夫婦をみる
一番美形な少年がハーミー
彼が主役だ
この新婚さん 旦那が兵士 
やがてその人は戦場に向かうことになる
新妻ドロシーとハーミーの微妙な触れ合いが始まることになる


映画は1971年の作品
僕は普通のロードショーでこれを見た
ぶっちゃけ 初体験もの だ
年上の美しい女性との初めての体験っていうのは高校生だった僕にはあまりに刺激的だったし憧れでもあった
ジェニファー・オニールがしばらく僕のあこがれの人となったのは言うまでもない

映画「おもいでの夏」(1970) SUMMER OF '42 Michel Legrand



セックスに目覚め 翻弄される
でもその時はまだその相手を愛するということよりもただ単に自分のエネルギーを放出することへの情熱に他ならなかったに違いない

そして今でも金銭を廻ったセックスは後を絶たない
それは愛しい人を抱きたいという感覚じゃなくて
内に溜まった白いエネルギーの放出欲求
それが金銭に代わる
なぜか多くの場合 男の放出料で計算されるわけだ

昔ね 手を怪我して入院した時に 同室になった男性が
とてもとても そういう行為が好きで
病室を抜け出しては それ系の店へ行ってる って教えてくれた
僕はすごく感心したものだ
彼の話で忘れられないのは そのちょっと前 テレクラで知り合った子と初めて会った
「そいつデブでさぁ それでも俺、したかったからじぶんの軽自動車に乗っけたわけよ
 そしたらさぁ こう・・・車が左側に傾いてんだよねー 運転しにくくってぇ」
「でもしたかったからさぁ」
その言葉と軽自動車を後ろから見た絵が浮かんで 大笑いしちゃった
別に太った子を笑ってんじゃなくて そのいかにも軽蔑したように言うのにそれでもその気持ちに負けるってとこがね
楽しかったのさ

でも僕にはどうしてもそういうことができない

愛しい人を抱き寄せて 髪を撫でながら 唇に触れる
そしてお互い一枚ずつ素の人間になりつつ
その素を確かめ合う
それはこの人を愛するという気持ちとこの人に愛されてるという気持ちの確かめ合いでもある

愛のあるセックス
果たして僕にはもう来ることはないんでしょうか(笑)
タイムリミットが・・
 糖尿だしぃ



恥ずかしいんでコメントいらんよ、開けとくけど
コメント (14)
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ティンカーベル

2010-04-02 23:55:02 | 映画
56歳にして見るかぁ ティンカーベル
ディズニー映画に関しては信頼してる
「ウォリー」にしても「カーズ」にしても美しかったもんな
ゲオではDVDもブルーレイも同じレンタル料なんで
どうせ選ぶんならブルーレイ
そしてその美しさを堪能するには実写じゃないCGか その絵がいい
そうそうペンギン映画の「ハッピーフィート」だっけあれもホントにきれいだった

ティンカーベルは物作りの妖精
物作りの才能を持ってるんだが色々と邪念が入る
自分にはもっと他に生きる道があるんじゃないかと・・
いっぺん見てみやぁ
すっごいきれいだよ
ストーリーは分かりやすい子供向け
これが今の僕にはちょうどいいのかもしれん
最近映画が睡眠薬となりつつあるから


さっきtamiちゃんのコメント見たけど地デジにするんならいっそのことブルーレイもついでにどうですか?
この美しさったらないです
僕がこれを見てるときにアズゴンがバイトから帰ってきた
「なに? こんなん見とんの?」
っていつもなら部屋に直行してコータローと話すのに今日は珍しく一緒にジッと最後まで見てた
ブルーレイなら最高よ



ティンカーベル


おっさんでも違う意味で楽しめます
すっげsexy hosy!
コメント (10)
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