昨日のコメントからみるここさんからお題を貰ったので あなたに逢いたい で・・
あまり深い話も雰囲気じゃないんで 軽くいきましょう
ささ お付き合いくださる方は自転車型タイムマシンにお乗りください
僕の青春時代へ飛びます
シートベルトはいいっすか?
んじゃ しゅっぱあつ
ヨイショヨイショヨイショ・・・
時は昭和の53年・・あたり なら24歳
大好きな人と別れて二年、嫁さんと知り合った頃
一週間の休みをもらって僕が向かったのは東北 みちのくひとり旅
上野から青森への夜行列車を降りてそれは始まった
泊まるところはユースホステル
青森から岩手に入り 盛岡から宮古へ向かった
ここへの道のりはまた戻る予定にしてしまい間違った計画だったのかな と自分でも思うコース
その先にあるのは浄土ヶ浜という観光地一つだけだった
盛岡を発つとき わんこそばを食べるのは帰ってからにしようと心に決めて
山田線で宮古へ向かうべく列車に乗り込んだ
まだ発車までしばらくあって 駅弁を一つと名古屋から持ってきたペーパーバック一冊を手にしてその時を待った
ちょっとヤバい状況になったのは発車10分前
急に車内が人でいっぱいになってしまった
平日の午後 盛岡からの帰り宮古方面へ向かう女子高生たちだった
少しの数の彼女たちなら興味津々にもなるのだが
僕一人でいたボックス席にも3人の女の子たちが座り、他の席も・・
まるで貸し切り列車に僕の方がお邪魔してるような形になってしまった
今の僕なら少しの冗談も言って時間を過ごすこともできただろうが
そんときはまだこっちも恥ずかしい青年
宮古まで3時間半・・僕は終点まで 早く彼女たちの目的地についてほしいと祈るばかりでした
手にした弁当を食べる機会が欲しい
いくらなんでも3人の目の前で食べにくい
しかしどうも話の端々から彼女たちの目的地も宮古だとわかった
しょうがないので恥ずかしながら食べ始めたのが盛岡を発って2時間以上もあと
まだ何にもしゃべってない そのままもう一時間くらいたったところで写真を撮り始めた彼女たち
初めて僕が声をかけた「撮ってあげようか?」
この言葉でなんかスイッチが入っちゃったみたいに
「キャー(が入った) それより一緒に写真に入ってください」 「わたしも・・」
唖然とするかっつん こんなにもてたことはない
ほっぺたつねり~のの後30分が 楽しかったこと ふう~~
実はその日に予約したつもりの宮古のユースは一日ずれてたようで食事の用意がなくしかたなく・・どうしたっけ?
翌日は浄土ヶ浜への観光予定
朝早くユースを出て駅に向かうとそこには昨日一緒になった女子高生の一人がいた
ユキエちゃんという子だ
列車を待つ間、色々話して・・ 今日の予定も話した
昼にここへ戻ってまた盛岡へ行くんだと
そして浄土ヶ浜を十分に堪能して宮古駅に戻った
彼女がいた
手におにぎり弁当を持って・・
僕は大事にしてたその時かぶっていたテニス帽を彼女に差し出した 汗かいてたかもしれんのに
おかげで予定していた わんこそばを食べ損なった
その代りに最高の思い出貰ったけどね
ははは、今もまだ食べたことがないや
6月の東北の街は優しかった
無計画のまま一つの駅で降りて 次の駅まで歩いてみた
太陽が輝き 僕の背中をゆっくりと押す
その唇が自然に歌った
sunshine on my shoulder
あの時きみのフルネームも聞かないまま 握手して別れた
ゆきえちゃん
もう40代の後半だな? 元気かな?
さぁ帰るべ~~
ヨイショヨイショヨイショ カスン ヨイショ・・・
きょうは操縦士の勝手気ままな自己満足号になってしまった
申し訳ないから 今日はお代をいただきません
またのご搭乗をお待ち申し上げております
これに懲りませんように
あまり深い話も雰囲気じゃないんで 軽くいきましょう
ささ お付き合いくださる方は自転車型タイムマシンにお乗りください
僕の青春時代へ飛びます
シートベルトはいいっすか?
んじゃ しゅっぱあつ
ヨイショヨイショヨイショ・・・
時は昭和の53年・・あたり なら24歳
大好きな人と別れて二年、嫁さんと知り合った頃
一週間の休みをもらって僕が向かったのは東北 みちのくひとり旅
上野から青森への夜行列車を降りてそれは始まった
泊まるところはユースホステル
青森から岩手に入り 盛岡から宮古へ向かった
ここへの道のりはまた戻る予定にしてしまい間違った計画だったのかな と自分でも思うコース
その先にあるのは浄土ヶ浜という観光地一つだけだった
盛岡を発つとき わんこそばを食べるのは帰ってからにしようと心に決めて
山田線で宮古へ向かうべく列車に乗り込んだ
まだ発車までしばらくあって 駅弁を一つと名古屋から持ってきたペーパーバック一冊を手にしてその時を待った
ちょっとヤバい状況になったのは発車10分前
急に車内が人でいっぱいになってしまった
平日の午後 盛岡からの帰り宮古方面へ向かう女子高生たちだった
少しの数の彼女たちなら興味津々にもなるのだが
僕一人でいたボックス席にも3人の女の子たちが座り、他の席も・・
まるで貸し切り列車に僕の方がお邪魔してるような形になってしまった
今の僕なら少しの冗談も言って時間を過ごすこともできただろうが
そんときはまだこっちも恥ずかしい青年
宮古まで3時間半・・僕は終点まで 早く彼女たちの目的地についてほしいと祈るばかりでした
手にした弁当を食べる機会が欲しい
いくらなんでも3人の目の前で食べにくい
しかしどうも話の端々から彼女たちの目的地も宮古だとわかった
しょうがないので恥ずかしながら食べ始めたのが盛岡を発って2時間以上もあと
まだ何にもしゃべってない そのままもう一時間くらいたったところで写真を撮り始めた彼女たち
初めて僕が声をかけた「撮ってあげようか?」
この言葉でなんかスイッチが入っちゃったみたいに
「キャー(が入った) それより一緒に写真に入ってください」 「わたしも・・」
唖然とするかっつん こんなにもてたことはない
ほっぺたつねり~のの後30分が 楽しかったこと ふう~~
実はその日に予約したつもりの宮古のユースは一日ずれてたようで食事の用意がなくしかたなく・・どうしたっけ?
翌日は浄土ヶ浜への観光予定
朝早くユースを出て駅に向かうとそこには昨日一緒になった女子高生の一人がいた
ユキエちゃんという子だ
列車を待つ間、色々話して・・ 今日の予定も話した
昼にここへ戻ってまた盛岡へ行くんだと
そして浄土ヶ浜を十分に堪能して宮古駅に戻った
彼女がいた
手におにぎり弁当を持って・・
僕は大事にしてたその時かぶっていたテニス帽を彼女に差し出した 汗かいてたかもしれんのに
おかげで予定していた わんこそばを食べ損なった
その代りに最高の思い出貰ったけどね
ははは、今もまだ食べたことがないや
6月の東北の街は優しかった
無計画のまま一つの駅で降りて 次の駅まで歩いてみた
太陽が輝き 僕の背中をゆっくりと押す
その唇が自然に歌った
sunshine on my shoulder
あの時きみのフルネームも聞かないまま 握手して別れた
ゆきえちゃん
もう40代の後半だな? 元気かな?
さぁ帰るべ~~
ヨイショヨイショヨイショ カスン ヨイショ・・・
きょうは操縦士の勝手気ままな自己満足号になってしまった
申し訳ないから 今日はお代をいただきません
またのご搭乗をお待ち申し上げております
これに懲りませんように