木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

不合格教科書

2022-04-19 01:02:55 | 

竹田恒泰氏

ご存じだろうか?

保守派の論客で多くの支持者を持っている。

保守といえば原発推進を唱える人が多い中、彼は一貫して原発廃止を謳っている。

より効率的な火力発電を推進すると共に自ら太陽光発電の事業もしているという。

明治天皇の女系の玄孫であり北朝時代からの系図を見ると男系男子でもあるらしいです。

根っからの慶応ボーイでとても面白いお人です。

昔僕は彼の著書「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」を読んだことがある。それまでは世間に流されて日本を批判的に見ていましたが日本を肯定することを教えてくれた本でした。

憲法学者でもあり、虎ノ門ニュースの解説者でもあり、YouTuberでもあり、ラーメン店の経営者でもあり、エクスコインという通貨の両替及び金やダイヤモンドとの交換もするというわけわからん仕事も最近立ち上げています。

その彼がこの数年?もっとかな?一生懸命力を入れていることがあります。

それは教科書を作ること。

左思想に完全に振り回されてきた日本の歴史問題に関して子どもたちに自虐史観を植え付けることの反対運動の一つであります。変な言い方で申し訳ない。

目指すは中学の歴史教科書。

そこには大きな壁が立ち塞がっています。

大手の教科書会社は億単位の経費をかけて一つの教科書を作りますが彼は自らと応援してくれるボランティアの学生?たちと共に二度三度・・・と新しい教科書作成のために尽力しています。

どうも今年も一生懸命に作った「歴史教科書」は不採用だったようです。

ただ彼は検定する人のことを批判はしていません。

どこをどうすれば合格ラインに達するのか。

検定者とは色々話すことができてその突破方法をいくつか身につけているようです。

今までの教科書は全く日本のやってきたことを肯定していないようです。

例えばこれは「日本国紀」を書いた百田さんや有本さんが言ってたことですが、蒙古襲来の時日本は北条時宗の元、九州の武士を中心に懸命に防衛戦に挑み世界で暴れまくってたモンゴルの侵略を阻止したというのに一部の教科書では時宗が世界統一を図ってたチンギスハーンの申し出を断り、世界統一に協力しなかった。みたいなまるで日本が悪いことをしたような書き方がしてあるそうです。 因みに時宗は最初の文永の役のときは僅かに23歳、弘安の役は30歳だったそうです。世界統一を阻止した日本の武将すげーっす。

それなのに北条時宗の評価は今ひとつ。ただし明治の時代に時宗の偉業は天皇によって報いられたというお話もあります。知ってますか?

 

話が逸れてしまいましたが日本の歴史は卑下すべきものではありません。

竹田さんの教科書は今回直接子供たちには渡りませんが、この不合格教科書。実は一般人でも読むことができます。

 

紀伊国屋書店かAmazonで手に入れることができます。

一般書店には置いてないそうです。 よろしければ。

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日本国紀 上  撃沈すまん

2022-02-14 01:34:25 | 


百田さんの「日本国紀 上」約400ページ。風呂の中だけで1ヶ月半くらいで読み終えました。新本を風呂に付き合わせるのは極力避けてはいるのですが今回はまぁ致し方あるまい。
予想してた通り二度ほど睡魔に爆撃されてお湯に沈没するハメになりその跡も見えます。

百田さんがこの本を書いた動機がとても大切なことと思いました。
ある日親交のあるケントギルバートさんと話してる時に歴史教科書の話になったと言います。
「アメリカの教科書ってのはどんなん?」
「歴史を勉強した子達が皆んなアメリカを好きになる教科書です」
「ええなぁ 日本の教科書は日本が悪かった悪かったばかりで皆んな自分の国に自信が持てない子ばっかになっとる」
でも実際の日本の歴史はもっと誇れるところが多い。
よしっ 自分がこの本を読んだら日本のことが好きになる歴史本を書こう

って事でこの日本国紀が生まれたと言う事です。
僕も歴史を教えられてて日本の誇りは感じませんでした。
例えば源氏物語や枕草子は平安時代に書かれた女性文学ということは知ってても
世界と比較したらその時代に女性が書物を著すなどとんでも無く先進的な事だった。
その部分は全く教えられてない。
その部分が大切なのだ。日本の女性の才能、そしてそれを認める世情。
それは本当は世界に誇れる事なのだ。
これは僕がボンクラだからその時に気づかなかったのだけかもしれないが少なくともそういう誇りに関して教えてもらった記憶は全くない。
上巻の終わりは尊王攘夷。日本が長年のお花畑からの覚醒。その時いかに優れた人物が存在したか。今の日本にそういう人は少しでもいるのか。そんなことを思わせてもらいました。

これから下巻に入るのだがここからが日本歴史教育の真骨頂ということになろう。
明治以降の歴史に関しては全く歴史教育の中で隅に追いやられてた時期。
実はそここそが日本人の胸に誇りを抱かせるか否か
重要な部分であります。
戦争に負けたことで日本の歴史教育は全く歪められたままここまで進んできてしまいました。
ウォーギルトインフォアメーションプログラム(WGIP)はある意味本当の日本の誇りを消し去り嘘の積み重ねでそれを消し去ったわけで日本の教育界には依然としてその勢力が生き残っています。 何と律儀な日本人なのでしょう。自分たちの祖先の誇りを売り渡して自分の教師生活を守る。いやいや今ではもうそれが本当の歴史と信じて子供たちに教育を施す。日本が悪かったと。
確かに日本が悪かった部分は存在する。
戦争を始めたことはいかにハルノートなどで挑発されたからといって日本の幹部でそれをうまくいなすことが出来なかったのか。今になって昭和天皇は開戦に反対されたという話が伝わってくるのだけれどそれじゃ実際にその時代にそれを徹底的に尊重してこの戦争を避けるように持っていける人物はいなかったのか。そのことは日本が悪かったと言われてもしょうがないとも言える。かもしれない。
でも冷静に物事を顧みたら仕方なかった部分もある。
一言で侵略国とされてしまってる日本。そうじゃないはず。
その辺は戦勝国であるアメリカやイギリスやフランス・・・
ましてや息切れ寸前の日本に友好条約を一方的に破棄して攻め込んできたソ連の汚さをもっと知るべきだし日本国民に子供達にも教えるべきだと思う。
その時にどんな日本人が闘いをやめよという命令に背いてまで北からの侵略を防戦し、結局北海道までの侵略を阻止出来たのか。
日本は侵略国でゃなかったと僕は信じているし侵略国という烙印を押すべき国は第二次大戦で勝った国こそそれに該当する ということ。
日本はそういう支配された国々の独立に多大な貢献をしたこと。
そのことは教科書で教えなければならない一番大きなことだと思います。
そしたら子供は日本を好きになる。
誇りを持てる日本人を育ててほしいです。
ということで下巻のお勉強をいたしまする。
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ボックス

2021-08-25 01:44:51 | 
風呂で読む本が途切れて前に読んでた本をもう一度引っ張り出す。


百田尚樹の「ボックス」だ。
高校生木樽優紀が主役のスポーツドラマだが鏑矢義平というとんでもない天才ボクサーが脇役で登場する。
ほんとのこと言うと両方主役かも。
優紀は頭脳明晰で進学コースの優等生でちょっぴりいじめられっ子、鏑矢は頭はからっきしだが気は良くて力持ちで優紀が大好き。
耀子(ようこ)先生は電車で少年たちに絡まれていた時にまだ自校の生徒と知らなかった鏑矢に助けられるところからこの物語が始まる。
鏑矢は一年生ながらボクシング部のホープ、優紀はそれを憧れの目で見る親友。
高校生の瑞々しさが心地いいです。
耀子はその後ボクシング部の顧問になって彼らと接してゆく。

主役の優紀はただ憧れの目のまま鏑矢を見上げてるだけじゃない。
順位を落とせば奨学金が途絶える。母一人子一人の優紀はその環境の中ボクシングを始めるのだ。
ジャブを覚え、ストレートを覚え、フックを覚えた。
鏑矢の足元に一歩一歩近づいてゆく・・

ボクシングを全く知らなくてもウズウズします。


こんなに面白い本なのに上巻はどうも水没させているようだ(笑)
今回は一度も水没させてないから初めて読んだ時のことだろう。
でも下巻はきちんとしている。水没させてない。
文字が大きいんで読み易いこと。
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まゆみのマーチ

2021-04-16 00:49:20 | 
重松清の短編「まゆみのマーチ」をさっき浴槽で読み終えた。

まゆみは今で言うと何かしら症候群という名前をつけられるような女の子だったのだろう
いつもいつも歌っていた。
それは入学式の日だろうが普通の授業の時だろうが
兄の幸司は児童会会長という立場で妹の行状に立ち向かうことになる
初めは学校側の気持ちだったのだが、自分も世話になった先生が妹にマスクを強要し、帰ってくると口の周りを腫らすことになるその姿を見ると段々と親の気持ちに近くなってゆくことになる。
母は娘が歌うことを一度も止めたことがない。
授業中に口ずさむことを聞かされても一度も叱りはしない。
そして「まゆみが好き、好き、好き まゆみが好きっ好き」といつも歌ってくれる。

兄は優秀で東京に出て立派に出世している。一人息子は有名私学の中等部に入れたのだが勉強で行き詰まり不登校の日々。
その時母危篤の報が入る。
病院で30代で独身の妹と語り尽くす。母のことを。
一晩置いて母が亡くなる。
母の遺体を挟んでまたまゆみと語り合う。
「俺も好きって歌ってもらいたかったなぁ」
「お兄ちゃん、お母さんはよく歌ってたよ  幸司が好き、好き、好き 幸司が好きっ好き って」

親は子どもが好き。
もう紛れもない事実。
幸いにも僕はそれを知っている。
でも世の中にはそれが届かない親子がいることも知っている。
好きだけど好きとは言えない。 態度でわかる親子もいるけど感じられない親子がいるのもたしかなこと。
僕も子供のことが大好きだけど口に出したことはない。
伝わってるといいけどなぁ・・・
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入浴読書

2021-03-08 01:08:49 | 
最近ブックオフに行ってない。
僕の読書タイムはこのところ風呂の中だけになったのでまっさらの本をそこに持ち込むのは気が引ける。
で、予備軍が枯渇し前に読んだことのある本を持ち込んでいた。

2冊とも百田尚樹の短編集
以前に読んだことがあるのだが中身は僕の頭内HDにはほとんど残ってない。
ただ右より左の本の方が好きだったという微かな記憶だけ。
右のは短編というよりショートショート。入浴中に2編ほど読んでいた。
大作家の作品としてはまぁそれほどすごいということもない。
読んでるうちに結末が大体予想出来る。
推理小説的な逆転? 
昨夜から「輝く夜」に突入

確かハッピーエンドの集合体だったはず
恵子ちゃんの幸せを確認した。

どうも最近右目が曇る。
いや普段は使ってないのだが風呂の読書は10年くらい前に100均で買った1.0のシニアグラスを使っている。
目がおかしいというのではなくこのメガネの右側がおかしい とさっきまで使っていた物をここに持ってきたら

完璧に壊れた。
このひび割れのせいで右のツルが開いててレンズが右目にほとんど触れる直前まで近付いてた。
いつもザブンと湯につけてタオルで拭いてから使ってたのだが10分くらいで右だけ体温で曇ってたというわけ。
100円で長持ちしてくれてありがとう。
っていうか持ちすぎでしょ
正当なメガネ業者様方に申し訳ない気持ち。

余談だが百田さんが言っていたこと
「僕たちが寝る間も惜しんで神経をすり減らし精魂込めて産み出した作品、この価格の10分の1が返ってくる。その他は業者さんたちの山分けになるのだが僕が受け取る金額と同じ額が税金になります。それだけでも何か割り切れないものがあるのですが、全部の僕の収入からまた半分(あるいはそれ以上)くらい所得税や住民税で取られてしまう。
それを思うと虚しい。」
なるほど作家さんには作家さんなりのジレンマがあるものですね。
でも僕ら職人から見たら本の定価。これはどんどん上がってるようにみえます。
特に庶民の味方、文庫本のそれ。
違うかなぁ・・・
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入浴読書

2021-01-29 00:58:34 | 
最近普通の体勢で本を読めなくなってしまった。
以前は寝床に入って2.30分読んでから寝る習慣だったのだが、今はその時間はすべて数独に費やされている。
大抵まるこを胸に乗せてである。
スタンドの電気を消すとマイケルがやってきてこいつも胸に乗る
が7kgもあるのですぐに退ける。きつい。
まるこが去り、マイケルは布団の中に入って来る。
そういう生活。

話しが逸れた。
普通のリビングでの時間は主にテレビ。
生放送は殆ど見ない。 録り溜めたドラマやバラエティーを見て、それと同等なくらいのYouTube タイム。
よって本を読む時間はお風呂の中だけということになる。
いくら面白い本でも山があり谷がある。
気んもちいい状態で読み進めるうちに不覚にも・・
谷に落ち込む。

だいたいブックオフで手に入れた本だからいいがこれではもうメルカリでも受け付けてもらえない。
「赤い指」の方は確か入院中に手に入れて1日に2冊とか猛読してた時のもの
話は忘れてた(笑)
「最後の証人」のほうも面白かったです。

今日は株が下がった。
その中で外食産業の株が爆上げしてた。
政府の補助金が具体的になったからだろう。
仕事しながら国会中継を少し聞いてた。
菅総理の器、残念ながら安倍前総理の半分以下か?
この人に日本の未来を託すってちょっと不安です。

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消えゆくこと

2020-02-01 01:16:01 | 
本屋が好きだ
先日名古屋徳重のヒルズウォークにあったデカい本屋さんが廃業してた
しかも弁護士へ連絡という張り紙と共に
もう本屋さんの時代じゃなくなったのか

コロナの影響も少しあって今週のカラオケ金曜日は休むことにした
行かねばならぬの心を開放して久しぶりにゆったりとした金曜日の夜になった
昔この感じの金曜夜を楽しんでたことも思い出す
帰りにコンビニでちょっとした買い物をするのも楽しいものだ
ポケモン行動を少しして帰り道に着いた
そうだコンビニに寄る前に本屋に寄ろう
まだあるよね・・
もう何か月か帰り道にある本屋に寄ってない
とここまで書くと次の展開を読む人もいるかもしれない
本屋さんが廃業してたと思うでしょ?
残念でした


今日で廃業でした
ガッカリ

この店が始まったのが平成7年
数10台の駐車場を持って、半分は本屋で半分はコメダ
なんか僕にとってはオアシスのような空間でした
マンション経営を始めて、工場を移転
その間にあるこの店に週末前になるとよく通いました
一時マンションを建てたことを後悔したことがあった
空室が出てそれが連鎖的に続いて17室中5・6室空いた時があった
家賃は上がらないどころか下がる一方
そんな時立ち読みしながら身につけた知識が「借換え」
一般の人があまり耳にする前だったような気がする
それを繰り返して
どうやら難局は一応乗り切った感がある
そうそう35万円の現金をATMに忘れてた時に銀行から電話を受けたのもこの店で立ち読みしてる時だった
今の工場に通い始めてずっと寄り添ってくれてたような気がします
ありがとう 書林房五常
生まれて無くなる 世の常の中に人の心になにかを残してゆく
立派に役目を果たしたと思います
ありがとう



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水没本

2019-12-31 00:25:57 | 
相変わらず風呂に入るときは文庫本を一冊持ってゆく
というより一冊そこに置いてある
めっきり読書をしなくなった僕の唯一の読書場だ
大体古本屋で買った100円均一の物を選ぶのだが、この前書店で読んでみたいと思うのがあって
普通の定価760円+税で買ってしまった
風呂場でしか読むところが無いので仕方ないので持ち込んだ
一応最低10ページは読む努力はしているが途中で挫折することも有る
実に情けない話だが10ページ進まないのである
またどうかすると読みながら一瞬記憶を失って大事な本を水没させることも有る
最近は少なくなったのだが・・・

またやってしまった
しかも新本

本屋で冒頭のところを立ち読みして面白そうと思ったのに風呂場で不覚
しかも本の下の部分を濡らすのではなくバシャンと完全水没


この本です。

ところが途中でまた面白くなって一日20ページ30ページ進むようになった
それ以上はのぼせ気味になるので無理はしない
入浴が楽しみになったりした。

柚月裕子氏のデビュー作「臨床真理」
若い女性の精神障碍者が手首を切って自殺を図った?
その発見者である同じ施設の住人の青年が救急車の中で彼女を喪い取り乱して事件は始まる
彼を診る女性の臨床心理士の活躍を描く物語です。
「このミステリーがすごい」大賞受賞作

僕の本はもう使い物にはならないけどいい本でした。


おっと年末のご挨拶忘れておりました
皆様にとって今年はいい年だったでしょうか?
来年も今年より良い年でありますように
去り気味のブログ友達たちよまた帰っておいでよ!

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中古品

2019-03-11 01:16:27 | 
久しぶりのブックオフ

全部108円
読み切れないのもあるかもしれませんがしばらくお風呂で退屈しないでしょう

この店は本だけじゃなく普通のリサイクルショップでもあり
本日216円で仕入れたものをメルカリで1600円で捌いた強者がいました
物を見る目はお金になるものですねぇ
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七つの会議

2019-03-02 01:01:22 | 
風呂で読む本が粗方終わったので、しょうがないから新本を持ち込んだ
「七つの会議」(池井戸潤)
なんか企業小説は好きなんだけどとっつきにくい場面があるとつい瞬間眠ってしまう

その結果

こんな風に無様な姿になってしまう
これは一度や二度の沈没ではないという事だ


これが全体像

話の方は面白くなってきて一日のノルマ10ページを超えて20・30の時もある
ただ30まで行くと出てからベッドで休養が必要になる
情けない話だ

この本はもう二度と誰かの手に渡ることはない
リサイクルの権利放棄


暖かくなってきました
もう3月だもんね

朝のネコ達

「はやくごはんにしようよ」と主にマイケルがゆうてます。
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恥韓論

2017-11-03 23:08:05 | 
韓国人の「シンシアリー」さんというブロガーさんが本を出されています
http://sincereleeblog.com/
旧ブログ https://ameblo.jp/sincerelee/

その中の一冊
「韓国人による 恥韓論」という本を読み始めました
日本人が書いた韓国物ではないところが興味をそそります

まだほんの4分の1くらいしか読んでませんが、韓国が持つ歪の大きさと それを埋めるためにいかに日本がターゲットになってるか
少し理解できましたが、それを理解すればするほど手が出せないような気になります

相手がこう思いこんでる時に それを覆すことの難しさ
それは日常生活を営んでる時にも突然襲われたりします

お隣にいる人だから大切にしたい
それはなかなか通じない物なんですね

もう少し読み進めたいと思っています
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長い短編小説

2017-05-04 23:00:19 | 
昔前世のことを書いた記事(2010年6月19日)があって、そのコメントの最後に初コメで「花まんま」という短編小説を紹介してくださった人がいた
その時読みたいとは思っていたのだが、すっかり忘れていて
一年半ほど前に元の記事を読み直して「花まんま」を発注した

そして今夜湯船でその短編を読み終えました
短編のはずなのになんと長いお話しでしょう(笑)


小学2年生のフミ子のノートに「繁田喜代美」という難しい漢字で書かれた名前があった
父親を事故で亡くした兄妹の兄俊樹は妹にこの名前の真相を聞く
私が前に生きていた時の名前
兄がいて姉がいてお父さんがいて
その名前もすべて明かす
どうしても行ってみたいという妹の願いを叶えるべく兄と妹は大阪から彦根に向かう

そこにはやせ衰えた父親が存在していた
昼食をとっていた時に 大事な愛娘はエレベーターガールをしている21歳の時に暴漢に襲われて命を落とした
それからまともな食事がとれなくなっていた父親
名乗るわけにはいかないけれど・・・

花まんまの意味は・・・


切ないけれど良いお話しでした

大抵の人は神様が前世の記憶を削除してからこの世に送り出してくれるようですが
時々お忘れになることもあるようです
神様のうっかりミスがあるからまた面白い世の中なのかもしれません
それにしてもいろんな人のいろんな過去の絡み合い
楽しみは尽きません


アンビリバボー前世療法スペシャル その6 ~ヒプノセラピー(催眠療法)で前世を思い出す~

アンビリバボー前世療法スペシャル その7 ~ヒプノセラピー(催眠療法)で前世を思い出す~







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読書中

2017-03-11 23:55:04 | 
本は好きなのだがそんなに読めはしない
せいぜい湯船に浸かってる時間と寝る前の数独のその前のちょっとした時間だけだ

この前湯船で読み終わったのは「プリズム」百田尚樹
多重人格の男性のその中にいるメインではない一人を愛した人妻の話だ
面白そうなテーマだけどその日の体調によって読み進み難い日もあった
3度ほど居眠りで水没させたんで悲惨な姿になってしまった
最低ノルマは一日10ページ、面白ければそれが30を超えることもしばしば
プリズムも終盤はそんなペースで読み終わった
今までは文庫本がほとんどだったけど初めて雑誌を持ち込んで読んでいる
雑誌は項目ごとを飛ばし読みしてるのでページ数はあまり関係なくて
昨日は汗がしたたり落ちるほど読んでて時間を忘れてしまった
今夜は程々にしときました
次の予定は「夫以外」新津きよみです

一方寝床で読む本はあまり濡れさせたくないもの
文庫本の時は古本屋さんでなく普通の本屋さんで定価で買ったもの
ただし、今読んでるのは例外的に古本で買った「金持ち父さん 貧乏父さん」
ロバートキヨサキという人の作品で日本で200万部売っている名著です
実はずっとずっと前に廃業する古書店のバーゲンで買っていて
読み始めて30ページのとこにしおりを突っ込んだままずっと僕の寝床の片隅に置かれたままになっていました
最近神王さんの動画を時々取り上げてるんだけど、彼の億万長者への道の第一歩がこの本だと聞いたのでまた一から読み始めたわけ
これは実話のようで ロバートの実の父親が「貧乏父さん」 そのひとは学歴がありいわゆる常識人 一方友達のマイクの父親は「金持ち父さん」いろんな事業をしながらもうすでにお金持ち
その二人の父親を比較しながら話は展開していきます
こんなに面白いのになんで30ページでやめてしまってたんだろう
金持ち父さんのひとこと「中流以下の人間はお金のために働く、金持ちは自分のためにお金を働かせる」これは金言だと思います。いかにそういう状況に持ってゆけるかですね
くわしい解説サイトがあります ネタバレありだそうですが(もうすでにネタバレ少しありますね すみません)
https://biz-shinri.com/rich-dad-poor-dad-6202 

この先の予定は「あきない世傳(せいでん) 金と銀 三 奔流(ほんりゅう)編」高田郁 
先生をしてた父が早くに亡くなり貧しい生活を余儀なくされた幸(さち)
頼りにしていた兄も喪い、商家に女中奉公に出る
もともと頭の切れる家系 彼女は厳しい商売の洗礼を受けながらも温かい人にも恵まれ
徐々にその力を発揮してゆきます
こういうのを朝ドラでやってくんないかなぁ って思う
これは新本で買ってるから湯船には持って行きません(笑)

しっかりは憶えてないんだけどやっぱ本はいいよねぇ
んじゃまた  さいならさいならさいなら


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Reading in a Bath

2016-01-10 18:03:39 | 


お風呂で読んでいた作品を読み終わった
一見わからないかもしれないけど、ボロボロ。
このところ湯につけることなく読み終えた作品が多い中、久しぶりに睡魔に負けてもう一度古本屋に売り飛ばすこともできないような惨状に陥った
一度や二度じゃなく、数度。
作者に対して申し訳ないという気持ちもあるのだが、大作家でも凡作を書かれることがあるんだな という気もある
勿論これは僕の独断と偏見だが


先日帰って来てた娘はその前に持って行った「ようこそ、わが家へ」を読み終えて持ってきた
特別の感想もなかったが小説とドラマの違いを少しだけ語っていた
それならと「ふたたびの加奈子」を差し出して
「映画と小説の違いが激しい 本の方が何倍か面白いから読んでみんか?」 

しばらくそこに置いたままだったが、僕がいないうちに発った後
なくなっていたから持って行ったのだろう

凡作だと入浴がつまらない
快作だと風呂以外でも読みたくなる
愚作は途中でやめる勇気も持てるようになった
自分の残り時間を浪費したくなくなったのかな・・・

さて次は何を読もうか
控えている作品が4作ある。
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十字架

2015-09-27 23:31:39 | 
読んでる小説を飛ばしてお風呂のお伴に選んだのが10000歩の日に買った「十字架」重松清
やはり書店で立ち読み20ページ程の実力は相当なものだった
まだ半分ほどの進み具合だが今のところは だ
ただ何も考えず友達に勧めるべき内容の本でもない
友達の友達の中に悲しい辛い思いをした人がいるからだ
これはいじめのお話です


主人公、真田裕(さなだゆう)はクラスメイトをいじめによる自殺で亡くした
自殺したフジシュンは遺書を書いて いじめの張本人二人を明らかにするとともに
親友でいてくれてありがとう と裕にお礼の言葉を残した

でも僕は彼の親友でも何でもない
幼馴染ではあったがその中学二年の今はただのクラスメイトだったはずだ
いじめられてたのは知ってた
親友でもなかったのだから身の危険を顧みずその間に割って入る気もなかった
もう一人彼が書いた遺書に名前が載っていたのは 中川小百合
フジシュンの憧れの人で、自殺の直前に彼女にバースデイプレゼントを買って思い切って電話をした
「プレゼント受け取ってくれないか?」と
彼女はそれを断った
だから迷惑かけてごめんなさいとそこに記して そしてそれを送ったまま命を絶った

フジシュンには両親と弟がいた
世間で注目を集める事件となった
葬儀の時、僕と小百合は一般生徒とは別に前の方に呼ばれたが小百合はことが発覚してから学校には来ていない
僕は家族の・・少なくとも父親と弟から冷たい視線を浴びることになる
 親友なのになぜたすけてくれなかったのか

四十九日の前日、僕と小百合はフジシュンの家族に呼ばれた
仏様になる前に一度遊びに来てくれないかと
母親の優しい視線は感じるが、父親と弟からの無言の圧力
小百合はプレゼントを断った後ろめたさに涙を流す
それは当然の如く 父親からの理解は得る

本当は親友ではなかったんです
そう言えばもしかしたら父親と小さいころ一緒に遊んだことのある弟はわかってくれるかもしれない
でも、たった一人だけ亡くなった息子が語り掛けた親友は親友ではなかった
それを知ったお母さんはまたどんなに悲しむだろうか
あんなに優しくしてくれているのに


今そのあたりです

一つの命が終わることはその周りに大きな影を落とすことになる
家族、友達、それが普通の死でない時には社会にもその爪跡は残る
助けられなかったのか?
精一杯やってきたのだ
そう思うしかない そう思うしか
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