もうきみのために僕のできることはないんだな・・・な
ようやく頷いたきみを見て二人の最後を確認したことがあった
Ken Hirai - 思いがかさなるその前に・・・ (Fakin'Pop_Part 9/19)
腕時計が欲しいといってたから
誕生日が終わったばかりの月から3000円ずつ6回ほど貯めた
1000円札18枚を「手切れ金」って笑いながらきみに差し出した
戸惑いながら出した手が少し震えていたね
多分そんなもの欲しくなかったに違いない
でも僕もいらなかったから終わりを告げたきみの後ろめたさに付け込んでしまった
いつものように家まで送って Uターンして帰り道につく
きみもいつものように僕の車が見えなくなるまで見てるのだろうか
交差点を過ぎたとき真ん中の安全地帯にぶつかっていきたかった
きみの目の前で終わってもいいと思った
でも・・出来なかった
その瞬間にたくさんのことを考えて
それでよかったんだよね
35の年月を経て
今、僕は生きている
元気に生きてるよ
ようやく頷いたきみを見て二人の最後を確認したことがあった
Ken Hirai - 思いがかさなるその前に・・・ (Fakin'Pop_Part 9/19)
腕時計が欲しいといってたから
誕生日が終わったばかりの月から3000円ずつ6回ほど貯めた
1000円札18枚を「手切れ金」って笑いながらきみに差し出した
戸惑いながら出した手が少し震えていたね
多分そんなもの欲しくなかったに違いない
でも僕もいらなかったから終わりを告げたきみの後ろめたさに付け込んでしまった
いつものように家まで送って Uターンして帰り道につく
きみもいつものように僕の車が見えなくなるまで見てるのだろうか
交差点を過ぎたとき真ん中の安全地帯にぶつかっていきたかった
きみの目の前で終わってもいいと思った
でも・・出来なかった
その瞬間にたくさんのことを考えて
それでよかったんだよね
35の年月を経て
今、僕は生きている
元気に生きてるよ