今年のドラゴンズには決まった二塁手がいない。ショートのレギュラーだった京田と主に二塁手だった阿部がトレードで退団したからだ。
ショートの後継は龍空(りゅうく)が先シーズンの後半定着してどうにかレギュラーに目安がついた形。(龍空は土田が苗字でそう呼ばれていたが今シーズンから龍空は正式呼び名となります。)
でもセカンドが空白。
そこで去年のドラフトで2位に明治のキャプテン村松を指名して獲得そして6位では亜細亜大学のキャプテン田中を指名獲得しました。
実は田中は実力があって上位指名も囁かれていたのですが、身長166cmであることと大学3年の時に安倍元首相と同じ潰瘍性大腸炎?を患って大腸全摘出をしていることから多くの球団が指名を避けたようです。
チームメートや球団関係者が集まってプロの指名を待つ、あの恐ろしい風景の中、今か今かと待たされてようやく6位で指名された瞬間ホッとしたような本当に嬉しそうな表情の彼が印象的でした。周りにも応援されてたので重荷を下ろしたような感じでしたね。
その村松と田中両新人がドラゴンズのセカンド候補です。ただし今の所という注釈がつきます。他にもそこそこ活躍できそうな二塁者候補はいるんですけどね。
でもファンとしてはこの2人に期待しています。
今年は例年に比べてちょっと期待大です。
先週二十日にあったプロ野球ドラフト会議。知らないところでいろんなドラマがあったようです。
これは地元名古屋の名城大学の捕手野口選手のドラフト当日の様子。
僕の知る限りですが彼の評判はドラフト3巡目くらいには指名されるのではないかと言われていました。というか僕はそう感じていました。長打力のある選手、ホームランを打てるバッターという評価です。
【まさかの指名漏れ】母と共に4年越しに挑んだ涙のドラフト完全密着~感謝と誓い~名城大 野口泰司【ドラフト候補2022】
でも残念ながらプロからの指名はなく社会人野球へ進んで2年後のドラフト会議での指名を待つことになりそうです。
(有望な選手が指名されない時、シバリがあったのではないかという評判が立ちます。例えば3位までの指名でなかったら指名しないでください。社会人に行きますから。という選手からの要望です。ドラフトで指名と一言で言っても一位と二位これは契約金で大きな差が出ます。もちろん6位などだとかなりの差が出ます。そういう契約金では行きたくないという選手側の自信というか驕りと言ってしまうのはかわいそうですが感情の問題もあると思います。野口選手はそういうシバリをしていたのではないかと想像していましたがこの動画を見る限りそれはないだろうと確信しました。)
色んな選手たちの指名時の様子が流されてきましたがこうやってひな壇を用意して取材陣を集めながら空振りに終わるということ。想像はしていましたが実に残酷な光景です。しかし次があり得ますから頑張ってもらいたいものです。
野口選手の他にも当然指名されるだろうと思われていた立教の山田選手などもドラフト1位か2位を予想されていたのにまさかの指名漏れ。何があったのでしょう。憶測を呼んでいます。
そうそう我がドラゴンズの6位指名の亜細亜大学の田中選手も2位候補だったのにこの位置。チラッとですが指名の瞬間を見ましたが周りの方々ととても喜んでいたのでシバリはなかったのでしょう。
期待しています。