木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

おかえり

2014-11-28 23:59:45 | 映画
やくざ映画が好きじゃなかったから健さんの映画はほとんど見たことがなかった
唯一ビデオで見たのが「幸福の黄色いハンカチ」
さっき久しぶりに再会した
画面がきれいだった

帰る場所があるということは目立たないけど素晴らしいこと
いつもはそんなことを意識したりはしない
こんな映画を見ると、思わぬことに気づかされる
十中八九、黄色いハンカチなんか掲げてないはず
本人はそう思ってるのに、映画を見てる僕たちは絶対にそこにあると信じてる
もう、一回見てるからなおのこと、絶対の自信があるのに、実際に黄色の群集を目にすると涙が出ちゃう

おかえり という
ただいま という

明日の力が蓄えられる




幸せの黄色いリボン (ドーン)





コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜ少女は記憶を失わなければならなかったのか?

2014-11-25 23:22:51 | テレビ
録画済み番組消費月間だったからこんなタイトルの二時間番組を見た
10月1日日本テレビで放送された山ピー主演の作品
両親からの虐待を受けた女の子を、見かねた聴覚障害を持った男性が救い出して自分の家に匿った つまり形として監禁してしまうという事件を起こす

謎解きというより、その虐待された女の子の心理に重きを置いたお話だったんだと思う

犯人の位置にいるろうあ者を演ずるのが船越 英一郎
ダメだよね この人使ったら、犯人だとしてもいい人なんじゃないかと最初から思えちゃう
ドラマはその通りに展開してゆく
またこの女の子が上手いんだ
頼りにしてた大好きだったおじさんと引き離され
最初は頑なだったけど、山ピー助教授(?)にだんだんと心を開いてゆく
その表情の変化がうれしくって・・・
最後には船越のおじちゃんと一緒に彼女を抱きしめて泣いてるテレビの前のオヤジ σ(^^;)

物語は一応、執拗に子供を傷つけるアスペルガー症候群の母親から引き離されて落ち着いて終わる


でも、そこで彼女の人生がハッピーエンドで片付くわけじゃない
いやドラマはここで終わるよ
今までの僕ならここで終わりだ
でも長年生きてると、いろんなことを勉強する
多分、こういう経験をした子は、娘になっても、おばさんになっても、きっとおばあちゃんになっても
そこから抜け出すことは大変なんじゃないかと思う
ドラマのように決着はつかない
ずっとその苦しみから抜け出せないかもしれない
それを知ってるから、最後にフナさんに抱かれた少女を僕も力いっぱい抱きしめたんだと思う


彼女は泣きながら彼に抱き付いて最後に「おとうさん、おとうさん」って呼んだ
もしかしたら「おとうさん」なら彼女を助けられるかもしれない
おとうさんになれたらね・・・

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

技能功労者表彰

2014-11-23 23:45:48 | 仕事
靴とネクタイを借りて、(まぁネクタイは自前のを使ったけど)
行ってきました 名古屋市公会堂

   

近所にあるからしょっちゅう見てるけど、中に用事があることは滅多にない
成人式以来か
とよく記憶をたどってみたら コンサートに何回か行ってるな
さだまさしのコンサートにも行ったことあったっけ
ギターサークルやってる時で、その中の高校生の子とその友達の三人で行った
その最後の三人目の子が大きなレコード店の娘でそこがこのコンサートを仕切ってたから
一番前の真ん中の席だった
ずるいよね(笑) てなことを思い出した

式は一時半からだけど、檀に上る人12時55分までに来てください ということだったんで
12時40分に着いた
300人以上表彰を受ける
そのなかの一割くらいが壇上で名古屋市長から直接賞状を受け取る
職種代表ということらしいが、僕らの職種は僕しかいないのだから当然なのと思ってたら
いつもは違うらしい
他の木工職人さんも含めた中の代表だという
運がよかったね
市長はそれぞれの表彰者に対して、「以下同文」って言葉を使わずに読み上げてた
ありがたいと思う反面、会場では退屈してる人がいたかもしれない

   

こんなことが書いてあった
僕は・・・後進の指導ってのはしてないんだよね
確かに今ちょっとだけ仕事場にいる息子に教えることはあるけど
仕事を守ってゆくという気概にはどうも欠けている・・

一時間足らずの式が済むと、表彰者を4つのグループに分けて記念写真
そのあと4階に会場を移して、立食パーティーが始まる
そこでうちの組合の幹部と合流
立食という名でもちゃんと席があって、テーブルがあるんで腰痛の僕にはありがたかった
一時間半 幹部のOさんと反対側に座った板金工のNさんと二人と話してるうちに無事閉幕

Nさんは息子がホンダ、娘婿はトヨタだそうだ
今は忙しくて今日も朝、仕事してきたという
それでも息子を職人にしたくなかったと
なんか頷けることが多かった

職人は減ってゆくけど、大丈夫かなぁ

コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スーツ事情

2014-11-22 23:58:25 | 買物
昨日、ふと思った
明日何着てく?
ズボンとジャケットはあるからそれでいいと思い込んでたけど、よく考えたら壇上だぞぉ
やっぱスーツじゃないとまずいんじゃね?
洋服ダンスを開いてみた
略礼服以外は・・・
新婚旅行用に買ったスーツ以来、買ってないじゃんか
木工所なんかやってるとスーツ要らんのだよね
で、どうせ一回しか使わんのだから、レンタルでもいいっか と思っていくつか行けそうなところをチョイスして電話してみた
ところが、礼服はあるけど、普通のスーツを貸してくれるようなところはない
貸しもの装飾 ないものはない と宣伝してる近藤産興に電話してみたけど
ないものあるじゃん
ラメ入りスーツはあるけど普通のはないとのこと

近くの人に相談したら・・「今頃ぉ??」
しょうがないので紳士服の「アオキ」に付き合ってくれました
ところが僕の体型は結構希少のようであんなにたくさんあるスーツの中でほんの2・3着しかなかった(値段の規制もあるけど)
どうりでその前に寄ったタカキューでは合うのがなかったわけだ

ま、それでも何とか着れる服にありついたわけで、明日は楽しんできます
表彰式の後、立食パーティーがあります
スーツ汚さんようにしなくっちゃ
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

それまでには・・・

2014-11-21 23:56:12 | 健康
月曜日あたりに腰を痛めて久しぶりに整形外科へ
水曜日に診てもらって、痛み止めと弛緩剤、胃の薬の3種類をもらった
で、水曜日の夜、食後に飲んで・・・
朝になったら、起きようとしたときに目がグルんグルん回った
むかーーし一回経験したことがあって、その時は何もしなくても治ったからまぁいいか と思いながら、
薬のことは意識せずに朝食後、また三種類飲んだ
一日中 グルんグルんしたから
そこで薬を疑ったわけだ
昨日の夜と今朝、飲まなかったら、前日よりはいい
まだちょっとグルんとする
今もした・・
薬を飲んでないからもあるのか、腰っていうかお尻の奥が結構痛かった
今日はもう一度診察を受けて、痛み止めの薬を替えてもらって、注射を一本打ってもらった

実は23日午後、表彰を受ける予定
技能功労者とかいう毎年勤労感謝の日に名古屋市が60歳以上の職人さんにくれるものだそうだ
名古屋でこういう仕事やってりゃ誰でももらえるものなのでどってことはないんだが
公会堂へ行って壇上でもらうんだそうだ
ここでいててて~~フラフラ~~ってわけにもいかんので何とか治めたい
注射、即効ってわけにはいってないんだけど・・・
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勝てば官軍

2014-11-21 23:54:20 | 社会
きょうはここにホントにそうだなぁ と思う記事があったので、リンクだけじゃなくてコピペしようと思った
いつも書くけど、僕はネットに接するまで、こういうことを知らなかった
かつての日本をやたらに褒めることも過ぎればまた真実を通り過してしまいかねないので注意は怠れないけれども
少なくとも、僕らがずっとそう呼ばされ続けてきた「太平洋戦争」が実は「大東亜戦争」だったことは肝に銘じるべきだと思う
日本人なら・・・


これはケントギルバート氏の記事です
勿論彼はアメリカ人
その人がアメリカをこう言う
日本をこう言う



2014.11.19


【反撃せよ!ニッポン】戦争の真理が凝縮された「勝てば官軍」 戦後GHQが「大東亜戦争」を禁じた理由



 日本語の「勝てば官軍」ということわざは見事である。短いフレーズに戦争の「真理」が凝縮されている。両者が戦争に至った経緯や社会背景、その後の経過、戦時中の出来事、勝利を得た手段などにかかわらず、最終的に勝った側が「官軍」、すなわち「正義」を語る権利を得るのだ。恐らくこれは時代や洋の東西を問わず、永遠の真理だと思う。

 勝利によって「正義」を得た側は、過去の味方の不正義と、敵の正義を隠蔽する。日本の近代史で言えば戊辰戦争で倒幕軍が掲げた「錦の御旗」は薩摩藩・長州藩が作成した偽物だった。つまり明らかな不正義である。

 しかし、これが討幕軍の士気を高め、徳川幕府側の動揺を誘うなど、大いに効果を発揮した。戦争終結後、明治新政府による真実の隠蔽、正当化、情報操作などが行われただろうことは想像に難くないが、今さら徳川家の子孫が文句を言ったところで後の祭りである。

 さて、連載第1回でも書いたとおり、先の戦争が日本の「侵略戦争」だったという話は、GHQ(連合国軍総司令部)によるプロパガンダである。つまり「勝てた官軍」の情報操作なのだ。1951年5月3日にマッカーサー元帥自身が「日本の戦争の動機は主に安全保障(自衛)であり、やむを得ず行われた」と、米上院の軍事外交合同委員会で証言したのだから間違いない。彼以上に先の戦争に関する真実を隅々まで知る当事者が他にいるだろうか。

 いや、実は「自衛か侵略か」よりも重要な、真剣に議論すべき問題が、終戦から約70年経過した現在も無視されている。

 それは20世紀半ばまで、先進国による発展途上国(≒有色人種の国)の植民地化に疑問を持つ白人国家は皆無だったという恥ずべき事実である。

 当時の白人国家は植民地での搾取や奴隷制度など、人種差別を前提に成り立っていた。30年代後半、アフリカ大陸のほぼ全土が植民地であり、アジアで独立を維持していたのは実質的に日本とトルコだけ。シャム(タイ)の独立は風前の灯という状態だった。

 日本人は「白人は優秀で有色人種は劣っている」という当時の常識は間違いだと身を持って証明したうえで、植民地を解放して独立させ、アジア人が共存共栄できる世界を目指すという「大義」を掲げた戦争を始めた。それが「大東亜戦争」である。

 戦争に負けた日本は自国の「正義」を語る権利を奪われた。だが、大東亜戦争で日本が掲げた「大義」は生き残り、後に見事達成された。その意味で日本は勝者だった。

 世界中に誇るべき大義の存在を戦後生まれの日本人に知らせないために、GHQはマスコミに「大東亜戦争」という言葉の使用を禁じて「太平洋戦争」と言わせた。この事実すら知らない日本人が多いことに驚く。

 これこそがプロパガンダの効果であり、「勝てば官軍」の怖さでもある。

 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。80年、法学博士号・経営学修士号を取得し、国際法律事務所に就職。83年、テレビ番組「世界まるごとHOWマッチ」にレギュラー出演し、一躍人気タレントとなる。現在は講演活動や企業経営を行うなか、公式ブログ『ケント・ギルバートの知ってるつもり』(http://ameblo.jp/workingkent/)で、問題提起を行っている。最新刊は「不死鳥の国・ニッポン」(日新報道)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消費税アップのその前に

2014-11-19 23:21:43 | 社会
GDP速報値を見るとまた日本はデフレへの道を歩み始めたのかもしれない
アベノミクスの効果はなかったのかと言えば、それはあるにはあったとみるべきでしょう
実際に株は2倍になってる
確かに月曜日には500円以上の下げをしているが、まだ民主党時代に比べれば天国に近いともいえる
ではなぜデフレという言葉が出てくるのかと言えば、消費税のアップで消費意欲が減退しているの一語に尽きるのではないか
先日この冬のボーナスのことがニュースになっていた
リーマンショック前の最高値にあと一息のところまで迫ってるという
何処のお話なんでしょう って感じなんですがまぁ世間ではそうなのかもしれない
その中でこの消費意欲の減退の正体を探れば、やはり消費税しかないのではないか

日本は3%5%8%と上げてきた
ではその上げ幅と同じように税収が上がってるかと言えば、むしろ上げれば上げるほど税収が下がる は言い過ぎにしてもそれに近い現象が起こってるようです
本当は税収を増やしたいはず
財務省へったくそだなぁ と思う
日本のエリートが集まってこのザマ

今回の10%への増税はひとまず1年半の延期が決まったようだけど、今度は絶対実行だと
アホじゃないか 
その時日本がどうなってるかわからんのにそんなこと今決めていいのだろうか
普通の状態以下だったらまた大不況になっちゃうんじゃね
多分いろんなところからの圧力で安倍さんはそういわざるを得なかったんだろうけど
それが本当になったら、とても恐ろしい
せめて その時の状況を見て の一言が欲しかった と思う

僕はずっと言ってるけど、消費税上げはまだまだ早いと思ってます。
その前に中国へのODAの廃止とか、生活保護の日本人限定とか 外国人の扶養家族控除の見直しとか
やるべきことをしっかりやってからにしてもらいたい
公務員の給与の引き下げ約束はどうなったのか
最近はむしろ上げろ って要求になってるとも聞く
一流企業をモデルにする仕事であってはいけないと思う
クビにならない公務員は一般企業並みの給与でしょ?

増税前にいっぱいやることあるじゃんね
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

草場一壽 大弥勒菩薩展

2014-11-17 23:50:31 | 
彼女の携帯の壁紙
草場一壽 作  慈母観音



金ちゃんの企画展の時にこの人の作品の一部が展示されてて、その時に11月の初めに東別院会館で個展が開かれるをの知った
楽しみにしていた人が行けなくなったので、僕が一人でこっそりのぞいてきました
コンサートに向かう前の一時間足らずの余裕の中、一人で会場に足を踏み入れた
たくさんの目に眩しい作品群
どちらかといえば女性が目に付く
男は付録っぽい
価格はミリオンの位の物から10サウザンドの位の本物が並ぶ
50cm×30cmくらいの箱に手下げを付けた箱を持ったおじさんがうれしそうに
「思いがけずサインまで頂いて、うれしいです」
とか何とかそんなような言葉が聞こえてきた
女性スタッフの対応からも10サウザンドよりは高いものを手に入れたんじゃないかと勝手に思う僕
それとは別に、作者の先生がいるんだ と失礼な思い方をしてしまった

高いものは買えんから一枚ワンサウザンドのカードでも買ってってやろうかなぁ
そう思いながらカードの展示パネルを見ていた
会場のまあるいテーブルの前にベレー帽に眼鏡のおっさんが一人で座った
あそこへ座るのは作者?
実は僕自身はこの人の正体をまるで知らない
さっきの伯父さんの時に思ったことと状況をすり合わせると やっぱりこの人が草場一壽さんだと思った

この頃はもう昔のようにシャイでは損だと思うところもあって
「あの、サインいただけるんですか?」 と直接聞いてしまった
まだ彼の周りには誰もいなかったから
「はい、カードでも何でも書きますよ」
じゃ ってことで

       
三枚選んだ

二人のご婦人が僕の前に並んで、先生のサインをもらっていた
最後に握手をして・・・そのあと先生はなんとそのご婦人の甲にキッスまでしてる
「あっキスまであるんですか?」と聞いた僕
「ご婦人だけです(笑)」
「勿論、僕の方も謹んでご辞退させていただきます」とつい口に出てしまった
とにかく、楽しい雰囲気になった
先生はお茶目なおっさんです
調子に乗って「写真もいいですか?」
って僕よりもうんと嬉しそうな顔をして写真に写ってくださった

       


最後に握手をして・・・
「どこから来て下さったんですか?」と聞いてくれました
「名古屋市内です」
ファンなら知らないはずないのに
「先生はどちらですか?」とまた失礼極まりない質問
「僕は佐賀です・ S,A,G,A さが~~♪」って(笑)
「来年も個展あるんですね?」って聞いたら
 「来年も来てくれるかな~~~?」  と
 「・・・い、い、いいとも~~」 
周りの奥様方にどっか~~んと受けました

作品の雰囲気とは180度のギャップが素晴らしい先生
いっぺんにファンになってしまいました


    ←これだけでかくなります でかく(笑)

草場一壽

FBです
https://www.facebook.com/kazuhisa.kusaba?fref=ts

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

15年の時の流れ

2014-11-16 23:57:14 | 仕事
付き合いだして丸一年
今日は幸か不幸かお得意さんの太鼓奏者の「15th anniversary Concert」
二人で行くつもりだったが、急用ができてひとりで行くことになった
この一年間、実によく付き合ってもらったので、たまにはそういう事もしょうがない

平成8年だったか9年だったか、親父がそろそろ引退する時期だったと思う
いつも閑古鳥の鳴いてる我が木工所だったが、一段と暇になったときがあった
まぁ、それはいつの時代でも波というものがあって、忙しかったり暇になったりの繰り返しだったが
この時はちょっと身に迫る何かを感じるものがあった
親父は命とりにはならんような病気ではあるけど、いろいろな病気と付き合っていた
ある日、栄にあるぜんそく専門医へ訪れた時の話を僕にし出した
「今日、待合室で知らんおばあさんが大きな声で話してたんだけど・・・
「わしんとこは太鼓のバチ作っとるんだけど、ま~~いそがしていそがしてたまらんのだわ」 そんなこと話してきたけど、うちも作ってみたらどうだ」
頼まれて、仏具屋さんとかから一組二組作ったことはあるけど、本腰入れて作ったことはなかった
親父の言葉に ちょっとやってみるか と思った
それでいくつかサイズの違うバチを朴とか楓とかで作ってみた
作ったはいいがどこへ持って行こうか全然わからなかった
もうネットで調べられたんだったかなぁ
いや多分最初の一軒目は電話帳だったと思う
思いがけず車で10分足らずのところに太鼓屋さんがあるのを見つけた
早速の飛び込み営業はいいけど、値段の付け方が全く分からなかった
やっぱりまだネットは先の話だ
この時に付けた値段は少し高過ぎたようだった
お店の人は丁寧に聞いてくれたけど、「ちょっと高いから・・」と断られた

それからどれだけ経ったのかなぁ
多分一年くらい
もう太鼓屋さんの存在もわからないし、高いと言われてやる気を失ってたのか、それともそれなりにまたやるべき仕事があってそちらで頑張ってたのか

ある日一本の電話があった
「実は僕はあの時来ていただいた店にいた者ですが、今度独立することになりまして、もしできるなら僕たちにバチを作っていただけませんか? 値段も少し歩み寄っていただきたいのですが・・・」

後日、まだ20代の前半かと思えるような彼のアパートへ行った
家には同じく太鼓の先生であり、演奏家を目指す若奥さんと犬が二匹・・・だったかな
そこで今度名古屋祭りで行列をする子供太鼓隊のバチ200本の注文を受けた

彼の紹介で新しくお客さんになってもらった太鼓屋さんもあり、だんだん普及してきたネットを介して見つけたお客さんもあり、うちの仕事がそちらに流れるようになったわけだ

コンサート見ながらそんなことを振り返ってた
シンプルだった初めのころのコンサートと比べて内容は濃くなり、いろんなゲストも迎えてバラエティにも富んでいる
今日は人形浄瑠璃の舞もあって心揺さぶられた
フィナーレではこの人形が会場まで下りてお客さんに覆いかぶさってきたりした
二人に来たのだけれどそのうちの一人になってしまった(笑) ちょいうれしかった
いいことありそー
また彼らには三人のお子さんが出来て、まだオムツの坊や以外のお姉ちゃん二人が演奏に加わったりしてそこでも感じた、時の流れ
http://www.katch.ne.jp/~kokikaku/
初めてお邪魔した時、奥さんは安室ちゃんそっくりだったんだよ(笑)

あっ、帰りにはもちろんいつものところへ寄ってきましたから。。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はま寿司とiPhone6

2014-11-14 22:43:42 | 忘備録
今日、ポタは刺身が食べたいというので、安いお寿司屋さんにした
今まで行ったことがなかったけど「はま寿司」
ゼンショーが絡んでいる100円寿司だ
一昨日だったかその前だったか、ゼンショーは今まで8円配当だったのを「すき家」のオールナイト営業廃止に伴う減益のため無配転落を発表した
ガ~~ン、、、無配もつらいけどむしろそのニュースを報じた翌日の株価を見るのがつらい
案の定、一時80円安くらいになっちまったぜ
1000株持ってりゃ8万円の評価損
寄付きから少しずつ戻して半分くらいの損まで回復した
もっとも、僕の場合は配当より優待が目当てだったからまぁいい
予定では来月の初め頃にその優待券が届くはず
いろんな店で使えるけど「はま寿司」は使おうとしてる最有力店
で、寿司にしたいポタの意向も含めて初めて行ってきた

6時半前、広い駐車場は満杯、20分くらい待ちは昔の「かっぱ寿司」の待ちくらいか
今のかっぱよりは賑わってるがスシローにはかなわんかも
味もその位置かもしれない
お客は正直だ(笑)
でもここで優待券を使えるのはうれしいなぁ ってことだ
この日のために思いっきり空腹にしてきたポタは7皿と茶碗蒸しを平らげた
上出来(笑)
このところ全然食が進んでなかったのに


そうそう、今日iPhone6がやってきた
一年半以上だんまりを続けた元嫁と同じくらいだんまりだった僕のiPhone4S
あのうつまり呼び出し音とか音楽とかイヤフォンつけてないと聞こえない状態ってことね
バイブだけだったので、電話に出れないことが多々あって勧められてたわけですよ
はよ替えろって
お金がないわけじゃない
何が億劫って引き継ぎ
4Sから6へそれが面倒なんじゃないかと後回し後回し
とにかく引っ張られるようにしてソフバンショップへ
そこで予約してから、今のPCにiTunesをダウンロードした
簡単に移行できるという話は聞いていたが・・・簡単だった
いや、隣に息子がいたからなんだけどね
全部やってもらっちゃって楽ちん楽ちん こんなことなら娘と同じように6発売日に買ってもよかったな

という記録
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後の人

2014-11-13 23:56:20 | テレビ
先週の金曜日「金スマ」を見た
普段あまり見ることのない番組だが、ヒョイとチャンネン替えた時にあのやしきたかじんの話だったからだ
死してなお番組にその名を残す ということはあまり記憶にないこと
その主人公の話は番組の性格上から言っても興味をそそる何かがあった
しばらく見るうちに感動的な話になる
例のベストセラー作家、僕も大好きな百田尚樹の「殉愛」をモチーフに再現ドラマが流れる
彼の話は実にうまい
人の心を掴むその掴み方を熟知してるのだろう
主人公のたかじんとその妻さくらの殉愛物語だ
その献身的な愛と看病のすべてをこれでもかという程の筆圧をもって僕たちに叩き付ける
そりゃメロメロになるさ
彼女は遺産目的なんかじゃなくて本当に彼のことを思って、献身的な看病をつづけたんだな
わかったよ 遺産目的なんかじゃない わかったよ
と、もしかして世の女性たちの彼を思う気持ちに対して、嫉妬心を覚えさせるくらいの愛を見せられ
感動させられた


今日、こんな記事を見た
http://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%E4%BA%8C%E8%82%A1%E7%99%BA%E8%A6%9A%EF%BC%81-%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%98%E3%82%93%E6%9C%AA%E4%BA%A1%E4%BA%BA%E3%81%AF%E4%BA%BA%E5%A6%BB%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%EF%BC%81-%E7%99%BE%E7%94%B0%E5%B0%9A%E6%A8%B9%E3%80%8E%E6%AE%89%E6%84%9B%E3%80%8F%E3%81%AE%E5%98%98/ar-BBdo7k8?ocid=UP97DHP

保守系の誰にも負けない百田さんにパンチを浴びせるこの記事に何となく納得をした
一面では素晴らしい愛も側面では醜い部分も持つ
たかじんに対して献身的なさくらも彼の娘やマネージャーには手厳しい言動もあったようだ
それはこの本では少しも表されることはない  らしい
番組を見た人は、自分の愛に劣等感を持つ必要はこれっぽちもないと思う

この本は僕は買わない(笑)
ただ、たかじんがその生涯に未練はあったにせよ、幸せに終われたことは違いないことだろう
合掌。。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつも何度でも

2014-11-10 23:58:09 | ネット
ここへ行ってきました
最初から最後まで高速使えば1時間くらいで行けそうだったのですが、ちょっとだけ高速代を節約したんで1時間半くらいかかった亀山市
金ちゃんが出品者として参加してる亀山トリエンナーレ
       
こんな雨交じりの風景の中に彼の作品が溶け込んでいました
何枚か撮ってきた写真はあるのですが、僕の場合、作者の思惑を冒涜しかねないので小さな写真一枚を証拠写真として掲げておきます
しかもシャッター押したの僕じゃないものを(笑)
これらの作品は彼の新境地へ記した足跡じゃないかな と勝手に思っています
頑張ってください

作品鑑賞の後、大阪からやってきたにころこさん一行と合流してちょっとしたオフ会
僕らと金ちゃんとは二回目
にころこ金ちゃんは初対面
にころこみぃは初対面
にころこかっつんは二回目
セバちゃんはにころこ以外とは初対面
そんな相関図が完成しました

僕ら一般人と芸術家と女社長と取り巻きセバちゃん
なかなか面白い取り合わせで、ネットやってるからこその出会いでした
年齢も違うし、普通なら絶対に会うことのない人同士
それが一同に介して冗談を言い合う
楽しいひと時でした
みぃもある意味憧れのにころこさんを目にして楽しそうでした
憧れポイントは「元気さ」と「父上」 のようです
また会いましょう

"Voyage de Chihiro" / LA MAITRISE BOREALE
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

試乗会

2014-11-08 23:55:49 | 趣味
アクセラを見てきた
乗ってみた
なかなかパワフルな出足
試乗車が2000だったこともあるかもしれんが、思ってたよりよかった
最初この車が次の車候補No1だったが、ナビの性能最悪 って評価を見てその心が萎えていた
確かに最初はそういう評価が多かったらしいが、徐々に改善しつつあるという話を聞くようになった
4年前は両方を比較して選びもれたが、スタイリングも内装も、インプレッサより上になったんじゃないかと思う

もう一つの候補はミニクーパー5ドア
ちょい高い
維持費も心配
でも乗ってて楽しそうだ
ただし、3ドアは見てるけど5ドアは写真でしか見たことがない
出たばっかりだ
もう先も長くないし、ここいらで多少好きなことやっても医院で内科医(わざと)
という気持ちもある
がんばれば買えないこともないが、これだと事業融資は無理かな?


昨日の記事にコメントくれた「ぷりんの柿ピザトースト?」
僕に作れって書いてあったけど、作ってもらってしまった
 蜂蜜、干柿、バター(諸般の事情により半面)
 
 心霊写真ではない
 バターのある方食えたんだっけ?


一応配慮して、はちみつと砂糖控えめになってるけどそれでもうまかったよ
不思議に「柿」って感じじゃない感じだったかな
干柿でやるとうまくまとまると思う

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

干柿

2014-11-07 23:52:04 | 食物
私が送ったって言わんといて と届いた柿
段ボールいっぱいあったんで食べきれなくて・・・
「干柿にしてみようか」という提案が隣りから来た
干柿と言えば渋柿が相場
これは一応甘柿、あいやいや立派な甘柿
干柿なんかになるのか?
   

なった

我慢しきれなくて、ちょくちょく食べてたけど今日が一番うまかった
国産干柿 市田柿みたいな味

   
こんな風に外で干し、最初の日は扇風機で風を当ててたとか



仕事場には毎年たくさんの渋柿が生る
昨日、ユウスケに脚立に乗ってもらって、大きな枝を3本のこぎりで落としてもらった
そして夜、・・んちへ持って行った
今夜
   

実験的に仕事場の柿も干柿に変身済み
結果も確認済み
やたら種が多い柿だけど、味は多分間違いなしだ
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハイキュウ

2014-11-05 23:41:52 | 仕事


さてこれはなんでしょう・・・
四角い木材(これは米ヒバです)を4本のツメに打ち込んで回転させて頭を丸く削ります

次にそれをツメから外してひっくり返してお椀型の受けに打ち込みます

丸いのに丸いのを打ち込むとこれで回転します
こうやって少しずつ削るわけです
決して一度にたくさん削らずに・・
下手するとぶっ飛びます(笑)

顔に当たったことも有ります
痛いよ~~当たると
ほら、このくらいにしておきます
何を作ろうとしてたか、もうお分かりですね
球です
お椀型受け これです


両方削るとこんな感じになります

この時点では決して削り過ぎないこと
こんな楕円型でいいんです
今まで、この四角の穴がくるくる回る位置で両側から削りましたが、今度は90度ずらして穴が正面に来るように回して削ります
こんな感じです

この状態で回すときれいに回らずにバタバタしています
そのバタバタをまた少しずつ削ってゆく

そうすると楕円の長いほうの部分が少しずつ無くなって球に近づいてきました
上の写真だけはクリックすると大きくなるようにしましたから見てみてください
まだ削れてない部分がありますね
この部分がちょうど無くなるときが「球」になったとき

これはまだ片方だけ  片球です
同じように四角穴を向こう側にして打ち込んで残りを取ると

球になります



はい、球
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする