木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

こういうことを考えるという病気

2009-10-30 23:54:27 | Weblog
今日は遅くにといっても8時ちょいすぎだがマックに行って娘と二人分の夕食を買ってきた
彼女はセットもの頼んだけど僕はいろいろ検討してエビフィレオ単品
デニーズではカロリー表示がしてあったけどマックはないなぁ って言ったら
娘が携帯取り出して 「検索すれば出てくるよ」 という
グラコロはどうかといえば500キロ台
その中でエビフィレオが確か370くらいだったんでそれにしました
500ちょっとに収めたい
で帰りにもうちょっとサラダでも買おうとコンビニへ
フレッシュ野菜が37だったがもう少し贅沢したい ってことでコーンとツナとゆで卵半分のサラダ117kcalのを選んだ
そうしたら490くらいじゃんね
おっと最近はドレッシング別売りだったなぁ ってことで21円出して加えた

で帰ってエレベーターの中で 娘に
「まさかこの小さなドレッシングが100あったりしてな あははは」
「とうさん 121kcalだよ」  
だって老眼で見えなかったんだもん

というわけで少し食べてもらいましたが
食した時間が8時半
やや多めのカロリー
明日の朝が怖い
いやもしこれで朝の血糖が100くらいだったらいい気になるんで
170くらいあってもしょうがないかな?
(150くらいにしてよ・・・)


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退院2日目~

2009-10-29 21:22:17 | Weblog
ってさぁ
今まで題名つけるの簡単だったけどこれからはまたひと苦労しそうだなぁ
特に1日入院だったから日付自体が相当の日だったからね
題名ってそれ一つで記事が生きたり死んだりするときもあるよ

今日からすぐ出社 会社じゃないけど。。
でもいろんな処理をしてたら 実際の仕事は全然捗らなかった


きのう書き忘れたけど
例のエグザイル君も一緒に退院でした
一つ驚きがあった
彼若く見える44歳だけどなんと彼女は23歳だって
犯罪じゃんね
彼女のお母さんが47歳だから 認めてもらえん って言ってた
彼女は三浦?神奈川県?で親の死に目に会えない可能性があるから名古屋で暮らすのは疑問符がつくんだってよ
なんか若いなぁ と思った次第
退院の支度しながら 服を畳みながら嬉しそうに話してた
「どこで知り合ったん?」
って聞いたら天理教の天理市だって
修行の時同じグループになったらしい
そういう修行ならしてみてもいいなぁ(笑)
彼今失業中で外出してハローワークなんか行ったりしてた
もの作りが好き なんて言ってたんで僕の知り合いの木工所のこと話してたら
「紹介してもらえます?」 って一応僕の電話番号だけ控えてゆきました
さて電話かかってくるでしょうかねぇ

最後に
「かっつんさん(とは言わんけど)話しやすくて楽しかった
 僕の兄貴にどっか似てるんですよね」って握手を求められました
C型肝炎からの脱出に成功してほしいと心から願っています

もう一人 先に退院していった隣の部屋にいたTさん
僕に握手して出て行った彼もC型肝炎の治療のためその前に血糖値の調整
そのあと心臓病の治療を他の病院で経てからまた再入院してインターフェロン治療をする
彼は今年離婚 財産全部奥さんに渡して裸一貫一人での生活
情けないことに生活保護を今受けてる って言ってた
でも人を雇ってまでしてた仕事にまた戻って幸せな未来を築けそうな気がしてしょうがない
仕事に失敗したわけじゃないから 彼はまた立ち直るだろう

みんながんばれよ~~
オレもな~~

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28日目~ 最終日

2009-10-28 20:48:06 | Weblog
今日はなかなかパソコンを開けられなくて・・
昼前に息子が迎えに来てくれて といっても荷物だけ積んで僕は病院に置いてあった自転車で帰宅
その前に途中にあるデニーズによって昼飯食ってきました
ここはまともにカロリーが書いてあって選びやすかった
一日の摂取カロリーは今のところ1600kcalあたりが目安
80kcalを1単位として一日20単位の摂取量
それをさぁちょっと誤解してて一日2000kcalだと思って700kcalでいいかな と思っちゃった
で708kcalのチキンの炒めたの頼んで息子に5切れのうち一つ上げたから大丈夫だと思い込んでしまったが
あとで考えたら少し食い過ぎか・・
ちょっと歩いたりしたけど夕方の血糖値は140でした
も少し下げねば
・・でもあんまり神経質になることもないような気がしないでもないかもしれない
でもやっぱ守らねばね
で、夜はおにぎり一個にかぼちゃの煮物 ちょいと佃煮だに
これから何にも食べちゃあかん


話が飛んじゃったけど入院費約24万
でも事務の人が区役所へ行って高額医療費補助の手続きしてくれば窓口で安くなりますよ
と言ってくれたんで 退院の時に払わずに先に区役所へいってから支払
その結果118300円 医療費が9万弱であとは食事代かな
それから血糖値を測る機械代も入ってるな
1万円弱だと思う

それとか長いこと行けなかった歯医者へ行って
お客さんとこにも寄って
何にも実りはなかったけど
夕方までかかった

あ~~普通の夜
ちょっとおなかがさみしいけど・・
ニャミがもうくっつくくっつく
この前の外泊の時も一晩中くっついて寝てた
こんなのにもててもねー

そうそう「婦長への手紙」1枚お礼の便箋を加えて今日「声のボックス」へ投函してきました
師長様 という表書きでね
これで直接対応しなくてもよくて あったことの事実も伝わるはずだし お礼も言ったし・・
患者の声はやっぱり看護にとってプラスになると思う ちがうかぁ


ということで帰ってまいりました
看護師さんにも優しい対応してもらえたうえにここでもあったかい言葉をほんとにありがとう
明日から普通に対応するつもりなんでよろしく
ホントにホントにありがとうございました

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27日目~

2009-10-27 18:52:20 | Weblog
CEA CA19-9・・・
腫瘍マーカーって聞いたことある?
どうも主治医の先生があわてて 大きい病院で検査してもらいなさい と言ったのは
この値が大きかったからのようでした
もちろん 血糖値の600越えはそれだけで異常中の異常だけどね
いまここにCEAの悪かった時の値があるんだけど 6.3
0~5ってのが正常な値 アタイはだめだったわけよ
でも知らぬが仏 そんな異常値だとはじめから知ってたら癌じゃないかと気に病んでいたことでしょう
この値は健康なら0ってわけでもなくストレスなんかでも数値は上がるようです
逆に言うと正常範囲内なら初期癌以外の癌ではない ともいえるのかな?
初期ではこの数字が出ないらしいので・・
19-9のほうは悪い時の数値は載ってない
最近のやつでは0~37が正常で17.9だとか
これらの指標は すい臓 大腸 胃 胆道 肺 子宮などの癌に対してのもののようです
と携帯でネットに入って調べてみた


エコー CT MRIで異状なしだった上にこの数値も正常になったんで退院してもいい
ということで明日退院となりました
たくさん励ましの言葉をいただいてこの上なくうれしかったです
毎日コメント読ませてもらってお返しもしなくていいなんて 贅沢贅沢
退院したら少しずつですがお礼に伺います
本当にありがとうございました


周りの様子を少し・・
向いのベッドのエグザイルはじっとしとりません
土曜日の朝外泊と言って結局今日の朝帰ってきました
そして昼飯を食うとすぐにまた外出
今の時間6時37分 夕食の時間を過ぎても帰らず
ええのかいな
あす3回目の注射の日です
全然副作用らしきものがないんだね
彼も退院は早いでしょう

対角線の彼は30代くらいかなぁ・・・
詳しくはわからないけど下痢が止まらんで
体重がガタ落ちで食欲もない
飯の時間になっても寝てばかりで看護師さんに何回呼びかけてもらってることか
手のかかる患者だ
一週間以上一回も会話したことなし
暗い 身体面の大きな障害はないようなので精神的なものかもしれない
おかあさんがしょっちゅう世話しに来るけど
たいへんだね

あっ エグが帰ってきた!

看護師さんの話も少ししようかなと思ったんだけど
またうつつを抜かしてるとか言われそうなんで や~~~めた  っと
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26日目~

2009-10-26 13:48:41 | Weblog
昨日は外泊許可をもらい午後から自宅へ帰りました
入院中はほとんどテレビを見なかったんで二時間以上録ってあった番組を見て
それから夕食の買い出し といってもパック寿司買ってこようと思って出かけたのでした
980円のが半額になってたんで娘の分含めてにぎり寿司2個
他にお茶を買ったくらい
全部食べるとちょっとカロリー摂りすぎかと思って娘にいくらとシャケを渡した
そして林檎を1個の3分の一くらい食べたかな?
その結果 今朝の血糖値 157  やべ
まだ1単位がどれくらいでどのくらい食べてもいいか全然把握してなくて
勉強を強要される羽目になりました(昼前は119)
午後からまた勉強会っす いやだっす(本音)


昨夜は少しネットに入りましたが思うようにはできず
久しぶりのPCが自宅にあったんで娘もCDを取り込みたいということで彼女に貸してしまった
それで10時ころに寝床について本を読もうとしたけどあんまり進まない
病院にいてテレビもネットもない世界にいるとホントよく本が読めることに気付いたのです
もう13冊ほど読んだ
これは普段の僕の読書量から見たら奇跡的な数字です
その内容はたいして身になるものではないけれど本は読めるものなんだという自信にはなったかな
退院したら少しインターネットから離れたほうがいいのかもしれないとちょこっと思ったりもした
今まで日記書いてコメント書いてコメ返し書いて・・それも楽しかったし、だからこそこんなに励ましを受けることもできたんだとは思うけど
反面、何かを身につけ損なってはいないかな? という焦りみたいなのを改めて感じたりもしました
こんなこと書くとここを見に来てくれてる人には失礼なことだとはわかってるけど
感じてしまったことなんだからしょうがないね
でももう向こうの日記から数えると6年くらい書いてるから止められはしないと思うけど

書いてると自分でわかるじゃん
自分の言いたいことを素直に書けて やったぁ と思う時も
ただアップしただけのしょうもない記事もある
まだ時々書き終わったときに充実感を味わうことができるときがあるの
だから止められんのだよね
日記を書くっていうのは自分を客観的に見ることができるときがあるし
精神衛生上すごくいいことなんだってね
しかもそのひとりごとに誰かがフォローのコメントしてくれたりすれば鬼に金棒
逆に一人でもその独りよがりにクレームがつけばいっぺんに冷めてしまうこともある
幸い今までそういうことは一回もなかったけどね

わがままな私ですが遠くからながーい目で見てやってください

たくさんのコメントありがとう

みるここさんのヌード写真には度肝を抜かれました
でもよくわかります
そしてちょっと悲しい
それなのにそんな明るいのに頭が下がります
元気に頑張ってください
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24日目~

2009-10-24 17:58:59 | Weblog
今日は7000歩ほど歩いてきました
金山から大須にかけて と言っても分からんよね
金山はちょっとしたターミナル駅
中央三井信託銀行って店舗の少ないところの通帳の付け足しをしてやろうかな
と思って行ったのですが今日は土曜日で思うことが出来ず
残高確認だけしかできなかった
この通帳はコカ・コーラの自販機の売上手数料が入って
スカイパーフェクTVの利用料が引かれる
それに年に一度ウィルコムのアンテナショバ代が振り込まれるもので
一年間ほかっとくと13万くらいは入ってる
これが年末のピンチの時に助けてもらえる金額になる
今回もこれで治療費は何とかなりそうだ
保険金は生活費だな

ちぇ 書くことないとどうしてもぶっちゃけ話になっちゃう

大須の方に歩いてゆくと人通りが多くなる
ここには観音さまがあって昔からの商店街がある
これだけ寂れる商店街が多い中 ここは実にうまく立ち回って今の賑やかさを保っている
僕が子供の頃はもともと少ない娯楽施設
ここには映画館街があった
いくつかの映画館があって、庶民の娯楽の中心的存在だったから今にも増して賑やかだった
前にも書いたことがあるけどこの通りに信長が父親の葬儀の際 香を位牌に投げつけたという万松寺というお寺がある
その後パソコンの街として有名になり、今はなんだろうな古着と外国人の街でもあるかな
そこをちょっと店の中を覗きながら歩いてきました
ちょっと小さめのあのどこでもネットがやれるパソコンええなぁ
あれ持ってたらここでも何の造作もなく繋げれるんだけどね
でもまああと一週間くらいの辛抱ですから


ちょっと みるここさんの退院そんなに早いの?
今読んでる「孤高のメス」にマンマっていうの?
乳房切除のくだりがあってその患者はそのまま背中の皮膚を取って再生手術と相成る
こんな生々しい話ゴメンよ
この早さの退院ならあったとしてもそれは次の機会なんでしょう
とにかくまずは無事にご帰還されるということで
よかったね
安心しました
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23日目~

2009-10-23 11:55:06 | Weblog
隣の人の鼾うるさくないといいね と言ってもらったんだけど
僕にとっては強烈でした
一応10時半に手元の電気を消して
眠りについた
その時もけっこうな鼾をかいておられたんで どうかなぁ とも思いながら布団をかぶって
一時間意識がなかったけど11時半に目覚めた
すごい・・・

入った時の事情聴取の時にちらっと聞こえた
「鼾と無呼吸防止の器具を持ってるんだけど ここへ持ってきた方がいいでしょうか」
そしたら 奥さんが
「まあ今日ところはいいんじゃない 様子見てて必要なら持ってくるし」
看護師「そうだねあわててすべてやることもないし」
・・・で終わってしまった
持って来いよぉ と病室の中心で心の中を叫んでみたけど 届かず


11時半・・・
無呼吸なの? 鼾が止まる
1分くらいすると ガルって大きな音を立ててまた規則的大音量のそれが始まる
そして5分くらい連続的でありながらかつ少し抑揚をつけたそれが演奏され
静かになったかなと思った瞬間
何かセリフが入った
意味は分らんけどなんかしゃべってる
一瞬の静寂  ガガガガル~~ ってプレリュードに乗ってまた次の章が始まる


あ~~ちょっと泣けてきた
12時半になった
立ち去るわけにいかないコンサートホール
しょうがないからトイレに立った
誰もいない廊下で立ち止まった
右へ行くと病室 左へ行くとナースステーション
とりあえず右413の前に行くと外まで聞こえる大音響

ここは我慢するところじゃない
回れ右をしてNSを目指す
「すみません、眠剤もらえませんか?」
今まで幾多の入院を繰り返しましたが眠り薬のお世話になったことは皆無
でもこのまま考え事してても埒が明かんし我慢することもない
「隣の人の鼾がうるさい?」
「いや自分がどんな様子で寝てるのかわからないんで人を悪く言うつもりはないんですが
 とにかく眠りたいので出してもらえませんか?」
続けて「それとできればですが 自宅に鼾防止器具をもっておられるようなので 病院内でも装着してもらえるとありがたいのですが・・
僕からは言えません」
「わかりました 薬飲むってのはこの時間が限界だね」


即飲んでその賑やかな病室に戻りましたが・・・
すごい 10分ほど記憶があったのですがあと朝の7時頃まで全く記憶がない
いつもは多少の夢くらい覚えてるんだけど その記憶もなかった
気持ちいい朝 眠剤のファンになりそう


朝、看護師さんが隣の点滴の準備に来ました
「あのね 無呼吸防止の器具ね お持ちになってるってことでしたでしょ
 今夜から装着して下さる?
 それから 部屋変わってもらいますね
 そういうのつけてる人も他にいますから一緒の所へ。」

僕はそこまで要求もしてないし邪魔にしてるわけでもない
いかにこの環境の中で過ごしていけるか 考え中だっただけ(また眠剤に頼ろっかなとか)


血圧測りにきた看護師さんに 口の形だけで
「ボクガオイダシチャッタノ?」
「ゼンゼンチガウヨ トナリノ4ニンベヤガアイチャッタカラダヨ キニシナイデ」と小さい声で答えてくれました
人間的には善良そうな人で文句はなかったんですけどね



ちょっとぉ オレがレスしないと思って最近言いたい放題じゃあーりませんか
永遠の28歳だとか高校生?  んも~~
コメント欄に嘘発見器を付けときたいくらい
それになに? 看護師さんにうつつを抜かしとるだとぉ
言ってくれるじゃねーかよー
でもまあ全否定すると発見器の針が振れるかもなぁ

いつもさんきゅ

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22日目~

2009-10-22 16:47:22 | Weblog
ごめんごめん 昨日の記事でみるここさんの手術が無事済みました
と最後に書くつもりだったのに書き出したらすっかり抜けちゃってました
ご本人からありがとうコメもらっちゃって・・
そんなにすぐ書けるんだ 
今の医療技術はすごいねー
早くよくなってください
えへへ 僕がずっと言われてる言葉ですが

というわけで昨日の検査の結果は
急いでれば明日退院でも別に引き留めない くらいな感じでしたが
諸々の事情を鑑み もうちょっとおらせて貰うことにしました
えろぅすんません
ていうかね このまま社会の荒波に揉まれるのはちと自信ない
もうちょっと運動をして体力つけてからにします
というわけで今日から 運動療法と題しての散歩が加わりました
さっき6600歩程歩いてきました
目標はこの前行ったブックオフ
まだ行ったばかりなんで置いてある本は変わり映えしなかったです
あれから「容疑者Xの献身」は勿論
大鐘稔彦の「孤高のメス」1・2を読み終わり(4と6も105円で買った) 3を捜しに行ったのだがなかったんでここで中断だな

火水と空いてた隣のベッドに新しい患者さんが来ました
仕事はリタイアしてボランティアに明け暮れてる人のようです
事情聴取の時間 僕は風呂に入ってたんで 病名とか家族関係とか聞けず仕舞いですが
イビキはかくかも と・・
今まで自分以外(自分ではわからんので)は静かな病室だったのですが今夜からどうなるのでしょう
ちょっと心配

ぶっちゃけね もし入院保険に全く入ってなかったら無理してでも明日退院したかも
1日入院してると今いくら出るのか知らないんだけど
入院当初の一日の治療費ならともかく これだけ続いた一日の治療費よりもその保険金の方が多いはずだしね
ただ無用に延ばそうとしてるわけでもない
昨日娘が封を切ってない郵便物をたくさん持ってきてくれたんだけど
そのなかにアリコの入院保険の開始案内もあった
今年の初めに電話がかかってきて「がん保険・入院保険入りませんか」と言われて入ったんだよね
ここに証書もあった 見方がよく分からんけど多分一日10000円かな?
後、仕事場でかけてる疾病保険が日額6000円(掛金2400円)
他に簡易保険もかけてるから・・多分働いてるより・・ねぇ


備えあればなんとやらです
生臭いお話でした。。。
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21日目~

2009-10-21 17:20:33 | Weblog
今日は朝から血液検査の連続
7時半 10時 11時半 14時 17時半 20時 23時
7回も採血がある
これで一日の血液の状況を見てよければ退院の決断が下されるらしい
4週間って言われてたから予定してたのによ
ってまだ分からんけど・・
一応 この三日間の血糖値の推移は
19日 101 159 97
20日 105 127 118
21日 91  99
とまあこんなもんです
これは正常値と言える値 正常位じゃあーりませんぜ

他には中性脂肪とかコレステロール値がちょっとやばい
尿酸値もちょい高
この辺の値は少しくらい高くても入院継続に理由にはならんだろうけどね
さてどんな結果が出ますやら
いい結果で「もう少しおるか?」 が一番ベストだが
そう贅沢も許されないでしょう
勿論結果が悪いのが最悪なんだけどね


ちょい他の患者さんの様子
隣のアシガ・さんは月曜日に退院
これはうれしいそれではなく大きな病院で放射線治療のための退院なので壽マークは出せません
サムライおやっさんの後に入ったインターフェロン治療の彼はええおとこです
44歳とは思えない外見 エグザイルみたいな恰好してる
離婚歴あり 独身
今まで静かだったけど昨日からやけに話しかけてくれるようになっていろいろ情報入手
インターフェロンとはC型肝炎のウィルスを肝臓から追放する注射治療
ただ注射だけみたいだがその後 熱が出たりだるくなったり鬱になる人もいるらしい
その注射を24週続けるんだそうだ それもうまくいってそのくらい
その倍とか3倍とか打たないと効果が出ない人もいるらしい
それでおやっさんの頃は保険が効かなかったんで400万とかかかったらしいんだけど
今は収入に応じて治療費が決まる
ちなみに彼は今失業中なのでやっすいらしい

今日急に「○○さん(僕の苗字、木工品もらってくれた人は知ってるよね)歳に見られないでしょ?
     オレくらいに見えるよね」
と言ってくれました 
「うん たしかに・・ 一昨日おふくろが談話室で話してたばあちゃんは僕を見て
 25歳?って言ってくれたわ カッカッカ・・」 と調子に乗ってみた

その人はボケてないぞ ただちょっと目が悪いかもしれんけど
ボケてる人からは「ボウ」だかんな
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20日目~

2009-10-20 11:47:59 | Weblog
この前外出した時 古本屋に寄って東野圭吾の「悪意」ってのを一冊買ってきた
こいつがけっこうおもしろくてね
僕には珍しく一日とちょっとで読み終わった
彼の作品は「放課後」って乱歩賞を取った作品を読んで
おもしろいな と思ったけど次の作品を待ってるような待ってないようなで遠ざかってしまってた
その後の活躍はもちろん知ってたけどなんとなく触れられなくて
で、この機会に読んでみようかと思って
どれを読もうかと裏表紙のコメントを読んでいたら
 東野文学の最高峰
などという言葉が最後に書いてあったんでこれを選んでみた

やっぱさすが売れっ子作家
最初の3分の一くらいで犯人は確定される
何故そういう犯罪を犯してしまったのか
これが主題だ
加賀恭一郎という刑事が出てくる
彼が魅力的に描かれる
彼が真理を追求してゆくその過程がおもしろいよ
そして僕も犯人に最初に投げかけられた先入観にしてやられた


それで「赤い指」「宿命」を連続で読み終え
昨日の夜遅くから「容疑者Xの献身」を読み始めた
もう6割読んだかな・・・
これは最初から犯人が分かってる
それをテレビでも有名な「湯川学」が解き明かしてゆくのだろうが
読者は「解き明かすな」と思いながら 読み進めてゆく
さて直木賞をとった作品 これからどんな展開が待っているのでしょうか
午後から外出なので夜しかわかりません
でも湯川が出てくるとどうしてもあの顔が出てきちゃうんだよね
どうも映像的に捉えちゃうんでちょっとジャ~くさい(笑)
とマシャファンには鬱陶しいコメントでござんした


大分安定してきた血糖値
明日一日何回も血液検査をして
その結果が良ければ退院という言葉が出てきました
 えっ!
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19日目~

2009-10-19 16:34:47 | Weblog
今回生涯4回目の入院だがこの病院の看護師さんはいやだなぁ
と思ったことがない
今回の「婦長への手紙」の一看護師はさすがにいい印象ではないのだが
それとてもその後の様子を見ればいまさら非難するつもりもない

22歳の時痔の手術をして2か月入院してた
この時はオレ結構人気者で院内一の人気看護婦さんと噂された経験がある
ある時4階の主任から呼び出しを受けた
「かっつんさん、○○さんに手紙出した?」
とあらぬお伺い
まったくもって身に覚えのないことを言われた
まぁ憎からず思ってたことは否定しないが話もしたことはなかった
僕が入院する半年くらい前だったかに親父も入院してた
その3階で最も人気のある看護婦さんだったももちゃん
有名人だったんでその子と噂になるってちょっと誇らしげな気持ちになったのも確か
3階担当の看護婦さんにこんな消極的な僕がそんなことするわけないのによ
でもなんていうか声かけたら多分デートくらいはしてくれたんじゃないかな という自信もあった
僕は患者としては一級品 模範患者だったのよ
ただこの時は大失恋した直後だったんで消極的だったわけ
でも楽しかったなぁ 痛かったけど

その後、尿管結石レーザー破壊や右手親指骨移植で結構長い入院生活をしてしまったがみんなやさしい看護婦さんだったなぁ

今回もみんなやさしい
眼が急にジジィ目になって不安だった時に廊下で通りすがりの看護師さんにちょっと聞いてみた
彼女は僕が痙攣で苦しんでる時に風呂許可してくれた子
見た目? 内緒だけど くわばらおはら のくわばらかな?
実際はマスクしとるでわからん
戻す
消灯前くらいの時間だったんだけど本を持って来て説明してくれた
糖尿病での目の異常はこうやってなるんだって

他にも腎臓の石のことについてちょっと聞いたらわざわざナースステーションに戻って調べてきて報告してくれた子もいたし
昨日もHbA1c(一ヶ月間ほどの平均的な血糖値みたいなもんかな)のこと聞いたら
彼女もすぐ調べてきて詳しく教えてくれた

特に今の病院はサービス業みたいな意識を持って運営されてるような気がする
その中で看護師さんの優しさを商業的なのかとも思えるがそれはそれでいいのだろう
昨夜の看護師さんはなんかかわいくてキュッと抱きしめたくなっちゃったが我慢した(笑)
でもマスクで顔は分らん
みんな美人に見える 困ったもんや
ただ 僕を叱った看護師さん イエスフォーリンラブ似だったな


みるここさんへのコメ ありがとね
いってらっしゃい
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18日目~

2009-10-18 18:31:01 | Weblog
実に申し訳ないことだが 退屈するでしょうとか 一日が長いでしょうとか・・・
はい と答えてほしいかもしれないけど 本音を言うと
ジェンジェン
今さぁ こうやってのんびり過ごせる一日に感謝してる
昼間っから風呂にも入れるし
本や新聞も読みたい時に読める あきたらナンプレもできる
そしてなんといってもここでのコメントで癒される 
なんて贅沢なことだろうと思う

まあそれも血糖値の数値が予定通り下がっててくれるからなんだけど
今日も 104 151 101 とすい臓を叱咤激励する薬のおかげで僕のすい臓がインスリンを出してくれてるようだ
後はもう少し下げながら それを維持する生活を体に叩き込む訓練かな?

もともと数値はとんでもないものだったのに僕の意識としてはちょっとだるいな くらいだった
勿論朝方の脚の痙攣は別にして
だから病室に入っても苦しいことは何一つなかった
ただちょっと腹が減るだけ
もともと豊かな食生活してたわけじゃないから体重も特別多くなかった
そこから数キロ落ちたんで今の体重がベストくらいかな?
ちょうど 高校生の時の体重くらいだ
振り返るとこうやって飯の時間になると腹が減る そういう感じが懐かしい
大人になるとあんまり腹が減るとこまで行かないうちに何かを食べてる
そんなことはありませんか?
だから飢餓感というと大げさだけど そんな時間帯が人間には必要なことだと改めて感じました


一昨日外出して家に寄ったらにころこさんから「おこらえなして」という小冊子が送られてきてました
彼女のお父さんのお遍路さん日記です
亡くなった奥さんの魂と一緒に四国88か所の遍路旅
病室に戻ってからじっくりと読ませていただきました
きつい山道を自転車で上り下りする姿
僕はにころこさんのおかあさんといっしょにおとうさんの自転車に乗せてもらってるがごとく体験させてもらったのです
この遍路旅自体がおとうさんのおかあさんに対する鎮魂歌なのでしょう
愛に溢れた自転車旅でした
そのおかげの血糖値88?
昨日の記事の「これにはわけがあると思うんだ」
の わけ です

そしてここのコメントにも書き込んでもらってるから話してもいいと思うのですが
よくコメントをくださるみるここさんの入院が明後日に迫りました
自分のことはさておき、僕のことを心配してくださってます
でも僕のことよりたいへんです
一つのオッパイとさよならは一大事ではないですか
ぜひ頑張って元気にもどってきてください
みるここさんのブログは今はないようです
ここでもって がんばれ~~  です
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17日目~

2009-10-17 15:45:50 | Weblog
昨日の午前中隣の患者(例の人)のところへ若い先生が飛び込んできた
「えらいことになった!」
この部屋の人間にはまる聞こえ また先生の声がでかい
「この前の骨の検査の結果が良くないんだわ
 それでちょっと放射線治療をしてもらいたいんだけど
 この病院ではできんから他の病院に行ってもらわなかん
 その相談があるんで 本人さんと奥さん 息子さんにも来てもらえんかね
 日曜日にどう?」
本人は又違う検査に行って留守の間
うっわ そんなこと僕らに聞こえるように喋ってええんかいな
これっていわゆる ガン宣告 なんとちゃうの?
確か二三日前に彼は骨の検査のために 午前中に注射を打って午後から検査室にいったっけ
 
先日退院したサムライおやっさんも同じ検査をして来て
「骨のガンの検査だったけど こっちには転移してなかった」と胸を撫でおろしていたのを思い出した

ということは、ということでしょ


そうこうしてるうちにご本人の御帰還
また先生がやってきた
ここで言わなくてもいいと思うのだが
また僕らにまる聞こえ
「ちょっとなぁ あまりよくないんでよその病院で
 そのちょっと当ててもらわなかんのだわ  ・・・エックスセン」
(えっ X線?)と思ったのだが 本人が
「放射線かぁ・・」という言葉を出した
「うんまあそうなんだけど・・」

後はさっきの話と同じ日曜日に具体的に何処へ行くかとかの相談をしましょう
と話が続いた


最近は本人に病状を隠すという状況が減った
それは言いかえれば治る可能性が昔よりも格段に伸びたからに他ならない
隣のアシガ・・あ、いやいや 親父さんにも頑張ってもらいたいと思っとるよ

しかし先生が逡巡して「エックスセン」 って言った時は
僕 ベッドに寝てたのにひっくり返りました


昨日の朝から毎食前のインスリン注射は一時中断
一日一度の1mmの錠剤2個の服用に変わりました
そうしたら昼213 ヤバいかなと思ったら外出を終えた夕方88に下がりました
初めての100を切った値
多分これにはわけがあると思うんだ
今朝の食前は109 昼前は163

いつもレスもないのにコメントありがとう
無理せんでね
ただ僕の中では思いっきりレスしてますから



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16日目~

2009-10-16 08:57:35 | Weblog
ここは5階建ての建物 1階が診察の場で病棟は2階から4階までだ
各階に談話室というのがある
かつてはここで喫煙もできたらしいが昨今の喫煙者排除運動により最近は病院の敷地全部が禁煙となった
気の毒なことだと他人事ながらそう思う

そうそうその談話室
そこには自動お茶出し機がある 正確にはお茶だけでなく水も湯も出る
僕の病室からは歩いて1分とちょっと距離があるんだが
喉が渇くというより暇を持て余して 時々お茶を汲みに行く





おばあさんが一人 車椅子に乗せられてそのテーブルの前にいる
かつて僕の父も同じように昼間その場所に連れられてきていた
老人は昼間眠って夜眠れない
それだけならいいが 夜中看護師さんの手を煩わせることになる
よってなるべく昼間眠らないようにそういう状況にしているのだろう

でもこのおばあさん父親と違ってるのは、完全に黄昏てるということ
いわゆる 恍惚の人 だ
この言葉はもう死語かな? 最近聞かなくなった

テーブルの上には彼女に必要な物たちが並べられ
いつも何か喋ってる
誰かに対する小言なのか
昔の思い出なのかもしれない
でも僕らにその言葉の意味までは理解できない

何か言葉をかけられた
知らなかった時の僕はまともに返事をした
真面目に彼女の目を見ていてもその意味が理解できなかったから
彼女を理解することができた


彼女はどこを旅しているのだろう
遠い遠い国の何処かか あるいは遙か時空の彼方なのか
楽しい夢を見てて欲しいな と思う

昨日お茶を汲みに行ったら
呼びかけられた
『ぼう!』
僕は坊なんだ(笑)
黄昏るのも悪くないかもしれない
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15日目~

2009-10-15 11:34:49 | Weblog
何日目かの記事にも書いたのだけどここへ来て愕然としてることがある
大変化が起こってしまった

入院して2日で
葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午
を読んだ
いい題名だよね
前に古本屋さんで買っておいたやつ ずっと寝床の枕元に置いてあったのを
入院道具の入ったバッグに放り込んできた
この速さで読んでしまうってことは面白かったという証拠かな
最後になんだそれ~~ と思った
ずっと誤解しながら読んでたということだ
それが作者の意図なんだろうけど
簡単に騙されやがった ウヒヒ と作者に思われるんだろうな

それから短編集の MISSING 本多孝好
1遍読むと連続で読む根気のない僕なので3日くらいかけて読み終わった
小説家というものは何と回りくどい表現をしてページ数を稼ぐんだろう
というところもあったけど まあね
それは彼らの飯を食ってくテクなんだからしょうがないか
と思わせる作品 と言ったらファンの人に怒られるだろうなぁ


このくらいの時はまではなんてことなかった
つまり入院して一週間くらいまでは・・・

病院の談話室の書庫にある本を持ってきた
マンガもあったけど一つだけ小説と呼べるものは
見知らぬ妻へ 浅田次郎  だ
前の二冊は文庫本だったけどこれは単行本
当然字の間隔も広いし見易いはずなんだけど・・・

実は大変化とは急にジジイ目になってしまったということだ
2冊は裸眼で読んでた
ちょっと見難いなぁとは思ってたけど苦痛とまではいかなかった
でも先週の週末 見知らぬ妻へ にかかった時は苦痛を感じるほどまでになってしまった
それで休みに息子に連れて行ってもらったメガネ店で出来合いの老眼鏡780円を買って
検眼してもらった上でレンズを作ってもらうのも注文してきました

今パソコンの画面でさえ眼鏡無しではボケてて判別しにくい
困ったものだ

一番心配なのはこの病気のせいじゃないかってこと
それに関しては大丈夫とのお墨付きはもらってるんですけどね


その代り遠くが見える
運転するためにメガネを新調した昨年の1月の免許更新
2週間前まで必要だったのに 一昨日運転の時裸眼で運転中ちょっとかけてみたらボケやがんの
多分視力検査の数値は上がってるはず
でもどっちが不便かというと近くが見えない方が不便

あ~やだやだ 名実ともにジジィになってゆく


昨夜はよく眠れました
ご心配を掛けます
テレビカードは犬のぬいぐるみの写真で・・・ふつう(笑)





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