木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

時の流れ

2014-12-02 23:27:22 | 生活
録画済みのリストの中から「おやじの背中」って言うのを見てみた
別に録ろうと思って録った番組じゃないけど、連続で録画してあったので第一話だけ途中まで見た
松たか子と田村正和が出てくる
僕らの世代から見たら、田村正和といえば二枚目代表格みたいな印象があった
その人が・・おじいちゃんになってるなぁ って印象
勿論そこいらにいるおじいちゃんではなくて、二枚目ではあるけど


今日は午後から春日井のいつもお世話になってる同業者の工場へ息子と二人で行ってきた
そこの社長の知り合いのおじいさんが例によって廃業のため、処分した機械を分けてもらうためだ
丸棒サンダーと言って丸棒を作った後、これを通すときれいにサンダー掛けができるって代物
自分ちにもあるけど、時々調子が悪くなって修理屋さんにお世話になってるから いつ終わりが来てもいいように

高速を使ったから一時間もかからずに到着
リフトで釣って簡単に軽トラに乗せた
時間の余裕があったので、しばらく会ってない人の顔を見てこようと思った
春日井の中心街で「しなの」という名の喫茶店を経営してるSさん
何年振りかなぁ・・・さっきこの日記で前に行った日時を調べてみた
2011年8月11日。この日は3時過ぎに行ったら、閉店3時だったので会えず仕舞い
その前を検索するとなんと2007年9月13日だった
その時が最後だとすると、もう7年も過ぎてる
おじいさんになってしまった とその時思った彼は田村正和どころじゃなくて
背中は曲がって、手すりを頼りにしないと前に進めないくらいになっていました
そして耳も聞こえにくくて本当に僕のことがわかってるのかどうか怪しいくらい
大きな声で話しかければ、反応はある
15歳違いだと思ってたところが実は20歳違いってことが判明した
とするとポタより3歳若いだけ
僕の母親を追い越してしまったんじゃないかというくらいの印象でした
勿論、病気のせいなんだろうけどね

時の流れはある意味残酷
あんなに理路整然と人を諭す立場だった人が・・・

僕もあなたもあの人も、いずれその日がやってくる
しかし、これは公平ではない
100歳でも矍鑠としてる人もいれば、その半分くらいで老いを認めざるを得ない人もいる

出来れば人に迷惑をかけないように終わりたい。。

コメント (2)
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