木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

2017-10-26 23:30:31 | 家族
アンジャッシュの渡部建のファミリーヒストリーなるものを見た
この番組の存在は知っていたけれど、見るのは初めて
録画で見せていただきました
見た じゃなく 見せていただいた感

血というものは何と不思議なものなのでしょう
その人があったからこの人がいる
彼の一種独特な上品さ?はそうやってできていたのか と納得した
まず母方の祖父の存在感の大きさ
いやいや その前に母方梅本家は南北朝時代から天皇を警護する役を仰せつかっていたとか
武士から農民へそしてその時の功績が認められてまた武士へ
その変遷もそこいらの家系ではお目に掛れないもの

そして祖父の存在へとつながる
その人は満州にあった泣く子も黙る満鉄のエリート

97歳の女性が涙ながらに「あの人のおかげで私たちは生きてこられた」
この人の旦那さんが中国兵に銃殺される直前にその前に割って入って兵士と交渉して助けてくれたのだと
「あの方のお話を聞くと涙が出ます。 良くしてくださいました」その後に
「私だけじゃない、みなさんにですよ」 と
おじいさんの偉大さを感じる話が続きました

そして母方だけじゃなくて父方の話もすごかった
尊敬されるお父さんでした

 とここで動画を貼り付けたのですが まだアップされてませんでした
 ご自分でお探しください
 僕はとてもよかったです

しょうがないから書くか
お父さんは無口でいろんな歴史を息子には話してないようです
長崎出身、優秀な成績で九州大学を出て、東芝に入社
特許の数は多数
3億円事件の被害金は自分がもらうはずだったものだそうです
そしてその後リニアの開発に尽力


たくさんの人の血が混じってその人がいる
そしてその先人の足取りはそう簡単には把握出来ない
実際、父親や母親が経験してきたことのうち僕らに伝わっているのはその何分の一しかない
その父母 その父母 となればもう跡形もなくなってしまっている


そうやって見ると 僕たちがこうやって綴る言葉は残るかもしれない・・・のか?
やっぱ 残らん方がいいですね(笑)


 
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする